「みんなの演奏を見て」 さりー

5月16日

 今日はみんなの演奏を見ることができてとても嬉しかったです。
 昨日の夜はあまり寝れなくて、また暗いスパイラルに落ちてしまいました。生理前というのもあると思います。
 今日は朝からみんなが綺麗にお化粧をして、衣装をきて、色々と準備をしているのを見ていると昨日の夜とは違って暖かい気持になっていきました。たけちゃんを抱いて12時15分から始まる演奏を見に、体育館へ行きました。今日は特にお客さんが来たわけではなかったけれど、それにもかかわらず、しっかり気持を作って緊張感をもっていたみんなが本当に、とても美しかったです。
 
 初めて見たシャンデリアの演奏では、赤く、華やかな衣装を着た力強い、気持を出している、表情をつくっている、希望を与える様なダンスを踊っていたれいこちゃんの周りに、綺麗な白くて神秘的な衣装を身にまとったみんなが、れいこちゃんを引き立てながら振りを揃えて踊っていました。でも引き立てるだけでなく、人数は多いけれど、一体となってなにか力強いモノを発信していました。れいこちゃんを引き立てながら、みんなは独立した力にも見えました。その列によるダンスは情緒深く踊っているれいこちゃんの心の中をのぞき込んだときに見えるだろうものにも見えました。あるいは、れいこちゃんを外から、なにかしら目には見えない形として存在している気持なのか、価値観なのか、愛情なのか、やさしさなのか、れいこちゃんを強く支えているものにも見えました。見ていると涙が溢れそうになりました。
 
 今日は私は見学でしたが、前にはドラム隊でドラムを叩かせて貰っていたこともあるサムナイツの演奏も見れてとてもとても嬉しかったです。りゅうさんが演奏が始まる直前までガチガチに緊張していて、良いものにしたい、と思っているのが分かりました。とても素敵でした。演奏が始まるとすぐに涙が溢れてしまいました。色んな気持が自分の中で暴走しました。自分も演奏したいという気持だったり、でも自分は今はまだ気持がグダグダで、演奏したとしても絶対に良いものにならない悔しさだったり、一生懸命に、明るく、一人一人が心の気持を、言葉を使わずにダンスだったりドラムだったりコーラスだったり表情で、表に出している姿が本当に希望に溢れた強い力として感じ取りました。ダンスをしているみんなはやさしい、強い、でもどこか切ないと同時に先は明るいと言っている様な笑顔を浮かべながら踊っている姿がものすごく綺麗でした。
 
 ドラム隊のみんなはキリッとした表情で自信に溢れたたたずまいで楽器を抱えている姿がとてもかっこよくて、この人達について行きたい、この人達は強い、この人達は希望だと感じました。自分はまだその中には入れません。入るには強くならないといけないです。まだ依存の中、暗いところをさ迷っている心の一部を取り除かないといけないです。今日はサムナイツの演奏を見れて本当によかったです。気持が正されました。負けるもんか。強くなってやる。演奏が終わった後に、お母さんに、「サリーも薬を切ってまた入ればいい」と言ってくれて、涙が止まりませんでした。たくさん心を使った感じがしてなんだか疲れました。良く寝れそうです。
 
 そして、今日じっくり見学させて貰って思いました。なのはなの演奏は、上手く説明ができないのですが、明らかに「なにか」を発信していました。見ている人の心の奥の柔らかいところを触れるような、かき回すような、包み込むような、圧迫するような、たたき起こすような、手をさしのべるような、刺すような、やさしく撫でるような、希望そのものでした。表現すると言うことはこういう事かと、初めて分かったような気がしました。とても嬉しかったです。