「桃の本摘果」 りな

5月15日

 昨日から、桃の本摘果が始まりました。今日は土曜日で、お仕事組さんのよしえちゃんやゆずちゃんもいて下さって、あんなちゃん中心にたくさんの人で桃の摘果を進めることが出来て嬉しかったです。

 桃の摘蕾から始まって、いよいよ最終的な数を決める本摘果が始まってとても緊張しました。とてもたくさんあった蕾だけれど、今は予備摘果されて、15センチ間隔に1個の割合で小さな桃がすくすくと成長しています。今は直径3,4センチぐらいの実になっていて、日に日に大きくなってきています。桃の毛がちゃんとふわふわ生えていて、どの子もとても可愛いなあと思います。
 
 本摘果は、30センチ間隔に1つの割合で、桃を間引いていきます。本摘果で選ばれた桃だけが、袋掛けをされて、成熟した樹熟し桃に育ちます。この段階で、最終的に大きく育てる桃が決まるんだなあと思って、ドキドキしました。一人ひとり責任を持って、作業したいと思いました。
 
 昨日の続きで、開墾17アールの摘果から始まりました。あんなちゃんが、早生品種は17日ごろに硬殻期が始まるから、それまでに本摘果を終わらせたいんだと、伝えてくれました。桃にとって硬殻期は一番デリケートで、桃が子孫を残すために種を作る期間だから、妊婦さんのようになっているんだよ、とあんなちゃんに教えてもらったことがありました。もう、その時期に差し掛かっているんだなあと思って、心が温かくなりました。17日まであと2日なので、今日の作業時間を大切にして、作業しようと思いました。
 開墾17アールの全ての木の本摘果を終えて、次は奥桃畑に向かいました。奥桃畑には、はなよめ、日川白鳳という品種の桃の木がありました。私は、日川白鳳の桃の木の摘果をさせてもらいました。
 
 日川白鳳は、受粉が上手くできなかった小さい実が少しありました。4月の霜に当たったからかなあと少し心配していたら、あんなちゃんが、品種によっても受粉がしやすかったり、しにくいという違いがあるんだよ、と教えてくれました。桃の実や、桃の木ではあまり品種の違いは分からないけれど、品種によって受粉や成長の違いがあるんだなあと思って、あんなちゃんに教えてもらえて嬉しかったです。

 桃の実が一つ一つ重みがあって大きくて、摘果をするのが少し可哀そうな気持ちもありました。でも、その気持ちを優先してしまうと、どんどん実を残す量が増えてしまって、本摘果が甘くなってしまいます。あんなちゃんがずっと育ててきた、大きくて甘い桃を作るには、潔さや厳しさも必要なんだなあと思って、私もあんなちゃんのように、的確に摘果が出来るようになりたいと思いました。

 午前で開墾17アールの残り2本と、奥桃畑と、石生の桃畑を進めることが出来ました。空はもくもく雲が出ていて、よく晴れていたけれど、どんどんと雲が暗くなってきて、天気が怪しくなってきました。午後は3時から雨予報だと聞きました。雨前までに目標としているところまで終わらせたい! 午後もみんなで目標を持って、摘果を始めました。
 
 あんなちゃんが、摘果が甘くなっているところ、間引きすぎているところをちゃんとみんなに伝えてくれました。私は、甘くなっていたかもしれないと思いました。まだ私は躊躇いや迷いがあって、スピードも遅いです。だから、あんなちゃんのように潔く、的確に作業できるように、ちゃんと間隔を掴みたいと思いました。
 
 幹の下は、日当りが悪いから、少なめに桃の実を残すこと。日当りの良い高い位置は、多めに残しても良いこと。日当りが良いところでは、甘い桃が出来るんだとあんなちゃんが教えてくれました。枝の中でも一番よいスポットがあって、木全体でも甘い桃が育つスポットがあるんだなあと思って、全体を見て摘果をしているあんなちゃんが凄いなあと思いました。

 石生の桃畑が終わって、最後は開墾26アールの白鳳の6本まで摘果を終わらせることが出来ました。白鳳は、中生品種だけれど、少し実が多くて早めに摘果をしたかったとあんなちゃんが伝えてくれて、「目標まで終わらせることが出来ました。」と笑顔で伝えてくれたのがとても嬉しかったです。午後3時に降るという予想だった雨は、作業時間が終わる5時まで降らなくて、作業が終わるとしとしと降ってきました。お天道様が見てくれていたのかなあと思いました。この雨が、定植されたナスやピーマン、カボチャの恵みの雨になったらいいなあと思いました。
 
 お父さんから、アセスメント演奏がなくなったというお話を聞いて、少し残念な気持ちもあったけれど、お父さんとお母さんが明日演奏しよう! と言ってくださって、とても嬉しかったです。みんなで練習したシャンデリアを、踊れることが嬉しいです。シャンデリアを練習することで、ウィンターコンサートの時の気持ちを思い出すことが出来て、もう一度原点に帰ったような気持ちになりました。自分が自分が、と一生懸命さを見せるのではなくて、一緒に踊る仲間と一緒に鼓動を合わせて踊るんだと、改めて教えてもらいました。真ん中で踊るれいこちゃんを取り囲んで、みんなで背景になるんだと教えてもらいました。自分のために心と体を使うのではなくて、たった一人のために、心と体を使う、それがなのはなファミリーで、私もその一部となりたいと思いました。
 
 完全に依存を捨てて、お父さんお母さんの子として、なのはなの子として、自分以外の、誰かのために生きることの出来る人になりたいです。私はまだ、依存の破片が残っていて、評価に怯えて自分を高く置いてしまったり、守ってしまうことがあります。利他心で心をいっぱいに出来ずに、焦ってしまったり、自己否定をして内側に籠ってしまうこともあります。
 こんな自分を捨てて、なのはなの子に生まれ変わります。支配している利己心の価値観も、拘りも、全てさっぱりと捨てます。一から新しく、利他心で生きられる人になれるよう、変わっていきます。

 明日も、日曜日で、お仕事組さんやりゅうさんがいて下さるのが嬉しいです。明日も精一杯頑張りたいです。