5月11日(火)「夏野菜の主役、ナスとピーマン植え付け!」

5月11日のなのはな

 ナスの定植を行いました。
 昨日の午前に畝の中に肥料をうめて、午後に支柱を立てました。雨予報の日がせまっていて、苗の本葉が7~8枚、12センチポットに鉢上げして、ナスの苗は「早く植えて!」といいたげな様子で、雨の日の期限と苗の大きさで、ちょっと綱渡りをしているような気分でした。
 なので、今日ナスをみんなで植えられることが本当に嬉しかったです。

 

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 朝食前の時間で、畝の修正をし、畝を平らにならし、80センチの株間で、牡蠣殻で印をつけました。
 午前の作業は、印をつけたところを、クワで穴をあける作業からはじめました。
 午前中に終わらせて、早く終われば次はピーマンの支柱立てがある。雨前に植わる野菜たちを思うと、気持ちを強く持てました。
 みんなとスピーディーに一つひとつの工程をすばやく、かつ必要な質を保って、終わらせていきたいと思いました。前日の夜は寝ながら一つひとつの工程をみんなと作業をするイメージを反芻し、エラーがないか考えました。
 
 クワを使って穴をあけるとき、クワをさすのは2回までと決めました。
 みんなで1人1畝入って、一斉に穴をあけていきました。
 穴をあければ、そこに、ナスを誘引するための80センチほどの篠竹を、植え穴の真ん中に差します。真ん中に差すのは、支柱に対して、株の茎を2センチほどしか離さず、近い位置にするためです。ポットの大きさが12センチと大きいため、穴のセンターからずらしてしまうと、誘引するときに、支柱から株まで距離が離れて、誘引しづらくなってしまいます。

 

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 次は苗をおいていきます。
 これは、配膳方式で行ないました。苗の配膳です。
 2人1組になって、畝間に入り、1人の人が、苗がのった育苗トレーを持ち、もう1人がそのトレーから苗を持って、両隣の畝に苗をおいていきます。
 苗をおいたら、いよいよ植え付けです、右手の人差し指と中指で、ナスの茎をはさみ、左手でポットの底をしっかりとささえ、くるっと右回りに180度回転させると、すぽっと培土ごとナスの苗がポットからはずれます。根はまだポットの外にまわりきっていませんが、1ミリもない細い根が外側に出はじめていました。
 
 その苗を支柱の横に置いて、苗をおいて、地表よりも根鉢が出過ぎている場合は、穴は少し掘り足します。そこから、差した篠竹の支柱にぐーっと寄せて、支柱から2センチの距離になるようにし、あとは2,3㎝ほど土を覆土します。上からふわっと押さえます。
 畑の土の中に植わっていく瞬間が、とても嬉しかったです。
 畑の準備が押していて、焦る気持ちもあったため、一つひとつの苗が植わっていくのが少し感動した気持ちになりました。
 そして、ナスにとっては新たなスタートをきる瞬間だなと思いました。

 

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 すべての作業を1人1畝で進めていったので、お互いで切磋琢磨しあいながらスピード感を保ち、みんなで終わらせる! という気持ちで、一体感を持って作業することができたと思いました。みんなの心臓の鼓動が作業が終盤になっていくにつれて、どんどんあっていく感覚を感じました。その空気の中にいさせてもらうことができ、とても嬉しかったです。みんなの姿に、自分の気持ちを強く持つことができました。
 
 植え付け後は、化成肥料を1株に半握りを円状にまいて、そのあとは篠竹と株とをすずらんテープで誘引しました。篠竹で一周半し、クロスして、指一本分入る余裕を残して、株と一緒に結びました。1株10秒という目標で行いました。
 最後に、りんねちゃん、えみちゃん、のえちゃんが水遣りをしてくれました。
 定植がすべて終わったのは、10時59分で、9時37分から開始したので、約1時間半で定植作業がすべて終わりました。
 目標に向かうみんなの気持ちがそろって、結果としてとても効率よく、ナスの定植を終わらせることができました。

 炙られた茶色の、合掌造りに組まれた支柱の中に、緑の葉に濃い紫色の葉脈が入った美しいナスの苗が植わり、ずらっと並ぶナスの苗たちが畑に植わって、とても心地よさそうでした。

 植わったナスの苗は全部で541株。これから収穫に結びつくまで、チームメンバーでしっかりと見ていきます。

(やよい)

 

 

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 今年の夏野菜の主力野菜でもある、ピーマンの支柱たてをしました。
 ピーマンは、今年、石の下畑と半分畑の2枚、昨年の2倍以上もの株が植わる予定です。
 吉畑手前ハウスでは、植え替えもして元気に大きくなってきた株が定植を待ちわびていて、なるべく早く畑に移してあげる目標で、やよいちゃんや大人数のみんなと朝から定植準備を進めました。

 支柱たての作業は、まず支柱をさすための穴あけから始まります。あけみちゃんやどれみちゃんが穴掘り機を使って朝から穴を掘ってくれて、何人かの人たちが、かけやなどを使ってそれらを打っていってくれました。
 午前のナスの定植が予想以上に早く終わり、大人数のみんなとそのままピーマンの支柱たての続きをしました。
 縦竹をひたすらかけやで打っていく人。横竹を畝間に運んでいく人。3~4人チームになって横竹と縦竹をだっこちゃん結び、横竹どうしを八の字結びで結んでいく人。それぞれの役割に分かれて、丁寧さを意識しながらも、スピード感のある空気の中での作業がとても楽しかったです。

 

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 横竹と縦竹は、だっこちゃん結びという結び方でスズランテープで固定するのですが、「1か所20秒でいく目標でお願いします!」とやよいちゃんが何度も声をかけてくれて、頑丈に、でも手早くやることを徹底しました。
 大人数のみんなと動いていると、自分の関わる仕事はほんの一部でも、自分の力が何倍にもなったように感じます。

 午後も、引き続き大人数で支柱たてを進め、何と3時過ぎには完成してしまいました。
 そこで、予定にはなかった定植まで進めることになりました。
 ナスの定植方法と同じように、まずは牡蠣殻で植穴の印を80センチ間隔でつけ、くわで穴をあけていきました。それから、篠竹で仮支柱を穴の真ん中に立て、ポットを植穴に置いたらいよいよ植え付けです。

 

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 1人1畝に入って植え付けをしていくと、文字通りあっという間で、10畝ほどの定植が約10分で終わってしまいました。
 最後、作業が終わるとやよいちゃんが、「今日はみんなのベストパフォーマンスができたと思います。お互いを褒めてください!」ということを言ってくれて、その言葉を聞いたときに本当に達成感を感じて、嬉しかったです。
 今日植え付けをしたピーマンもナスも、いい形で大きくなってくれるようにみんなと見守っていきたいです。

(えみ)