「みんなの中で」 ゆい

5月8日

 とっても良い気分の夜です。朝はまことちゃんと下町川にネギと白大豆の苗床の準備にいき、午前中はなおとさんとまちちゃんと畑、田んぼの草刈り、午後は諏訪神社田んぼの肥料入れと電柵下の草刈りでした。
 何から書こうかと思いますが、時間は限られているので思い付くことから。

 午後にゆりかちゃん、ゆかこちゃんと諏訪神社田んぼの肥料入れに行きました。いつもと違う作業でちょっと気分が変わってとても嬉しかったのと、作業がすごく楽しかったです。みかちゃんとまことちゃんが予め肥料を分配しておいてくれて、それをさらにテミに等分して田んぼの畦に置き、撒いていきました。地域の方が、塩を撒くようにするとよいと声をかけてくださいました。
 1枚目、思ったよりも時間がかかったので、とにかくスピードを上げられるところを短縮していきました。テミに分ける時間、移動の時間、ちょっとした時間が大事だなといつも思います。
 
 3人で肥料を撒いているのがただ楽しくて私は顔がにやついていたと思います。均等に、しかしスピーディに。明日は播種ですが、この作業はこれから先、この田んぼに植わる苗に直に効いてくるのだと思うととても楽しみな気持ちで進められました。
 その後は電柵下の草刈り。いつもとは違う草刈りですが、これはこれですっごく面白いです。極度に集中力を使いますが、とてもうまくいきました。ゆりかちゃんとゆかこちゃんが5時から残ってくれて、溝さらいなどをしてくれたそうです。
 喉が渇いて水筒からお茶を飲もうとすると、色が透明で、お水なんだな、と思いました。しかし飲んでみると、レモン!? とても美味しくて嬉しかったです。

 夕方、洗濯物をさりいちゃんと取り込み、最後の5分でネギとニラの収穫にさりいちゃんを誘うと、一緒に来てくれました。2、3日に1回収穫をしているのですが、今日は行く時間がどうしてもとれなくて、でもどんどん伸びているので今日のうちにとりたくて、と思っていたので、すごく嬉しかったです。さりいちゃんと急いで鋏をもって畑にいき、2人でとってこられて、たった5分だったけれどとても楽しい時間でした。

 そういうわけで、嬉しい気持ちが続いていたのですが、そこに夜の集合のお話がさらに嬉しかったです。みんなの中で何かする、ということについてです。一人にならない方が良いし、苦しくなったりした時ほど動いた方がいいというのはいつもお父さんお母さんが教えてくださることだけれど、私は、ふっと自分が本当にそういう風に変わっていると思いました。

 私は自分で、成長が遅くてとても不安になることがあったり、変わっているのだろうかと思うこともあるのだけれど、確実に、私は変わっているんだよなと思いました。みんなと一緒にいるのは、怖いことじゃなくて、今はとても嬉しくて安心することです。一人になりたいとは思わないです。そんな風に変わらせてもらえたのは、本当になのはなだからだと思い、改めてありがたいと思いました。

 まだまだのところはあるけれど、一人を慎むことも、そうあらねばという発想を自分の中に植え付けてもらえたことも、とてもありがたいです。一人でやると、自分ばかりやらされて苦しいという利己的な発想になることがあるとお母さんがおっしゃって、まさにそういう傾向にあるとき、とても苦しくなります。でも、みんなと分け合ってやっていると、とても安心したり、損得がなくなったりします。これでいいんだな、と思いました。ここからずれずに、人と協力していけたらいいのかと、なんだか嬉しい気持ちになりました。
 こんな気持ちは、なのはなに来るまでは私にはなかったものだったと思いました。自分が変わっているかどうかなんて、自分のことは本当はどうでもいいことではあるけれど、とてもありがたくて、嬉しかったです。

 時間が戻ってしまいますが、午前中に草刈りをしていたとき、ポピーが咲いていました。ああ、こくりこの話だ、と思いながらよけました。お父さんが教えてくださった、与謝野晶子の詠んだうたのことを思い出していました。