「情緒を育む」 ななほ

5月7日 金曜日

 

 夜にお父さんとお母さんが情緒について話して下さいました。「生き物の誕生と死にたくさん見てきて、情緒が育まれる」というお話を聞いて、私はそんなに多くの死に関わっていないと思いました。
 4歳の時に『犬と私の10の約束』を見て泣いたこと。小学校1年生の時に『ハチ公』の映画を見て泣いたこと。『だんまりネナーテと愛犬ルーファス』という本やいくつもの犬の本を読んで泣いたこと。本や映画の世界では生き物の死で何度も何度も泣いた事があるけれど、私は生き物の誕生と死をあまり経験していないと思いました。

 生き物を好きな気持ち。動物と関わりたいという気持ち。

 (私は動物の気持ちがわかる)(私は,本当は人間じゃなくて、犬だったのかもしれない)。小さい頃はずっとそう思っていました。

 私はもう小さな子供ではないけれど、育まれるはずだった情緒を失ってきてしまった部分も多いです。なのはなファミリーでみんなと生活する中で、あるべき人間としての情緒を身に着けて、心を深く耕していきたいと思いました。クロちゃんと遊ぶのも楽しいけれど、やっぱり野菜を育てることも、生き物を育てていることなんだなと思ったし、山小屋キャンプや泥んこ大会などで、お父さんとお母さんからたくさんの事を教えて頂けるのが有難いなと思います。

 

 今日は雨が降ったりやんだりと不安定な天気だったのですが、朝の時間にオクラの畝立てをしたり、日中も桃の摘果を進められて嬉しかったです。以前あんなちゃんに「今くらいの桃は種が無いから、そのままコンポートにできるんだよ」と聞いていて、それを話したらなつみちゃんがポケットいっぱいに摘果桃を摘んでいて、その光景が可愛らしいなと思いました。
 お母さんにも「作ったらいいよ」と言ってもらえて、あんなちゃんも「是非、誰か作って」と笑っていて、小さくて可愛らしい摘果桃の使い道を、なつみちゃん達と考えたいなと思います。

 午後で開墾26アールの摘果が終わり、池上の桃畑も進めました。残すところ、池上と古畑のみです。
 古畑も1週間ほど前からお母さんが摘果を進めて下さっていて、私も何度か古畑の桃を見に行ったりしているのですが、お母さんが楽しそうに摘果をしている姿が嬉しいなと思います。今日も帰ってきたら、お母さんが古畑で作業をして下さっていて、畑は違っても同じ作業をしていたと思うと心が温かくなりました。

 夕方、ピーマンの鉢上げの作業をさせて頂いた時、私が種をまいた最初で最後の19粒のスイカが、全て発芽し大きくなっていて、一安心したし可愛かったです。

 また、昨日、おじいちゃんと植え付けたパパイヤも元気そうで、これからの成長を見ていけるのが楽しみです。
 おじいちゃんが毎回、会うたびに「あなたは素晴らしい女性だ」「ななほちゃん、あなたは本当に笑顔が素敵で、周りの人を明るい気持ちにさせてくれる」と褒めて下さり、そんなおじいちゃんの大きな手や優しさが大好きだなと思います。おじいちゃんと植えた大切なパパイヤを、心を込めて育てていきたいし、お父さんの誕生日頃には実がつき始めるかなと思い、責任を持って育てます。

 

 少し話がまとまらなくなってしまったのですが、まえちゃんやみかちゃんが播種の準備も進めて下さっていて、お米作りが始まると思うとワクワクするし、明日からは山小屋便りの編集も進めるので、気持ちを引き締めて頑張ります。

 今日もありがとうございました。