5月2日(日)「キャンプ1日目 吹き矢大会●新聞紙ファッションショー●お父さんとお母さんのライブ」

5月1日のなのはな

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 待ちに待ったキャンプ、1日目。最初のイベントはなのはな吹き矢大会です。
 吹き矢をせずして、なのはなキャンプは始まれない。そう、吹き矢はお父さん一押しのイベントです。
 
 今年は山小屋キャンプのオープニングとファイナル、そしてウォークラリーの中でも吹き矢をする予定となっています。
 家族みんなで山小屋キャンプ初日を迎えられて嬉しかったです。

 

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 私は今回、吹き矢大会の実行委員をさせて頂くことになりました。
 誰もが楽しめる吹き矢、そして勝ちにこだわって思う存分、吹き矢を楽しめるように、実行委員のみんなとお父さんに教えて頂きながら矢の制作をしたり、的やルールなども考えました。

 1種目目のゲームはノーマルな個人戦。10メートルのラインから、各チーム1人ずつ矢を3投放ちます。
 実行委員の「構えて、息を吸って、打て」という掛け声に合わせて、5チームの中から1人ずつ矢を討っていく姿は、見ていてもどんな結果になるのだろうかと胸が高まりました。

 

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 今回は、1試合ごとに、1位の人のみに得点が入るというルールになっているため、どんなに高得点をとっても、同じ試合にもっと高得点をとれる人がいたら、その人にしか得点が入りません。
 勝つか負けるか。どのチームからも応援や歓声の声が上がっていました。

 吹き矢が大好きなお父さんは、最初からど真ん中の黄色の的に真っすぐに矢が飛んでいたり、りゅうさんや永禮さん、ゲストの方もみんな、黄色い的の12点に矢が刺さり、白熱した戦いとなりました。
 ノーマル戦は1チーム12試合を2回戦。2回戦目は7メートルの距離から矢を拭く部門も設けられ、3メートル距離が違うだけで、的に当たる確率もグンと高くなりました。

 

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「なのはな小人図鑑に紹介された小人たちをゲットするため、我々はこのキャンプに潜り込んだのだ」。
 吹き矢大会のオープニング寸劇で、けいたろう隊長がそう話してくれました。
  ノーマル戦の3,6,9試合目は『メンコマッチ』といい、なのはな小人図鑑の小人がかかれたカードが得点となりました。このカードはのちに、意味を持ってくるカードです。

 続いて、2種目目は団体戦。
 団体戦では可愛らしい小人たちをチームのみんなに集めてもらいます。

 

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 モモ小人にツツジ小人。なのはな小人にムスカリ小人。そして、イモホリ小人。あり小人。
 1つ1つの小人に10点~20点と得点があり、ノーマル戦でゲットしたメンコにかかれた小人をゲットしたら、30点が入ります。ちなみに、アブラムシを運ぶアリはマイナス50点となっています。
 そしてそして、伝説の父小人。トラクターに乗った父小人は振り子の仕掛けになっており、ときに激しく、ときに穏やかに動き出します。
 
 ゆいちゃん、サリーちゃん、なつみちゃんを中心に考えてくれた小人たちがとても可愛らしく、そんな小人の的を作り、みんなにゲットしてもらえて嬉しかったです。私は振り子を動かす役割だったのですが、お父さんにアドバイスも頂き、予想不可能だけれど、みんなに楽しんでもらえるように考えることができて良かったです。

 

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〈命中したら50点! 父小人の振り子を、実行委員のメンバーが、裏方として動かしてくれました〉

 

 そして最終種目は、チームで協力、ストラックアウト。
 1チーム13人に揃えてもらい、それぞれ1投ずつ矢を吹きます。ビンゴが1列完成するごとに50点。13投で最大3列のビンゴが完成できます。どこを狙うか、チームで協力し、作戦を練ってのストラックアウトとなりました。

 

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 お父さんや永禮さん、寧くんなどが有言実行でビンゴを完成していく姿。ラスト1投という時に、ビンゴになった瞬間の空気。
 一瞬、時が止まったようにみんなが的を見つめ、相手のチームがビンゴになっても、みんなで喜びあった時間がとても暖かく、優しい気持ちになりました。

 山小屋キャンプオープニング。吹き矢大会からの得点が、最終日のセブンブリッジまで繋がります。家族みんなで吹き矢で遊ぶことができて嬉しかったです。
 
(ななほ)

 

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 キャンプ1日目、午後の部はキャンプで恒例の新聞紙ファッションショーです。今年は天気の都合上、古吉野で新聞紙ファッションショーが行なわれました。今回のテーマは、「1万年後の最先端ファッション」です。今回のテーマについて初めてお父さんや実行委員さんからお話を聞いたとき、これまでにない壮大なスケールで、どんな衣装がテーマに合っているのか想像がつかなくて、ものすごく難しかったです。
 
 私は、やよいちゃんチームとしてどれみちゃん、さくらちゃん、りなちゃんと一緒に衣装を作ることになりました。今回は新聞紙、広告の他にも、トイレットペーパーの芯やペットボトルなども配布されたり、グラウンドにある篠竹の廃材なども骨組みとして使っていいということでした。
 
 制作時間は約3時間。私たちのチームのモデルはりなちゃんです。私たちは考えた結果「蝶々」をイメージした服を作ることにし、事前に服のどの部分を作るかチームのみんなで分担して決めていたので、スタートと同時にそれぞれの担当に分かれて作り始めました。最初は私が新聞紙で蝶々を作る用に新聞紙を切って大量生産したものを、やよいちゃんが折って蝶々を作っていくという流れ作業で作り始めました。隣では、どれみちゃんとさくらちゃんが服の土台を作ってくれていて、それぞれが別々の作業でしたが、みんなが良い物を作りたいという気持ちで取り組んでいるのを感じ、とても一体感のある空気でした。それに、同じ体育館で制作していた他のチームのみんなもかなり集中している様子でした。

 

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 モデルのりなちゃんも、衣装を着ながらも蝶々の羽につける藤の花のパーツを作り続けてくれて、チームのみんなと一緒に世界に一つだけの衣装をつくっているんだなと思うと、幸せな気持ちになりました。時間ギリギリになってしまったのですが、理想に限りなく近いイメージの服ができたときは本当に嬉しかったです。

 他のチームのモデルさんたちも体育館に揃い、いよいよお披露目タイムです。今回は各チーム、それぞれテーマカラーを決めていて、前に並んだモデルのみんなの衣装を見てもすぐに分かるくらい、どのチームもテーマカラーの色が際立っていました。今回はテーマの幅がすごく広いこともあり、同じような衣装のチームは1つもなく、どのチームも衣装の隅々にまで細やかな配慮がされていて、新聞紙とは思えないほどの完成度でした。

 

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 中でも、あゆちゃんチームのモデルさんだった欧ちゃんの衣装は、「地球の花嫁さん」というテーマで、白色をポイントにしたドレスなのですがシンプルで余分なものはなく、でも美しくて洗練された服で、お父さんやお母さん、ゲストで来てくださった永禮さんからも大好評の衣装でした。新聞紙でこんなに素敵な衣装を作ることのできるみんなは、本当にかっこいいなと思います。私もチームのみんなと協力して制作できてすごく嬉しかったです。

 制作の時間から結果発表まで本当にあっという間で、とても楽しかったなと思います。私も来年のキャンプまでにもっと腕を磨いて、次回はもっとチームに貢献できるように頑張りたいです。

(よしみ)

 

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〈グランプリを受賞した、あゆちゃんチームの衣装です〉

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 夜7時近く、肌寒さを感じる時刻になりました。
 陽の暮れた山小屋での野外ライブをイメージして、体育館の照明を落とします。
 ミニチュアの山小屋やアトリエ、森盛庵に芳子庵。森の緑に囲まれた、ステージ。
 お父さん、お母さんの弾き語りライブがはじまります。
 家族みんなで過ごすキャンプ1日目の夜です。

 

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 ライブのオープニングの曲は、みんなの大好きな、一番リクエストの多かった曲、『大空と大地の中で』です。
 テンポに合わせて身体をゆっくりとゆらしながら、歌声に耳を傾けるみんな。
 この曲を聴くといつも感じることがあります。私たち一人ひとりが、自分の足で、自分の人生を前向きに生きていくことを、お父さんお母さんは信じてくれている、ということです。いつも、あたたかく、深く、希望がわきあがります。

 ライブでは、お父さんお母さんの歌と、みんからの質問と、みんなが語る『サイコロトーク』のコーナーがあります。

 質問コーナーでは、キャンプにちなんで「自然に関すること」と「遊びについて」という2つのテーマを設けました。

 山や森の中にいると、安心する気持ちになるのはなぜですか?
 自然に関するひとつめの質問です。
 人間は、普段色々とモノを考えて自分が賢いような気になるが、自然の中に入って木々や植物たちに囲まれていると、自分の考えや存在が、取るに足らない小さなものであることを感じる。とお父さんは話をしてくれました。
 自分の考えや、日々心を悩ませていることも、自分の力の及ばない大きな自然の前では、本当に小さく感じます。
 そしてその大きな自然は、自分を大きく包みこんでくれるものでもあります。

 また、心が深くなればなるほど、花の美しさを深く感じられるから、もしいま美しさを感じられなくても、心を深くなっていくこのさき、たくさんの美しさを感じられる楽しみが待っています、というお話もありました。

 自然は、私たちの心を映す鏡であり、私たちの心を包み込んでくれる大切なものです。
 自分の生活が、自然から離れるほど、人は高慢になったり、美しさを感じる心もなくなり、乾いてしまうと思いました。
 いま、キャンプはもちろんのこと、日々自然が近くにある中で生活できていることを幸せに思いました。

 

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『青空ひとりきり』『夕暮れ時はさみしそう』
 お父さんの歌に合わせて、お母さんの声がハーモニーで入ります。
 お互いを引き立て合い、必要なところを支えあいながら、お父さんとお母さんが隣り合って歌う姿は、いつも私に安心をくれます。

 サイコロトークのコーナーでは、
 クジで引いて当たった子が、サイコロを振って出たテーマで自分の話をします。
 テーマは3つ。
 “私のちょっといい話”
 “私の日常生活の大冒険”
 “私のかなり恥ずかしい失敗談”

 ドキドキ、緊張のくじ引きの瞬間。
 みんなはどんな自分の話をしてくれるのか。

 

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 そらちゃんは、仕事場での大冒険の話をしてくれました。新しい仕事に挑戦する毎日を、冒険に例えてくれました。
 あゆちゃんが語ってくれたのは、地域の方がかけてくれた言葉に心があたたかくなった話。みんなで共有できて嬉しかったです。
 マラソン練習での冒険談や、れいこちゃんの、歌に関する恥ずかしかった話も出て、初めてきくみんなのマル秘話に、盛り上がりました。

 台所のみんなが用意してくれたぜんざいをいただきながら、ライブは後半に入ります。
 遊びに関する質問では、今回のキャンプの楽しみ方につながる、お話をたくさん聞けました。

 これまでのお父さんお母さんがいったキャンプで、どんな遊びをしましたか?
 お母さんは、冬のキャンプのお話をして下さいました。
 また、お父さんは、キャンプというのは、何か1つ大きな楽しみがあるのではなく、小さなこと1つひとつが楽しく、愛おしいのだと語ってくれました。
 なのはなのキャンプも同じです。
 もちろん、ゲームで勝った負けたもあれば、上手くできたできない、という結果もあります。でも、キャンプの一番の醍醐味、魅力は、一日の中のどの瞬間にもあるものなのです。
 お母さんが、隣の人を楽しませたいな、という気持ちでキャンプに向かったらいいよと話してくれたこととつながります。
 ゲームの間も、ちょっとした空き時間も、準備の時間も、どの瞬間を切り取っても、特別なことでなくても、愛おしい時間ばかりになるのです。
 そう思うと、明日からの時間も大切にしたいと思いました。

 ライブも終盤。
 お父さんの力強い歌声の『HERO』と『とんぼ』。
 わたしは、寒いはずの夜の体育館が、あたたかく、そして熱くなっていくように感じました。

「今日はみんなが聞いたことのない、新曲を練習してきました。お母さんの一番好きな曲で、お父さんがこの3日間練習してくれたんだ」
 お母さんがこう言いました。
『RUN』という曲です。
 私は、この曲に心を強く惹かれました。
 お父さんとお母さんの求める気持ちの強さを感じるような歌声に思いました。

 

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 真実だけが頭を垂れる
 臆病者だからこそ、本当のことが欲しい
 真実、真実・・・・・・

 私は、それほど大きくも、何があっても動じないような強さはないけれど、弱さや臆病で小さいけれど、だからこそ、本当のことを求めたい、求めたいと強く思う気持ちになり、涙が出そうになりました。

 今回ライブ係で、ぜひ新曲を歌いませんかと、リクエストしました、お父さんたちは、お母さんが一番好きなこの曲を、みんなのために用意して歌ってくれました。
 お父さん、お母さんも、歌えて良かったと嬉しそうに言ってくれました。

 キャンプ1日目の夜は、おひらきです。
 質問の答えを聞く中で、キャンプの過ごし方をまたひとつ深く知ることができて、2日目からのみんなとの時間がより楽しみになりました。

(なお)