4月27日(火)「月明かりのもと走る、桃の霜対策 ● キャンプでの炊飯に向けて、竹の伐採!」

4月27日のなのはな

 朝、あんなちゃんやみんなと一緒に、桃の霜対策に入らせてもらいました。4月も後半に入り、霜が降りるかどうかは直前にわかりました。午前4時、あんなちゃんが寝ていた私達を起こしてくれて、点火が始まりました。
 
 外に出ると、外は薄明るくて、西の空に大きな月が、くっきりと夜空に浮かんでいました。星はあまり見えなかったけれど、月明かりで空が照らされていて、空は藍色のような色をしていてとても綺麗だなあと思いました。足元の地面がほのかに明るくて、霜対策メンバーの全員が、ライトも付けずに一気に坂道を下って、最初の畑、古畑へ走り出しました。今回は、桃の霜対策が初めてのみつきちゃんがいてくれました。霜から桃を守るため、全力疾走で駆けぬけながら、これから始まる霜対策にドキドキワクワクしました。
 
 一斗缶の中の燃焼資材は、以前の雨で少し濡れてしまっていました。チャッカマンで着火をするとき、ちゃんと火がつくかドキドキする気持ちもありました。でも、メンバーのみんなと協力し合い、スムーズに全ての缶に火をつけることが出来ました。

 

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 私は、今回あんなちゃんの軽トラの助手として畑を回らせてもらいました。これまでは午前2時ごろに着火をしていたけれど、今日は午前4時からの着火です。霜が降りる前に、桃の木の下で火を焚きたい、霜から守りたい、あんなちゃんの緊張感や責任感を感じました。いち早く、火を灯すために、メンバーの全員が、同じ気持ちで畑に向かいました。
 
 チャッカマンやトーチなどを持って、まだ火が灯っていない缶はないか、目を凝らして走り回りました。一つでも速く、火をつけると守られる桃の実があるかもしれません。時間との勝負でした。一つの畑を、みんなで取り掛かると、あっという間に火が灯って、スピーディに進めていけることがとても楽しかったです。
 
 夕の子桃畑、石生桃畑…、畑を順序に沿って進んでいきます。その間に少しずつ空が明るくなってきました。2巡目の火の見回りの時には、空がピンク、黄色、水色とグラデーションになってきて、日の出の訪れがもうすぐであることを示してくれました。

 足元の草は、霜に少し当たり、キラキラと光っていて、ツルツルと滑りやすくなっていました。私達が知らない間に、霜は桃畑に降りていました。桃の実が霜から守られていてほしい、少しでも炎が燃え続けてほしい、そう願いながら、燃焼資材を竹の棒で混ぜていきました。
 
 表面が黒くなって炎が消えかけている缶も、竹の棒で混ぜると、またボッという音と共に、青い光が広がって炎が高く燃え上がりました。炎の息をどんどん吹き返していくのが、魔法のようでとても楽しかったです。

 

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 炎を絶やさないように、次々に畑を回っていきました。乗用車に乗っていたみんなが、車から降りると同時に全力疾走で走り出す姿に元気をもらいました。あんなちゃんが、暗い夜道を勇敢に軽トラを走らせている姿に、勇気をもらいました。メンバーのみんなに、たくさんパワーをもらいました。
 
 空は刷毛で塗ったように水色に変わり始め、東の空は、燃えている炎のように眩しいオレンジ色に染まっていました。もうすぐ日の出です。日の出を迎えるまで、火の見回りを続けました。
 
 新桃畑に行く登り道、日が昇った朝日が、顔を出しているのが、軽トラの窓から見えました。朝日の光が辺りを眩しく照らしていて、ついに、日の出を迎えたんだ、と思いました。あんなちゃんが、軽トラを止めてくれて、昇ったばかりの日の出を一緒に見ることが出来て、とても嬉しかったです。

 

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 ちょうど3周、畑を回って、桃の霜対策は終わりました。あんなちゃんが最後に、
「みんなのおかげで、霜から漏れなく守ることが出来ました」
 と言ってくれました。みんなと気持ちを一つにして、畑を走り回った時間、開墾26アールの畑で、みんなで眩しい朝日を眺めた時間、全てがかけがえのない宝物です。桃から霜を守ることが出来て、とてもうれしかったです。

(りな)

 

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 雨前に、必要な作業を進めたい、という思いのもと、日中はさまざまな追肥や土寄せ、植え付けなどの作業を行ないました。
 小松菜、スイートコーンの追肥と土寄せ。キャベツのネキリムシ対策の草敷き。絹さやの草取り。そして、空芯菜を植え付ける畑の畝立てや、潅水の準備。
 締め切りを意識しながら、テンポ良く作業を進めていくことができました。

 

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 また、午後からは、地域の小村さんに教えていただきながら、田んぼへ水をひくための水路周りの草刈りや、溝さらいをしました。作業の後半には、私たちの田んぼである池下田んぼの草刈りまで行ないました。
 小村さんが、田や草刈りのことを教えてくださるなか、溝を綺麗にしながら、仕事のしかたを間近で学ばせていただけた大切な時間でした。
 間もなく、なのはなでも、種籾の塩水選、播種など田植えの準備を進めていきます。

  

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 5月1日、2日、3日の3日間の山小屋キャンプに向けて、山小屋に準備に行きました。
 今日は、2日の夜に行なわれるバーベキューで、竹を使ってご飯を炊くために、盛男おじいちゃんの山から竹を伐らせていただきました。
 去年の若い竹は節に白い粉が吹いていて、若い竹を使うと、竹の水分が豊富で香りも良く、美味しいご飯が炊けると教えてもらいました。
 
 竹を伐りに盛男おじいちゃんの山に入っていくと、山の綺麗な空気や景色がとても気持ち良く、嬉しくなりました。直径10センチほどの竹を選び、切り倒します。若い竹は水分が多いので、切るのも手早くすることができました。

 

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 また、盛男おじいちゃんが、盛男おじいちゃんのかまどを使って、羽釜でご飯を炊こうと言って下さいました。
 私はかまどで火をおこし、羽釜でご飯を炊くのも、竹で混ぜご飯を炊くのも、一度も経験したことがないのですが、盛男おじいちゃんや須原さんから教えて頂いて、みんなでキャンプのご飯を火をおこして自分達で炊けるのが、とてもワクワクして楽しみです。
 
 ご飯を炊くときに使う薪も、枝や木を切って作りました。準備に携わらせてもらう中で、今まで当たり前に炊飯器のご飯や、ガスコンロなど便利なものに慣れてしまっていますが、道具や機械に頼らずに、自分で出来る智恵をつけていけることが、とても有り難い経験だなと思います。みんなが楽しめるキャンプになるように、準備を進めていきたいです。

(しほ)