【4月号⑧】「新しい試みに挑戦 ―― 絹さやの支柱建て・植え付け ――」 さき

 野畑に四百五十株の絹さやを定植しました。品種は、白花砂糖豌豆「白星」 です。あと一か月したら、畑一面に白い花が咲き始めます。前回は二種類の品種を試し、この白星は、五十株だけ植えたのですが、味が良く好評につき今回は白星を育てることになりました。新しい試みに挑戦し、今までの支柱をベースに笹竹を使った支柱を建てました。 これは、昔ながらの絹さやの支柱の立て方を参考にしました。

 すでに立っている支柱に笹の葉がついた竹をさします。大きくなった時に這わせる二メートルの竹は一スパンに一本、生育初期に這わせる一メートルの竹は、その竹の両サイドに二本立てます。それぞれを、カットするところからはじめ、実際に取り付けるときには、お父さんも来てくださり、どのようにしてつけるかを確認しながらできてうれしかったです。

 

 

 笹がたくさんあると、風も防げて、絹さやのつるが安心してどこにでもつかまることができていいなと思いました。竹藪のように、ネットに笹がわさわさと絡まっている様子が美しく、絹さやが張った姿を想像するとワクワクします。なのはなでは支柱に竹を使っているので、ネット以外すべてが自然素材でできています。竹はなんて使い勝手が良くて便利なんだと感心しました。

 そしていよいよ絹さやの定植。午前中から定植班のみんなと植え穴準備をして、そこには肥料を埋めました。追肥的に株が値を張ったときに、リン酸が効くようにと腐葉土と一緒に、新しくなのはなで取り入れた苦土重焼燐を入れました。スコップを入れたときの土の感触はふかふかで、これも畝立て前に敷きこんだもみ殻の効果かなと思います。宝物を埋めるような気分で、みんなでスコップで掘ったり埋めたりするのがとても楽しかったです。

 

 

 午後からは、苗の定植へ。絹さやは四百五十株。一つひとつ茎を痛めないよう慎重にポットから外して、植えていきます。浅く植えました。順調に進んでいると思いきや、植えつけてみると植穴よりも苗が少ないという事態が起こってしまっていました。

 植穴を予定よりも多く用意してしまっていました。そのとき、やってしまったと思いました。

 お父さんが絹さやの定植の様子を見に来てくれて、その解決策を教えてくれました。お父さんは「農業ではあらゆる失敗は失敗ではない」と言ってくれて、心が軽くなりました。

 植えてすぐだったので、二株残して一株を掘り起こし、植わっていない四畝に植えました。そうすると、ちょうどぴったり全面に植わり、株間も少し広くなりゆとりが持ててよかったです。

 最後にネキリムシ対策として作ったネキリウォールもつけられて、無事に定植することができました。絹さやは今元気に成長していて、もうすでにつるを支柱に絡ませているものもあります。そんなかわいい絹さやを見に行くのが毎日の楽しみになっています。

 

 

 今回の定植で、学んだことを生かして、これからの春夏野菜で改善していけるようにしていきたいです。

 これから、絹さやが春にはたくさん実がついて、収穫できるようにみんなと手入れしていきます。