4月4日(日)「桃のネットづくり & 春夏野菜に備えて、ソフトシリカと鉄分の肥料準備」

4月4日のなのはな

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〈雨が降り、桜の花びらが、地面に白い絨毯を作っていきました〉

 

 予報通り、雨の1日でした。
 午後の澄んだ、落ち着きのある空気の中、体育館で桃のネット作りをすすめました。
 私は初めてこの作業に入らせてもらったのですが、他のメンバーが今まで積み重ねてきたおかげでとても動きやすく、みんなと綺麗に作業を進めることができて、楽しかったです。

 

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 何枚もの防虫ネットを縫いあわせ、大きい、ダイナミックなネットを次々に作る作業が桃のネット作り。今日の午後は桃のネットの中で一番最大となる、50メートル×20メートルの巨大ネットを縫い進めました。
 2つのチームに分かれ、ミシン2台体制でネット作りに取り掛かりました。
 
 まず、つなげる2枚のネットを体育館の奥行きの長さに広げ、綺麗に重ねました。白く、キラキラした縫い目がついた新品のネットが広がった体育館を見ると、結婚式を思い浮かべました。
 
 次に、縫い付けるネットの裾をずれないように洗濯バサミとサラシ布でとめていきました。ミシンで縫い付ける工程で、手が止まらないよう、慎重に、しっかりと布を設置し、30センチ間隔に洗濯バサミをとめました。
 
 なるべく作業の流れが止まらないように、場所作りやネットの配置を考えてくれた他のメンバーの優しさを感じながら作業をさせてもらって、本当にありがたかったです。

 

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 布や洗濯バサミの設置ができたら、ネット縫いに入ります。私は、さくらちゃんと2人で、ミシンにつくゆいちゃんの補助をしました。ミシンの動きに合わせて、ゆっくりと体育館に広がるネットを引っ張るこの工程はなかなか難しいです。
 
 大きくて、重さのあるネットなのですが、引っ張りすぎると縫い目にズレが出たり、ミシンに引っかかったりするので、程々の力加減が必要です。私は何度か引っ張りすぎてしまいました。心を平らにして、ペアのさくらちゃんや、ゆいちゃんのミシンに気持ちを沿わせて引っ張っていきました。
 
 外でザーザー降る雨と、体育館の隅々まで響くミシンの「カチカチ」という音は、とても心地よかったです。一通りミシンで縫い終えると、再びネットを並べ重ね、洗濯バサミでとめました。

 

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 これを何回も繰り返すうちに、言葉も交わさず、阿吽の呼吸のようにみんなで動けるようになりました。
 澄んだ空気の中で作業が捗ると、時間の流れを忘れさせます。気づいたら5時になっていました。最後に、
「今日はたくさん進みました! あんなちゃんに良い報告ができます」
 とゆいちゃんが笑顔で言ってくれて、とても嬉しくなりました。

 夏にかけて重大な役割を果たす、桃のネット。繊細だけれど大胆なネット作りの作業に入らせてもらって本当に嬉しかったです。
 あんなちゃんたちが立てた、新しい支柱にかかったネットが広がる桃畑を想像するだけで心がときめきます。

(えりさ)

 

 

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 春夏野菜に向けて、新しい肥料の準備をしました!
 なのはなの畑のトレードマークは、オレンジ色のローリータンクです。
 夏の盛りに、たくさんの畑の野菜に、どうしたら水を行き届かせることができるだろうかと、お父さんや、やよいちゃんたちを中心に考えて、今の常設タンクのシステムが生まれました。
 各畑に、高低差を利用してローリータンクとホースが設置されていて、軽トラでタンクに水を補充さえすれば、あとは蛇口をひねって水やりをすることがきるというものです。

 

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 今回は、各畑のタンクに「ソフトシリカ」という珪酸塩白土と鉄パイプが入った土のう袋を沈めて、水やりの効果を上げようという試みで、その準備をさきちゃんと一緒にしました。
「ソフトシリカ」は、土の中で不可吸収態となった肥料を再び吸収態に化学変化をさせる力があるといわれる土です。
 また、鉄パイプは、先日、新しく建築したハウスの廃材を再利用したものです。
 鉄パイプを一緒に入れることで、おもりの役割も果たしてくれて、上手くタンクに沈むので一石二鳥でした。

 

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〈ソフトシリカ〉

 

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 この土のう袋に詰めて、タンクに沈めます。
 シリカの成分や鉄分がわじわと溶け出していくことで、野菜に微量栄養素が行き届いたらいいなと思います。
 まだまだ実験段階ですが、これから効果を見ていけることが、とても楽しみです。

(れいこ)

 

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〈畑から全収穫したニンジンを乱切りにして茹で、冷凍保存をしました。ハウスの春菊やセロリなども、次の野菜にバトンタッチをするために、収穫が佳境に入っています〉

 

〈端午の節句に向けて、図書室に五月人形を飾りました〉