「宝物が身の回りに」 ゆい

4月3日

 まことちゃんのお誕生日でした。まことちゃんのきらきらした笑顔を見ると元気をもらいます。優しくて、真面目で、ちょっとした飾らない一言でみんなを和ませてくれます。まことちゃんと同じで、私も山本周五郎さんの本が大好きです。いつも全力でみんなのために動いているまことちゃんは格好良く、自分もそうでなければならないと思います。
 まことちゃんがお姉さんでいてくれて嬉しいです。まことちゃん、お誕生日おめでとうございます。制服姿できりっとしたまことちゃんが大好きです。

 今日は一日、盛男おじいちゃんに教えて頂いて、セリを採ったり、ブドウのたなを作ったりしました。午前中に山小屋に行き、しほちゃんとさやちゃんと、盛男おじちゃんの畑でセリを収穫させてもらいました。また、おじいちゃんが、お庭や畑の作物を色々と紹介してくださり、面白いものをたくさん見ました。日本の吉野桜とイギリスの桜を掛け合わせ春と秋に花が咲くものや、らっきょう、花芽がたくさんついたポポー、野生ぶどうなどなど。おじいちゃんの周りは宝物がたくさんあって本当に面白かったです。

 そして、おじいちゃんが「野草研究会」を作ったらとお話してくださって、本当にそれは面白いなと思いました。例えば、セリを採っているときに近くにあったタンポポを指して、根は乾燥させて炒ってコーヒーになる、胃に良いなどを教えてくださいました。すごく役にたつことがたくさんあるのだろうと思い、それらが人に伝えられるような形になっていたらすごく良いのではと感じました。これまでもおじいちゃんに教えていただいて、初めて知ったことがたくさんあります。おじいちゃんが教えてくださることを、他の人にも役にたつようにしてみたいと思いました。
 冒険家になったような、ワクワクした気持ちになります。サバイバルでもできそうな、生き延びる力がつきそうな。知っていると、どこにいっても宝物が身の回りにあるような気持ちになりそうで、どの土地をみても見方が広がりそうで、人生が彩られるように思いました。

 夜はお仕事組さんが中心になって作ってくださったお花見弁当を頂きながら、桃と菜の花に囲まれた古畑でお花見をしました。おじいちゃんもいてくださって、お父さんお母さん、みんなと演奏やクイズで楽しみました。お弁当は本当に美しく、巻き寿司はなんとお花の模様が入っていて、お重に桃の花と菜の花と、私のは限定5つだという話の、ムスカリが入っていました。
 うっとりするような音色でアンサンブルや、あゆちゃんが歌うバンド演奏がありました。それから桃についてのクイズ。締めくくりにお父さんお母さんの歌。お父さんお母さんの歌の頃には陽が落ちて、ライトアップされた桃の花が夕闇に浮かび上がっていました。なのはなでしかできないお花見を、こうして家族みんなと過ごさせてもらえてありがたかったです。
 バンド演奏では、いつもは私はステージにみんなと立っているけれど、今日は完全に前から応援して楽しませてもらう側で、改めて、なのはなのバンドのみんなが好きだなと思いました。かけがえのない、仲間が私にはいるのだなと思いました。
 毎日毎日、どうか謙虚に大事に、過ごせますようにと思います。目の前のことや、人を大事に、精一杯で生きていけますようにと、思います。