「素敵な時間」 みつき

3月29日

 今日はりゅうさんのお誕生日でした。
 りゅうさんは、廊下ですれ違うときなど、いつも大きな声で笑顔で挨拶をしてくださいます。それが本当にうれしいし、古吉野にりゅうさんが来てくださると、古吉野全体が明るい雰囲気に包まれます。
 そして、りゅうさんの作ってくださる絶品で愛情のこもった料理を食べると、本当に幸せな気持ちになれます。
 わたしがなのはなに来たばかりのころの話です。夜のソフトバレーの時間、慣れなくて不安な顔でひとり突っ立っていたわたしに、りゅうさんが声をかけてくださって一緒にトス練習をしてくださいました。上げてくださるボールも、りゅうさんの気持ちもとてもやさしくて、今でもはっきりと覚えています。
 りゅうさん、お誕生日おめでとうございます。

 今日の夜は、はじめて「こども会議」に参加させてもらいました。
 今回は、ひなのちゃんとれいこちゃんの合格のお祝いをしようということで、他のみんなで、ふたりへのプレゼントをこっそり制作していました。
 ひなのちゃんへは手作りのアルバム、れいこちゃんへはだるまのつるしびなです。
 ひなのちゃんのアルバムは、1ページ1ページにひなのちゃんへの気持ちが詰まった、世界にひとつだけのものに仕上がりました。今日のお昼に撮ったばかりの、菜の花畑での写真も使うことができたことも、うれしかったです。
 何より、渡したときのひなのちゃんのふわふわの笑顔が本当にかわいくて、わたしまで笑顔にさせてもらえました。
 ああ、やっぱり、ひなのちゃんの笑顔がだいすきだなあ、と思いました。
 れいこちゃんも、箱を開いてつるしびなを取り出したとき、「わあ! すごい!」と喜んでくれて、ひとつひとつのだるまを愛しそうに見つめていました。
「キーホルダーになってる! どこに飾ろう!?」と言うれいこちゃんに、「もう、カバンにつけて持ち歩いちゃえ!」と言ったら、うんうんと頷いて笑ってくれました。
 2人の笑顔を見ることができて、本当にうれしかったです。

 お父さんお母さんと一緒にトランプゲームをしたのも、とても楽しかったです。みんなたくさん勝つことができて、負け続けてしまっていたお父さんが、「みんながうれしそうだからいいんだよ」と微笑んでいて、わたしは、こんなこども会議の雰囲気がすきだなあ、と思いました。
 スタッフさんが、今日のために作ってくださったデザートも頂くことができて、かわいくて、甘くて、うれしかったです。

 最後に、ひなのちゃんへのメッセージを1人ずつ発表していきました。みんなやお父さんお母さんの言葉を聞いていると、わたしも涙が出てきてしまいました。
 ひなのちゃんは、この1年間勉強を頑張り続けただろうけれど、「私はなにもしていない」と言っていて、その謙虚な気持ちに、また涙が出そうになりました。
 ひなのちゃんをずっと応援し続けたいし、帰ってきてくれたときには、一緒に作業をするのが楽しみです。

 今日は心も体も満たされて、素敵な時間を過ごすことができました。

 

3月30日

 今日は、サリーちゃんとななほちゃんの誕生日でした。

 サリーちゃんとは同じ学年で、今年は一緒に成人式を迎えることができました。同じ気持ちを持って、二十歳として、なのはなで生活できることがうれしいです。
 サリーちゃんは素直で、本当にやさしいです。わたしのシスターをしてくれていたときも、今も、それは変わらないです。わたしに「元気~?」と話しかけて、気にかけてくれるサリーちゃんに、本当に助けてもらっています。また、同じ歳ということもあって、わたしはサリーちゃんにどうでもいい話やくだらないジョークを言ったりしてしまうのですが、いつもサリーちゃんは笑ってくれて、その笑顔を見ると、思わず飛び上がりたくなるような気持ちになります。「よっしゃ! また、話しかけよう!」と、わたしはうれしくて仕方がないです。

 ななほちゃんは、その歳とは思えないくらいしっかりしていて、責任感があって、ほぼ毎日パソコンに向かって、日記を書いているななほちゃんがすごいなあと思っています。
 そんなななほちゃんの日記を読んでいると、なのはなでの生活を心から楽しんでいるのが伝わってきます。
 でも、やっぱりまだ幼さや純粋さがあって、廊下を駆けていくななほちゃんや、ニコニコ笑顔で話しかけてくれるななほちゃんが本当にかわいくて、わたしも笑顔にさせてもらえます。ななほちゃんのかけてくれる言葉はいつも前向きで肯定的で、辞書にして持ち歩きたいくらいです。
 サリーちゃんとななほちゃんと一緒に過ごすことができてうれしいです。
 2人のことがだいすきです。