3月29日(月)「花で明るむ桃畑 ――人工受粉用の花粉採取」

3月29日のなのはな

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 1日とても天気が良く、ポカポカした陽気の中、あんなちゃんやどれみちゃん、さくらちゃん、りんねちゃんと一緒に、桃の花粉取りの作業をしました。
 古畑の花桃は、濃いピンク色の八重の花を満開に咲かせていて、とても華やかだったり、桃の木は、ぽつぽつと花が開き始めていて、桃の木の周りが、とても明るく照らされているように見えるなあと思いました。
 
 今日は、奥桃畑と開墾17アール畑に植わっている、「はなよめ」という品種の花粉取りをしました。「はなよめ」という品種は、早生品種で、遠くからでも、奥桃畑で咲いているはなよめの桃の木が、浮き上がるように綺麗に見えました。

 

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 あんなちゃんから、花粉取りの目的や、方法を教えてもらいました。目的は、人工授粉用の花粉を確保することです。花粉は、おしべの先のやくという赤い袋に入っています。花が開いてしまうと、やくも開いて花粉が飛んでしまいます。かといって、まだ咲いていない小さいつぼみは、花粉が十分に作られていません。だから、もう少しで咲きそう、という大きくてぷっくりとした蕾、咲いたばかりでまだ赤いやくが残っている花を集めます。そうして採った花粉を、浅間白桃などの、自家受粉をしない品種の花につけ、受粉させるのです。

 

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 奥桃畑の桃の木は、もう7分咲きぐらいになっていて、一輪一輪、誇らしく花を開かせているのが、本当に可愛いなあと思いました。桃の花をよく見ると、おしべの先に、ぷつぷつ赤いやくが入っていて、この小さい袋の中に、花粉がたくさん入っているんだなあと思って、嬉しい気持ちになりました。
 はなよめは、摘蕾をしていない品種で、花粉取りをすると同時に、摘蕾も進めていきました。
 
 やくがあるからといって、どの花やつぼみも取っていいというわけではありません。はなよめも、夏には実をつける木です。実をつけられない、枝の上側、枝元、先端の部分などについている花や、つぼみを、集めていきました。今、採ることの出来るベストの花やつぼみだけを、集めていきました。

 

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 枝の上側についている花は、栄養分がこれ以上花を咲かせることに使われないように、落としました。まだ小さなつぼみは、次回の花粉取りのために残しました。花びらが、ふわふわしていて柔らかくて、光が当たると蝶の羽のように透き通って見えて、とても綺麗でした。桃の花に囲まれて、花粉を集める作業をしていると、ミツバチになったような気持になって、とても楽しかったです。

 開墾17アール畑は、奥桃畑よりもたくさん花が咲いていました。広い畑に、一面桃の花が咲いている光景は、息を飲むほど綺麗でした。いつの間に、こんなにも桃の花が咲いていたんだなあと思いました。
 たくさんの花やつぼみを集めることが出来ました。手のひらを見ると、黄色いキラキラした粉がさらさらと付いていて、桃の花粉をたくさん集めることが出来たかなあと思って、とても嬉しかったです。
 
(りな)

 

 

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〈採った花は、採葯器とふるいにかけます〉

 

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〈桃の葯(やく)です。25度前後の環境で置いておき、開葯させると、黄色い花粉をとることができます〉

  

 

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〈桃の防虫ネットの加工も進めました!〉

 

 中庭には、卓上鋸や丸鋸の音が響き、青い竹が整然と、同じ長さに切りそろえられて並びます。先日、永禮さんとみんなで取った竹や、土居さんがくださった竹を、支柱に適した長さにカットしていきました。

 

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〈こちらは、竹の枝分かれしている部分を使って作る、竹ペグの制作現場です〉

 

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〈竹ペグは、カボチャのツルの誘引に使います〉

 

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〈サツマイモの苗床では、サツマイモが茎葉を増やしていっています〉

 

  

  

今日は、私たちの大好きな、りゅうさんのお誕生日でした!

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