【3月号⑮】「新しいメンバーを迎えて「サムナイツ」の演奏」サリー

 近々アセスメントがあるという事で、演奏する曲目を決めている時に「サムナイツ」という曲に合わせてフラダンスとドラム隊を合わせた演奏をやりたいという事になりました。サムナイツはあゆちゃんの結婚式などで何度か演奏した事があるのですが、今回は新たなメンバーでの、新しいサムナイツを作り上げました。

 フラダンサーも何人か新しく加わり、ドラム隊も、前まではあゆちゃんの旦那さん、りゅうさんがセンターでスネアドラムを叩いていたのが、なんと、私がドラム隊に加わり、センターでスネアドラムを叩くことになりました!

 前まで、私はフラダンスをしていて、ワラで作ったスカートなどのかわいい衣装を着てみんなと楽しく踊っていました。その側で、台の上や、みんなの中心でドラムやシンバルやカスタネットをならしながらキレキレの振り付けをしてマーチングしていたドンラム隊がとてつもなくキラキラに輝いていてかっこよかったです。私はそんな輝くドラム隊に密かに憧れていました。


 なので今回、その中の一人になれたのが、本当に嬉しかったです。本当に幸せでした。新しく加わったフラダンサーもみんな笑顔がキラキラで練習は難しいけれど楽しいって言っていて、私も嬉しくなりました。なのはなにまだ来たばかりのみつきちゃんも一人で体育館や教室で練習している姿を何度か見掛けて、頑張っている姿がそごく綺麗でした。私も「頑張らなきゃ」と思えてパワーを貰いました。

■自身を持って、堂々と

 ドラム隊の練習は何度かみんなと集まって振り付けなどの練習をしました。他のみんなは前に、もうやった事があって、復習程度で、もう出来上がっていてすごくかっこよく動けていました。でも私にはまだその振り付けやドラムを叩くリズムも全部新しくて、少し苦労しましたが、みんなにやさしく、楽しく教えて貰いながら練習した時間がとても楽しかったです。

 それでも少ない練習時間で間に合わなそうな部分は空き時間で練習をしたり、作業時間の合間もずっとドラムを叩くリズムを頭の中で復習していると、なんとかマーチングや振り付けやドラムを叩くのを合わせて演奏する事ができました。本番は、自分が納得できるほどのかっこよさを出せたか分かりませんが、お母さんやあゆちゃんがくれたアドバイス、「自信も持つ、堂々とする、見ている人に希望を与える、力強い目線、希望のあるオーラを出す」そういう事を意識して演奏しようと頑張りました。


 練習の時は何度か前から見させて貰いましたが、その時のフラダンサーのしなやかな動きや希望で満ちあふれた素敵な笑顔がものすごく魅力的でした。新しく加わったメンバーもすんなり溶け込んでいて、ダンサーが一体となって力強い存在として動いていました。ドラム隊も、表情や目線がしっかりとしていて、自信のある、見ている人に希望を与える様な、とにかくかっこいい存在間を出していました。

 その中心に立たなければならない私は一番希望に満ちあふれた表情と存在間を出さなければなりません。リーダーを演じなければなりませんでした。今までそういうリーダー的な位置に立った事がなかったし、希望のある表情を作るのにも少し苦労しましたが、頑張りました。でもなにより、ドラムを叩くのと、ドラム隊のみんなと練習した時間がとても楽しかったです。

 グダグダだった私をしほちゃんやさきちゃんやなおとさんやけいたろうさん、ドラム隊のみんながやさしく教えてくれてとても感謝しています。体育館の半面を使って練習している間、反対側ではフラダンスを練習しているみんながとても綺麗でとても楽しそうでそれを見て私も嬉しくなりました。私も頑張ろう、と力を貰いました。違う事を練習して、違う振り付けに意識や集中力を向けているけれど、同じ空間で同じ楽しさや、自分を表現する嬉しさ、同じ気持ちを共有していました。


 そして、それはいずれ合わせる時になると、ドラム隊、フラダンサー、コーラスメンバー、バンドメンバーが一体になり、力強い希望溢れた存在になるのです。自分も、その中の一人でいる事ができて、本当に嬉しかったです。

■本番

 アセスメント当日は緊張しましたが、それより楽しみの気持ちが圧勝しました。衣装も、ドラム隊の青いマーチングジャケットやブーツ、白いベルトというとてもかっこいい衣装を着て演奏できたのがとても嬉しかったです。あの密かに憧れていたドラム隊の一員になった気分が、その衣装を着た時に確信できた気がして、心が躍り出しそうでした。

 フラダンサーも黄色いトップスにワラスカート、可愛い髪飾りや手足についているカラフルなシュシュ、貝殻で作った首飾りなど、華やかな衣装がとても似合っていました。


 演奏自体は一瞬のうちに終わってしまった気がしました。とても楽しかったけれど、終わってしまうと少し寂しい気持ちになりました。練習した時間や衣装を着て演奏した時間やみんなと協力し合いながら作り上げた新しいサムナイツの仮定がとても幸せな時間でした。それが終わったと思うと悲しくなりました。

 でもそれより、見ていた方に希望を感じさせたり、心の中の何かが動いたり、「なのはなに入りたい!」と思えてもらえたら、それがなにより嬉しいです。なのはなに来ればこういう、普段の生活では味わう事のできない自分を表現する楽しさや、みんなと力を合わせて作り上げる演奏、みんなと一緒に作り上げる大切なものの嬉しさや達成感を味わう事ができます。幸せな気持ちを積み重ねていく事ができます。そして知らぬ間に、気づいたら元気に毎日を楽しく生活できる様になっていくはずです。

 私もこれからたくさんの幸せを積み重ねて元気になっていきます。

 

《SOME NIGTS について一言》

 『サムナイツ』はアメリカのロックバンド『ファン』が演奏している曲です。ファンは 第五十五回グラミー賞で二部門を受賞しています。
三人組みのグループで、リードボーカル、エレキギター、そしてもう一人は様々な楽器 を一人で演奏してしまう 三人組のグループです。 リードボーカルのネイト・ルイスはその独特の声によりフレディ・マーキュリーの再来 とも言われています。

 なのはなファミリーもクイーンの曲のレパートリーはたくさんあり、 フレディ・マーキュリーにゆかりがあると聴くとこの曲とは縁があったのかもしれません。 なのはなのバンドでは、ボーカル、ベース、ドラム、エレキギター、キーボード二台そ してマーチングドラム隊で演奏しています。 全員で歌うコーラスもこの曲では大切にしています。

 以前のウィンターコンサートで演奏した曲ですが、ここ最近なのはなの演奏を支える大 切な曲になっています。 この曲を演奏すると身体からエネルギーがわいてきて希望溢れる気持ちになります。そ んな思いを届けたい一曲です。私たちの応援歌です。