「虹とキャッチボール」 ちさ

3月13日

 夕方なっちゃんがお迎えに来てくださって古吉野へ向かっていると、虹が見えました。細めの虹でしたがはっきり見えました。みんなも気づいていたらいいなと思いつつ、今日は室内でゲームの練習をしていると聞いたので、見逃していても大丈夫なようにたくさん目に焼き付けておきました。
 
 最近、うまくいかないことばかりで、しょげてばかりいました。そんなときの虹でした。どんなに雨が降ったとしても、やまない雨は決してない。いつかは必ず日が差す。そして運が良ければ虹さえみられる。
 
 雨に打ちのめされていてはならないと思いました。土砂降りの中でも雲の薄いほうを目指して歩き、ほんの少しの青い空が見えるところを目指して歩き、歩き続ける。ふと気を抜くとそれがどちらの方向かわからなくなるけれど、その道しるべがここにはたくさんあります。こうありたいと思う人がたくさんいて、そんな人たちの中にいると引っ張り上げてもらえて、それに日記もその手段だなと感じます。自分の気持ちを正したり、前向きな気持ちにリセットして深呼吸できます。
 
 マイナスなほうに引っ張られていくうちに今の私はすぐに前向きな気持ちが押しつぶされてしまって、すぐけちょんとなってしまいます。けちょんと落ち込む自分を許さないで、そのたびにリセットします。昨夜書いた後、すごく前向きな気持ちになれていて、その効能は1日持たなかったとしても、それでも書き続けていたのなら前向きにい続けられます。そんな力も日記にはあるのだと感じました。

 夜にのんちゃんが声をかけてくれて、体育館で久しぶりに軽くブラッシングのキャッチボールをしました。さえてなくて体が重い感じがしたけど、それでもやって本当に良かったです。動いていると気持ちも身体も軽くなりました。のんちゃんの鋭くて重みのある球を受け止めると、なぜだかすごく安心するような気持ちになりました。まっすぐに気持ち(球)を向けてくれる、そのことに対する嬉しさ、1人じゃない、というような心強さを無意識に感じるからなのかもしれません。
 
 また自分自身が投げていても楽しかったです。シュパッと腰元に腕が当たってボールが手から離れていく感覚が気持ちいいです。のんちゃんの胸元にまっすぐにボールが飛び込んだときはすごく満足感があります。さらにのんちゃんが自分が投げたかのようにうれしそうに、「ナイスボールッ」と受け止めてくれると嬉しさが倍増して広がります。
 
 ステップをつけようとするとちぐはぐになったり、約14メートルという長さは思ったより長くて簡単じゃなくて、ピッチングに対し悔しい気持ちになることも多いけど、やっぱり私は投げることが好きなんだなと思いました。身体が欲していたような、投げていると潤っていく感覚がありました。

 本当に“キャッチボール”だな、と思いました。何も話さなくても、ただそれだけでうれしくて、暖かい気持ちになってしまうのが不思議です。すごく充電されました。

 またやろう、と言ってくれてうれしかったです。同じぐらいソフトボールが好きで、ピッチングが好きで、ブラッシングの習得に燃えている仲間がいること。それがどれだけ心強くて、うれしくて、引っ張ってもらっているか。改めて感じました。

 消灯になってしまうので今日はここまでにします。ありがとうございました。