2月28日(日)「サツマイモの伏せ込み ――芽出しのための2つの秘策」

2月28日のなのはな

 サツマイモの伏せ込みを行ないました。
 特製の肥料を配合し、電熱線による保温もばっちりの、二重ハウスと古畑ハウスの苗床に、今日はいよいよサツマイモの苗を植え付けます。

 

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〈サツマイモの種芋です〉

 

 私は、あゆちゃんと一緒に、種芋の準備を担当させてもらいました。
 今回、芽出しが上手くいくように、2つの秘策がありました。
 まず、1つ目は、種芋を48℃のお湯で40分間あたため、芽の活動を促進するというものです。

 台所の大なべで、一度にコンテナいっぱい分のイモをじっくりとあたためていました。
 しかし、火は用いず、新しく低音調理器という道具を使用して行ないました。
 お湯の温度を、設定した温度に保ち続けてくれるという機械で、タイマーも設定することができました。
 そのマシンの見た目も、とてもスマートでかっこよくて、何か秘密の研究をしているようなワクワクした気持ちになりました。

 

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〈低温調理器を鍋にセットし、種芋を温めました〉
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〈湯の温度と、タイマーが表示されます〉

 
 大鍋で4杯分の種芋があって、かなり根気のいるイメージがありましたが、お湯を足したり、温度を気にかけたりしながら、実際にはあっという間に時間が過ぎてしまいました。

 2つ目の秘策は、消毒です。
 蟹殻に含まれるキトサンに殺菌効果があるということで、蟹殻をクエン酸で溶かした溶液を用いて、殺菌消毒をしました。この溶液には、牡蠣殻、卵殻も入っていました。
 溶液は、希釈倍率500倍にして、たらいにたっぷりと用意しました。
 40分間お湯につかった種芋を、今度はコンテナごと、ざぶんとその溶液にひたして、10秒ほど待ち、まもなく上げました。
 あゆちゃんが、
「いろんなお風呂につかっているみたいだね」
 と言っていて、本当に種芋が気持ちよさそうに見えました。
 きっと芽が動き出したらいいなと思いました。
 
(れいこ)

 

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 私はまえちゃん、あやかちゃんと一緒に、台所であゆちゃん、れいこちゃんが温めてくれたサツマイモを受け取り、消毒し、苗床の二重ハウス、古畑ハウスに運んで種芋を植え付けました。

 種芋は、約10センチ間隔で、一列に4本から5本の種芋をおき、列で並べていきます。
 お父さんが来て、種芋の並べかたを見てくれました。芽が出る頭をなるべく上に向けること。芽同士がバッティングしないように、向きをそろえること。苗床の外枠に隣接するイモは、芽が出る先を苗床の内側に向け、他の芽と干渉しないよう気遣うこと。
 お父さんに教わって、芽が出るイメージが足りていなかったことを気づかせていただいて、有り難かったです。これは反省点でした。

 

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 種芋を並べると、その上に、昨日作った土を角スコップで、どさどさと入れていきます。
 この土は、落ち葉堆肥や、牛肥、その他にもリン酸、カリが含まれる肥料や通気性がよくなるような資材、全8種類を加えて、よくかき混ぜたものです。ふかふかで柔らかいなかでも、栄養が豊富で、苗にとって、発芽しやすい優しい土です。この土は、種芋の下にも薄く敷かれています。
 
 この土の中で、発芽するサツマイモは幸せ者だと思いました。
 覆土をして、手でかるく平らにならすと、上からじょうろにヘッドをつけて水を与えます。
 その上に、藁をしきつめて、最後にビニールをかけます。

 

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 発芽適温は25度で、湿度は80パーセントが良いということで、サツマイモはかなりぬくぬくで、じとっとしているところが好きなんだと思いました。
 これから、しっかり苗のチームで見守っていきたいです。

(やよい)

 

 

 

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 キャベツ畑の追肥にも、新たな道具が登場。穴あけ器で株の間に穴をあけ、牛肥と化成肥料を埋めました。
 土のなかに肥料を埋めることで、虫や病気の発生を防いだり、作物がより養分を吸収しやすいようにする狙いがあります。

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〈うなぎ取り中畑は、ニンジンとショウガの畑になります。畑Cチームは午後から、牛肥と籾殻を元肥として畑に入れました!〉
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〈列になり均等に肥料を撒いてゆきました〉
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〈Cチームでは、今、ブロッコリーが収穫できています〉