【2月号⑲】「お母さんのお誕生日!私の心はフッカフカ! ―― 「野菜時代」からお母さんへ ――」さき

 一月二十三日は、なのはなのお母さんのお誕生日!

 お母さんからのリクエストで昨年十二月のクリスマス会、年末の紅白歌合戦で演奏されたバンドが、再び再結成しました。その中で私は「野菜時代」のメンバーとして出演することになりました。ん? 野菜時代? それは年末のなのはな紅白歌合戦で生まれた一夜限りのチームでした。

「野菜時代」というアイドルグループのえつこちゃんとのえちゃん。マネージャーのどれみちゃん。そして、野菜時代の大ファンの役のせいこちゃんとわたし。紅白で一度はやってみたかった役。初めて実現できたその喜びは、身体中に電撃がほとばしるほどでした。そして、今回新メンバーに加わったけいたろうさんとともに、再び集結しました。

 野菜時代は、紅白歌合戦の会場であった音楽室でずっと練習してきましたが、今回初の体育館ライブをすることができ、お母さんの誕生日会でできることが何より嬉しかったです。私は、敦男という役を演じることになり、なりきるために動画を見て研究しました。最初は演技に自信がなかったけれど、紅白でみんなが笑って応援してくれて、だんだん自信がこみ上げてきました。そして、お母さんのリクエストを受けて、夢の体育館ライブを果たすことができたのです。

 そして迎えたお誕生日会。この日のために卒業生から届いた花々が食堂を美しく飾っています。テーブルにはお母さんの好きな大根をふんだんに使ったと豪華な洋食プレートが……。お母さんはとびきりの素敵な笑顔で喜んでいて、とても嬉しそうでした。

 会の始めに、クリスマス会で誕生した「脱フワガールズ」と「袋小路突破隊」です。フワガールズはえみちゃんとよしみちゃんが加わり進化していました。袋小路突破隊の「行き止まり」という曲は、まさに私たちのぴったりの歌詞で、お母さんも大好きな曲でした。

 次の出番でステージの控室にいた私たちは見えなかったけれど、隣にいたせいこちゃんとけいたろうさんと踊りながら歌ってとても楽しかったです。

 そしていよいよ、野菜時代の出番に。緊張してついそわそわしてしまいましたが、ステージに立った瞬間にみんなが「キャー!」という歓声が聞こえてきました。そして中央で見ているお母さんが私の方を見て笑っています。それだけでもう嬉しくて、ネギで作ったサイリウムをもって踊りたくなりました。なぜか衣装を着ると自分を忘れて役になっていて、ステージに立っていたのは、敦男でした。

 この頃私は、野菜時代で集まる時間が楽しくてたまりませんでした。これで終わってしまうのかと思うと寂しかったけど、みんなが私たちの劇を見て笑ってくれたそれだけで幸せでした。私も、この機会に演じる難しさや楽しさを感じることができ、本当に感謝しています。

 自分が出ると急に恥ずかしさが出て、面白くなくなることがよく分かりました。この役をきっかけに、自分を捨てて役を演じるということがいかに大切かということを身に染みて感じました。

 そのあとに、これまた再び謎解きゲームがやってきました。

 みんなが廊下を笑顔で走る姿が見ていてとても嬉しかったです。実行委員として謎のセッティングをしたのですが、私たちも廊下を走り回っていて、セットするだけでも走り疲れるほどでした。前回よりも二倍のクイズ量かつ、難易度がアップしているのにも関わらず、みんなの解くスピードには驚きました。

 ヒントマンチャレンジも、たくさん来てくれてゲームを楽しくできてよかったです。特に、小豆を転がすリレーではみんな苦戦していたけれど、最後にゴールした時、みんなが声を上げて喜んでいました。

 そして会の終わりには、「フレディ会議」が登場し、ゲストのあゆみちゃんとひでゆきさん、たけちゃんもひげをつけて劇に出ていてとても面白かったです。最後の最後まで、笑いが絶えずみんなで楽しく過ごせた時間が、あっという間で楽しかったです。

 今日の日に、こうしてみんなと笑いあえて思い切り遊べたのも、お父さん、お母さん、なのはなファミリーのみんながいるからです。お母さんの仲間になれて幸せです。お母さんの笑顔が私に光をくれました。お母さんは母のあるべき姿でした。

敦男さんはヒントマンとしても会を盛り上げてくれました

 お母さんのことが大好きです。どんなときも利他心で生きるお母さんのように、私は強く優しい人間になります。なのはなの子として、まだ見ぬ誰かにために惜しみなく力をつくせるよう努力し続けます。

 最後に敦男さんから。
「みなさん、こんにちはっ! 敦男です! お母さんのお誕生日会という神イベントに参戦できて、私の心はフッカフカに中耕されたでございまーすっ!野菜時代 敦男より」