2月25日(木)「畑の開墾作業 & 第2弾の米糀づくり」

2月25日のなのはな

 隊長の永禮さん率いる開墾部隊3名は、新しくお借りした畑の開墾に取りかかりました。将来はイチジクなどを植える予定の畑です。
 第1ミッションである水路沿いの草刈りは、数十分で終え、雑木などを小山にして集めることができ、一汗かいて完了。
 切り倒した細い竹は、これから春夏の蔓の野菜を誘引するときに使う、ペグを作るのに最適な材料になりそうです。

 

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 竹の影に何やらコンクリートの円筒を認め、「これは井戸ではないですか?」と言うと、永禮さんが、「よし、中はどんな風だい?」と、重い蓋を上げてくださいました。
 中には確かに水面が見え、これは水やりに最適だと嬉しくなりました。
 
 第2ミッションは、水路沿いの畑から坂を上り、古吉野なのはなのプールに繋がる場所の開墾でした。ここには花のつぼみをたくさんつけたシキミが、ツヤツヤの葉を旺盛に茂らせていました。それから梅の老木もあり、白い花が良い香りを漂わせ、宝物を見つけた気分でした。

 

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〈シキミの木〉
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〈梅の花〉

  
 さて、開墾に取りかかろうとすると、草刈り機を持ってはいるものの、蔦、蔓、笹、倒木などに遮られ、刈り進めることが困難でした。そこで、鎌と鋸に持ち替えて藪の中に入ると、気分はサバイバルです。やっと自分が身動きをとれる場所を確保できたけれど、なかなか進みません。しかし、開墾は根気よく取り組めば必ず開通するのが楽しいところです。こうして開墾すれば、この先耕され、作物が植えられる。そして古吉野の窓からも見通せる畑になり、みんながイチジクの世話をすることなどを想像すると、心の底から楽しみな気持ちが湧き上がってきました。
 
 足下に倒れ乾燥した木に鋸の刃を入れると、ふわっと懐かく爽やかな香りがしました。ひょっとしてと思い、鼻を近づけてみると、やはりヒノキでした。樹皮の下に黄色い肌が覗く南天の木や、シュロの木などもあり、プールの近くにはこんなにも色々な植物があったのかと驚きました。

 

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 最初は見通せない藪でしたが、午後5時には大きな木々を除いて、蔓や笹が取り除かれ、視界が開けました。次回は永禮さんがチェーンソーで木々を切ってくださる予定です。畑になるまで、まだいくつもの工程がありますが、大事に進めていきたいです。

(ゆい)

 

 

***

 

 

 第2弾の味噌作り、3日目の朝。
 糀の「ふわみちゃん」と「もこみちくん」は、わたしたちが想像していたより元気いっぱいでした。規定の温度に達していたため、予定の7時より1時間早めた、午前6時に、「盛り込み」の手入れを行ないました。
 
「糀菌が3割くらい繁殖していたらいいかなあ」
 と言うなるちゃんの言葉を聞いて、どきどきしながら育苗機の周りに集まりました。
 取り出した糀箱の布巾をめくると、栗のようなとても良い香りがしました。
 見てみると、びっくり。期待以上に繁殖してくれていて、なんと、6割くらい繁殖していました。
 糀菌でところどころが真っ白になっているのが、綺麗だなと感じました。

 

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「もこみちくん」の方が、より繁殖しているように見えました。みんなで、
「さすが、男の子! やるねえ!」
 と、褒めながら作業をしました。
 また、味噌作り第1弾のときとは変わって、ビニール手袋を着用して行ないました。このことで、1粒ずつバラバラにしやすく、手にもくっつかなくて、スムーズに進めることができました。

 

「盛り込み」が終わってから、再び1時間ごとに見回りをしていきました。
「ふわみちゃん」と「もこみちくん」は、朝よりもさらに活発になって、42度にまで発熱してしまいました。
 そのためみんなで扇風機を使ったり、電熱器を切ったりして、調節をしました。
 少し心配になったけれど、糀の2人がはしゃいでいるのかなと思って、うれしくなりました。

   
 無事に温度も下がって、夕方5時からは「一番手入れ」を行ないました。
これまた、どきどきしながら糀箱の布巾をめくりました。
「わぁ!!」「ふわっふわ!!」
 思わず、みんなで感嘆の声を上げました。
 表面には糀の菌糸がびっしりと付いていました。羊毛のフェルトみたいに、ふわふわもこもこで、本当に可愛らしかったです。

 

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 第1弾よりも、少し高めの温度に持って行ったことで、品温の調節をするのが少し大変でした。
 でも、そのおかげでよりいっそう糀菌が繁殖してくれて、大成功だったのではないかと感じました。

 何回も何回も会いに行っているうちに、「ふわみちゃん」と「もこみちくん」が自分の子供のように思えてきました。
 明日は、いよいよ糀が完成する予定です。みんなでありったけの愛情を込めて、糀の2人のお世話をしたいです。
 
(みつき)