「味噌づくり5日目」 えみ

2月20日

*味噌づくり5日目
 今日で、第1弾の味噌づくりは最終日を迎えました。昨日無事に糀が完成し、今日はいよいよ味噌の仕込みをする日でした。

 朝7時からなるちゃんと一緒に台所で大豆を煮る作業をさせてもらいました。味噌1樽に使う大豆は、22.5キロ。昨日から水につけておいたものを、2つの大鍋で煮ていきました。
 
 大鍋いっぱいのたっぷりの水で、ふたはせずに最初は強火にかけました。初めに浮いてくる大豆は軽く、あまりいいものではないので取るのと、だんだんと灰汁が出てくるので、それをお玉ですくっていきます。「灰汁を取ると、だんだん水が澄んでくるんだよ」
 となるちゃんに教えてもらって、その通り灰汁を取っていると、どんどん鍋の底の大豆が見えるようになってきました。灰汁自体はいいものではないけれど、ふわふわとした白いメレンゲのようで、すくっているだけで夢中になって楽しかったです。
 
 お湯が沸いてからは、強火のままでは強すぎるので火力を調整しました。火加減も、なるちゃんに調節の仕方を教えてもらったけれど、勘を働かせるのが結構難しいなと思いました。煮だしてから2時間ちょっと経つと、大豆が親指と人差し指の腹で少し潰れるくらいの硬さまで柔らかくなってきて、その状態になったら煮上がりでした。
 
 煮上がった豆はザルにあげて家庭科室に運び、中でスタンバイしてくれていた、りなちゃんやサリーちゃんがミートチョッパーにかけてくれました。機械に大豆を入れると、あっという間にモンブランのクリームみたいに細かくなって出てきて、びっくりしました。
 
 
 9時半からは畑のチームごとに大人数のみんなも来てくれて、味噌玉づくりをしました。糀3箱分と塩1.5キロ、それから大豆8キロで1回戦分、計6回戦で1樽の味噌になります。前半と後半に分かれ、今日は2樽の味噌を仕込みました。
 
 最初に台の上に糀をあけ、塩と一緒に混ぜ合わせました。塩の結晶がキラキラと光っていて、若菜ちゃんがより一層綺麗に見えました。そして、ついに大豆と運命の出会いを果たして、みんなの手で味噌玉になっていきました。大豆と糀が一緒になる時に、みんなで「結婚!」と言ってできたことも面白くて嬉しかったです。
 
 味噌玉づくりの時には、れいこちゃんが昨日考えてくれた「育つ若菜ちゃん」の歌も披露することができて、みんなにも喜んでもらえて、さらにみんなと一緒に一度歌いながら味噌玉を作ることもできて良かったなと思いました。
 
 作った味噌玉は、樽の底から並べて、手の腹でつぶして空気を抜くという工程を何度も繰り返していきました。最後の1層は、表面をとびきりつやつやにして、振り塩を振ってからラップをし、袋の口を締めました。なるちゃんが袋を縛るところをみんなで囲んで見守り、重石をしてふたをした瞬間はとても感動的でした。
 
 今回初めて味噌づくりを体験させてもらって、味噌ができるまでには、本当に色んな工程があって、それを知ると毎日頂いている味噌汁も余計ありがたみを感じるなと思いました。お米も大豆もなのはな産で、自分たちの前にはたくさんの先輩たちがいて、どんどん次に繋げていけるのが嬉しいなと思いました。

 味噌づくりをさせてもらっていた5日間が本当に楽しくて、あっという間に過ぎていってしまいました。今回なるちゃん、ゆりかちゃん、れいこちゃん、りなちゃん、サリーちゃんと一緒に糀メンバーに入らせてもらって、味噌づくりのことだけでなくて、作業に向かう姿勢などたくさんのことを学ばせてもらいました。みんなの姿から、自分の未熟さを痛感した部分も多くありました。もっと心と体を使って人のために動けるようになりたいし、それをこれからの普段の生活から心がけていきたいです。
 
 読んでくださりありがとうございました。