2月20日(土)「味噌の仕込みの日&盛男おじいちゃんに教えていただきながらブドウの剪定」

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 昨日の夕方、ここ数日かけて作った米糀の若菜ちゃんが出来上がりました!
 そして今日の午前中に大人数で味噌玉作りをしました。昨日の夕方に家庭科室でミートチョッパーのセッティングを済ませておき、今日は朝早くから白大豆を煮はじめ、みんなが来るまで、家庭科室で味噌玉作りの準備を味噌作りメンバーでしました。
 まずは9時半に、数人、味噌玉を一緒に作るメンバーが来て、れいこちゃんが考えてくれた「育つ雑草」の替え歌、「育つ若菜ちゃん」をメンバーで歌いました。育つ若菜ちゃんを聞いて、みんなが喜んでくれたのが嬉しかったです。
そして早速味噌玉作りを開始しました!

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 まずはホカホカに似た白大豆を8キロづつ計って分け、それをミートチョッパー、いやこの場合は大豆チョッパーに入れていきます。
 スイッチを押して大豆を流し込んでいくと同時に素早くチョップされていき、挽肉のようにムニュムニュになってチョップされていく大豆が機会から流れ出てきました。この作業が本当にとても楽しかったのです。
 ふっくらしたまん丸の大豆達が一瞬のうちに潰され、細かい棒状として機会から出てくるのがおもしろかったです。その機会から出てくる潰された棒状の大豆はまるでモンブランの様で、そして香りも甘くてとても美味しそうでした。

DSC09926DSC09949 次にその潰された大豆をうちわで冷ませます。その間米糀を台に広げて塩を塗しておきます。次に潰された大豆も台に広げ、塩が塗された米糀と大豆を混ぜ合わせます!
 米糀と大豆を満遍なく混ぜて行きます。そして次に混ざった糀と大豆を玉にして握っていきました。

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 味噌になるまでは樽の中で3年寝かしておかないといけませんが3年後の誰かがこの味噌を美味しく食べているのを思うと本当に嬉しくなります。こんなにも大切に育てた若菜ちゃんが三年後、誰かの真冬の朝食に出てき、冷え切った身体に温もりを与えるのを考えるととても心が嬉しさで暖かくなります。
 私が今、毎朝朝食で飲んでいる熱々の味噌汁が私がパワーを与えている様に3年後の誰かに、同じようにパワーを与えられたら嬉しいなと思います。
 ここ数日の味噌作りチームとの過ごした時間や若菜ちゃんと過ごした時間はとても暖かくて幸せな時間でした。そしてみんなと味噌玉を丸めた時間もとても嬉しかったです。
 毎日毎日なのはなでは幸せな思い出を積みかせねていくのがとても嬉しいです。

(サリー)

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〈池上三角畑にて〉

 なのはなには、2種類のブドウ木が畑に植わっています。池上ブドウ畑に4本植わっているオーロラブラックと、古畑に一本植わっているシャインマスカットです。
 今日は盛男おじいちゃん、のりよちゃん、さやちゃんとブドウの畑に行って、盛男おじいちゃんにブドウの剪定を教えていただきました。

 まずは、2年生のオーロラブラックが植わる池上ブドウ畑に向かいました。
 この畑は、周りに日差しを遮るものがない高台にあって、とても日当たりがよいです。
 畑には春を知らせる柔らかい日差しがまっすぐに降り注ぎ、ぽかぽかと、体がとても暖かく感じ、剪定しやすい気候がとても有り難く感じました。耳には、風でサラサラと揺れる木々の葉の音や、たまに小鳥のさえずりが聞こえて、畑の中で、盛男おじいちゃんと、盛男おじいちゃんを取り囲む私たちとの空間が暖かくて、自然と気持ちが凪いでいきました。

 池上ブドウ畑の入り口から、奥に向かって、オーロラブラックの木が六メートル間隔で四本植わっています。ブドウの木から左右三メートル離れたところに、太い木の支柱が二メートル間隔でずっしりと立てられていて、いっぽん一本のブドウの木の幹は、約150センチの高さで、左右に二本に枝分かれし、支柱と支柱の間に張られた針金に誘引されています。
 葉はすべて落ちていて、とても寒々しい姿にも見えます。
 一番奥のブドウの木は、傾斜がついている一番下の場所にあるため、栄養や水が流れて、二本に分かれた枝が支柱の一番端を通り越して、枝が伸びているのですが、手前の三株の二本に分かれた枝は、どちらか片方しか伸びていなくて、伸びていても一メートルにもみたない長さで、枝の太さは直径一センチ程度で、先端に行くほど細くなり、とても弱々しいイメージです。
 一見すると、このブドウたちのどこを剪定すればよいのか、剪定する場所があるのか、疑問になってしまいます。
この木はこれからどう枝を伸ばし、成長し、実をならせるのか。
ブドウの将来のイメージがしづらく、どう剪定し、どうやって手入れしていけばいいのかとても知りたいと思ったし、おじいちゃんに剪定を教えもらえることがとても嬉しかったです。

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 池上ブドウ畑に植わるオーロラブラックは植えられて今年で二年目になり、本当はもっと枝が伸びていて、実もつけられただろうと、教えてくださいました。
 枝が上手く伸びていない一番の原因は土質にあり、この畑は重粘土質土壌のため、根が張りにくい。
 盛男おじいちゃんがブドウの根元の、直径一、二メートルの円状の範囲を杖でさして、ここまでは根が張れているけれど、ここよりも先に根が伸びにくくなっている、そう教えてくださいました。
 ブドウの間に落ち葉堆肥か、豆殻堆肥をたっぷりと入れて、ミニユンボで、40センチから50センチの深さになるように、よく耕すと、根が張りやすくなる、きちんと土壌改良をしなければ、枝は伸びて、実をつけることはできない、と教えていただいて、ブドウの根は今固い粘土の土の中でもがいているんだなと思いました。
 根を伸ばし、のびのびと成長させるために、土壌改良を行いたいと思いました。

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 一番奥の木は、幹から二本に枝分かれした枝を、中心から1.5メートルほどの地点で剪定しました。
 1本の枝から一メートル間隔で、新しく2本の枝を延ばし、一つの木で、新しく四本の枝を伸ばし、この四本に当たらし実をつけていく方針になりました。
 ブドウの葉は面積が大きくて、枝同士の距離が近いと、日陰ができてしまい、光合成ができず、栄養を作ることが妨げられてしまうため、一メートルほど間隔をあけて、枝を伸ばし、のばした枝には、50センチ間隔でブドウの実をつけさせて、左右交互につけさせて、そこからまた新しい枝を伸ばすのだとおじいちゃんが教えてくださいました。
 今の状態からしたら、想像するのが難しいけれど、おじいちゃんが確信を持って、未来のイメージを教えてくださることに、心が躍ったし、希望を感じました。
 何もない枝には、よく見ると約20センチ間隔に、芽が出るであろう節があって、これからちゃんと手入れをして、そこから新しい芽が出て、健やかに伸びてくれることを祈りました。

 池上ブドウ畑のオーロラブラックは、今年は実をつけさせず、とにかく木をきちんと仕立てて行くこと、木を作る、という方針にしようと盛男おじいちゃんが教えてくださって、担当者のメンバーと、ブドウの気持ちになって、きちんと手入れを行っていきたいと思いました。

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 次に、三年生のシャインマスカットが一本植わっている古畑に向かいました。
 シャインマスカットは、畑の奥の、古畑ハウスとオリーブの木の間にひっそりといます。
 中心の幹から左右に二メートルほど離れた位置に、木の支柱と、木の間に針金が二本はられています。
 シャインマスカットは池上のオーロラブラックと違い、中心の幹から四本に枝分かれし、枝分かれした四本の枝からも何本のもの側枝がびゅんびゅん伸びていて、すぐ左隣にいるオリーブの木に伸びた枝がびゅんっとささってしまっています。
 一目見たときに、その姿は、枝が交錯し、収集がつかない状態にも見えて、この木をどう剪定すればいいのか、わけが分からない気持ちになってしまいます。

 盛男おじいちゃんもブドウの姿を見て、思わずほおを緩め、笑っていました。
「さて、これはどうしようかなあ」と、つかの間ブドウを見つめたあと、盛男おじいちゃんは剪定を始めていきました。はじめると、おじいちゃんは、迷いがなく、手を止めることがなく剪定をしていきました。
 のりよちゃん、さやちゃん、私にもここを切って、と伝えてくださいます。
 とても潔く、素早くパツパツと枝を切っていくのですが、思い描いたイメージ、決めたプランに沿って、剪定しているのが分かりました。
「今回した剪定は、短梢剪定という方法なんだよ。」
 おじいちゃんはそう教えてくださいました。
 短梢剪定は、バランスよく、のばす枝を数本に絞り、のばすと決めた枝から出る側枝はすべて根元で切り落とす、数を絞ってバランスをとることで、実の質がそろうのだと教えてくださいました。

 4本伸びていた主枝が、東に一本、西に二本に絞られて、そこから出る側枝は、東側の枝は一本だけ残して、西に延びる二本の枝から出る側枝はすべて根元から切り落としました。
 これから骨格をつくる三本の枝がはっきりと分かり、はじめの混乱状態だった姿とは一目瞭然、とてもさっぱりとした姿になりました。
 残した3本の枝は、今ある支柱と針金では、先に伸びる場所がないため、のばす方向に新しい支柱を立てようという方針になりました。

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「このシャインマスカットは、確実にたくさんの実がなるよ」
 おじいちゃんの言葉を聞いて、夏に担当の人とブドウを収穫したり、それまでの過程、みんなとブドウをいただく光景を思うと、とても胸が弾んで嬉しかったです。
 本当にちゃんと収穫できるようなブドウの実をならせることができるのか、その過程を思うとワクワクした気持ちと、不安と緊張があったのですが、心の目を使って、ブドウに向き合い、ちゃんとした手入れを担当のメンバーの人たちとしていきたいと思いました。

 ブドウは、中央アジアの年間500ミリほどしか雨が降らない乾燥地帯が原産だから、水はあまりいらないけれど、成長期に入る4月や、7月から9月の暑い時期にポイントを絞って水を与えるとよいと、おじいちゃんに教えていただいて、桃のように繊細ではないけれど、担当者の人と協力して、心を遣って、ポイントを押さえた手入れをすればきっと実をつけさせて、収穫もできると思いました。

 今日は本当にブドウについて、盛男おじいちゃんに沢山のことを教えていただけてとても有り難くて、嬉しかったです。おじいちゃんとお話させていただいて、ブドウという自分にとっては未知の世界が広がりました。

(やよい)
 

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〈桃の摘蕾を進めました。  適期に進められるよう精力的に行っています〉
 

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〈桃の最盛期にむけてネット作りを進めています。 桃を害虫や害鳥などから守るためのネットです〉
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〈桃の樹1本を丸ごと覆うので、とても大きなサイズなのですが、効率よく進められるやり方を確立しつつあり、とても良いスピードで進められています。この寒波の期間に集中して進めました。夏、桃の時期に向けて準備を着々と進めています〉

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 毎週火曜日にアコースティックギターを教えてくださっている藤井さんが制作された版画を見に展覧会へ行きました。
 玄美会という創作家グループに所属されている全13人の作家さんが版画や洋画、日本画、水墨画、書などを展示されている展覧会です。
 毎年藤井さんが、ギター教室のみんなへと下さる年賀状には藤井さんが制作された版画が刷られていて、毎年今年はどんな版画だろうと楽しみにしています。
 古吉野なのはなの玄関にも藤井さんが制作された版画の作品を飾らせていただいています。
 展示会に声をかけていただき、楽しみにしていました。
 藤井さんの作品を会場で見ることができてとても嬉しかったです。絵や書などに触れる機会が私たちにも良い刺激になりました。

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