「考えること、知恵を絞ること」 やよい

2月17日

 お父さんが夜の集合で、ミーティングで依存を手放したからといって、綺麗さっぱり気持ちがよくなるわけではない、気持ちが落ちてしまったり、不安になってしまうのは、当然なのだと教えていただいて、私もミーティング後そのことを考えていたので、教えていただいてとても嬉しかったです。

 ミーティングを終えてから、自分の未熟さが以前よりも濃く見えて、ミーティングを終えたからといって、自分の人格が上がるとかそういうわけではなく、逆に頭の中が自分一人になったからこそ、自分が身につけてこなかった社会性や、欠落してしまった人間味が見えてくるのではないかと思いました。

 お父さんが教えてくださったように、私は、今までは何か自分にいたらない点があっても、過去の経験のせいにしたり、「病気だから」といいように病気をつかったり、何かと理由を探して言い訳をしていました。
 けど、これからは一人で立って生きて行くのだから、課題があれば言い訳をせず、理由を探してごまかさず、ただ気づいたことを修正し、できなければできるまで考え続ける、しつづけるだけなんだと思いました。行動も、言動も、すべて自分の責任、もう誰にもすがることはできないと思いました。
 けど、その人生の方がより深いものにできるのではないかと思いました。それに、一人で立ってはじめて第三者との本当の助け、助けられの関係を築くことができると思いました。

 ミーティングを終えて、「ミーティング終了、大寸劇&演奏会」に向けて、バンドの袋小路突破隊のメンバーとして、新しくりゅうさん、ちさとちゃん、ゆかこちゃん、さやちゃん、りなちゃんもメンバーとして加わり、準備を進めました。
 袋小路突破隊のオープニングの演出で、会場を囲んだ巨大な新聞紙の壁をみんなで破るという演出は、まえちゃんが提案してくれたアイデアでした。
 はじめは、演奏に入る前の寸劇の中で、袋小路突破隊のメンバーの一人が新聞を破る予定だったのですが、まえちゃんがみんなで破ろうと提案してくれました。
 前々からずっとやりたかったこと、一度はやってみたかったんだと笑顔で話してくれました。
 その提案を聞いたとき、私はその演出が袋小路突破隊として、一番よい形で、みんなとできて、みんなとより楽しめる演出で、あるべきところにすぱっとはまるものだと感じました。スケールが大きくて、想像するだけでとてもワクワクしました。
 まえちゃんはなのはな全体のことを考え、心を砕き、どうすればよりみんなのためにいいものになるか、考えているんだと思いました。

 私は考えがとても浅はかでした。浅い考えで、面白いと思って、ただ思いついたこと、ただ自分がやりたいことをやろうとしてしまい、ミスリードしてしまったと思いました。
 自分と周りのチームのメンバーをちゃんと評価し、知って、そのチームでして一番はまること、お互いがより成長できるような形、方向が必ずいつもあると思いました。
 そこを見ずに、ただ自分がやりたいことを浅い考えでしようとしては、周りの人にとっても、自分にとってもよくなかったです。
 本質を見る訓練をしていきたい、本質を見られるようになりたいと思いました。

 まえちゃん、ちさとちゃん、ゆりかちゃんはいつもチームの中で笑顔で、みんなのためにという気持ちでいるのを感じました。
 まえちゃんは、アイデアが行き詰まったとき、いつもみんながつい笑ってしまうような、面白い提案をしてくれて、常にオープンで明るくて、みんなが笑顔になって、まえちゃんがいると安心した気持ちになりました。袋小路突破隊の練習時間は、いつもみんな笑顔で嬉しかったですです。
 一人で立って、自立している人というのは常に、みんなの中で、自分がこうありたいと思う人を演じ続けているのだと思いました。私も、そうやって自分に拘らず常に演じ続けられるようになりたいと思いました。

 お母さんが黒いオセロが白に変わっていくように、自分が受けてしまった欠落も、プラスに変えていけるんだよ、と教えてくださって、私も諦めずに、前向きにいれば、社会性をつけていけるのだと思いました。
 私が感じる未熟さ、壁は、卒業生や、今みんなも通ってきたところ、乗り越えてきたところなのではないかと思いました。それは、お父さん、お母さんや、スタッフさん、みんなの背中を見て感じることです。だから、今は、自分に中身がないように感じても、自分もよくなっていけると思いました。

 今日、吉畑手前ハウスで野菜のしょうやくをしたら、寒くなくて、みんなもやりやすそうで、嬉しそうでした。そのことがとても嬉しかったです。
 誰かのためにと思って、知恵を絞れば、全部自分に返ってくるのだと改めて実感しました。本当にお互い様なのだと思いました。
 みんなの役に立てるように、まだみぬ誰かのために力を尽くせる自分になれるように、知恵を絞ること、考えることを放棄せずに、生きていきたいと思いました。