「オセロみたいに」 まち

2月17日

 午後に初めて、桃のネット作りの作業に入りました。主にあやかちゃんとゆいちゃんがミシンを使ってネットを縫うのですが、私たちが手元をして補助的なポジションにつく、というものでした。作業自体は単純なのですが、私はとても居心地がいいものを感じました。あやかちゃんが縫うスピードに合わせて、補助の私たち(りんねちゃん、よしみちゃん、私)がネットをずらしたりしていきます。この、あやかちゃんとネットの呼吸を全体で合わせている感じがとても心地良かったです。みんなで一つになっているかんじ。あやかちゃんの丁寧で落ち着いたミシンさばきに合わせて、私たちもあやかちゃんがミシンを進めやすいようにネットをずらしたり整えたりします。あやかちゃんの目つきが優しくて、りんねちゃんも優しくて真剣で、よしみちゃんも目が微笑んでいて一生懸命でした。私も、あやかちゃんの心臓の鼓動に合わせるように、手元をしました。単純な作業だけど、なのはなの子独特の優しさとか利他心とか一生懸命さが表れている気がして、とても気持ちが良かったです。

 夜の集合の話も嬉しかったです。私も、自分が今まで生きてきた30年間、死ぬほど頑張って生きてきたのに無駄だったのか。幸せになりたくて一生懸命生きてきたけれど苦しいだけで、気が付いたら社会性もなくて人間関係もとれなくて、話題も何もない中身が空っぽな自分だけが残っていて、その頑張りは間違いだった。とてつもない虚無感があったのは確かだと思いました。でも、お母さんが、オセロと一緒なの、今まで頑張ってきたことが、黒から白に一気に変わるみたいになるの、無駄じゃないの、ゼロからじゃないんだよ、と言ってくださって、そうか、私は一生懸命生きてきた、今までの努力で培った人間性は、これから利他心に向いて人にも自分にも幸せを与えられるようになる。今まで頑張った分だけ、人を幸せにできる。それこそオセロみたいに。だからいいんだ、自分はしっかり、利他心の人間になって今までの頑張りも利他心に向けていこう。空っぽじゃない。その代わり、100パーセント利他心の人間になろう、そう決める事ができたし、間違った頑張り方だったけれど一生懸命今まで生きてきたそんな自分に自信を持って生きていけると思いました。

 お楽しみ会のとき、お父さんの集合の話で好きな言葉、印象に残っている言葉というものがあったけれど、私はお父さんが教えてくれた、「利他心とは隣の人とおかずを分け合うような感覚だ」というのがとても好きです。昔の人は、長屋の薄い壁に穴があいていた、それは隣の人に作ったおかずをお裾分けするためのもので、自分たちにも、また隣の人からそこで作られたおかずをもらう。両側からもらう。みんなが、ちょっとずつ、いろんな種類のおかずを頂くことができていた、という話です。私はこの感覚がとてもいいな、と思っていて、利他心って、自分の利益はさておき、他人の利益を尊重すること、というと、なんだか難しそうな印象が私にはあったのですが、そのお父さんの説明で、それがお互い様の関係で、とても爽やかでみんなが幸せになるものだ、ということがはっきり分かって、だからそれが好きです。今でも気持ちが落ち込んでしまったりしたら、その言葉を思い出して、難しく考えなくていい、隣の人とおかずを分け合う感覚だよ、爽やかで、前向きで、明るく捉えて、みんなと一緒に幸せになればいいんだ、と気持ちを明るい方に持っていくことができます。

 朝食当番のときに、のりよちゃんとお父さんの好きな言葉の話をしていて、私は上記のことを話したのですが、のりよちゃんは、「人に添うということは、心臓の鼓動を合わせる、ということ」の言葉が好き、と教えてくれて、私もそれもすごく好きというか、自分がしっかりと心に置かないといけないな、と思いました。それに、心臓の鼓動を合わせる感覚というのが分かりやすくて、自分はいつも意識して作業や仕事に取り組みたいと思いました。私にとっても色々な分野でリーダーがいます。なおとさん、つきちゃん、あやかちゃん、ゆいちゃん、などなど。私はどちらかというとさっさとしてしまいがちです。心臓の鼓動が速い方で、自分はそれが正しいと思っていたし、仕事が速く進むのが尊いのだと思っていました。でもそれは違うんだよ、と。リーダーに添って、リーダーが仕事をやりやすいようにする。リーダーの心臓の鼓動に、自分の心臓の鼓動を合わせます。いつもそれを意識します。今でも、たまに我が出てしまって、つい先に何かを口走ったり手が出てしまったりします。そのとき、あ、と思って、自分の心臓の鼓動とリーダーの心臓の鼓動を確かめます。自分は今速くなっているな。常に相手に添う。それが本当に大事です。鼓動が速いリーダーには自分もアップテンポにする。相手に心臓の鼓動を合わせること。私はこれをいつも意識して、いつも訓練していかなくてはなりません。お父さんのこの言葉が、とても分かりやすいと思いました。

 今日から、生理が来て、先月から始まった生理がなんとか順調に来ているのだと思って嬉しいです。生理が来てすぐに、食事の感覚とか人に対して思うこととかの感覚が正常になりつつあるのを感じていて、きっとこれもミーティング効果なのだと思いました。生理が始まる1週間くらい前から、すごく自己否定がきつかったり、頭痛が起こったりしていて、そのときちょうどフレディ会議の練習をしているときだったから、メンバーの人にものすごい迷惑を掛けてしまっていて、なんで自分はこうなんだ! と思っていたけれど、これも生理前の現象だったと気が付きました。生理がきた今はまったく自己否定とかもなくて安定しています。1人の女性として、生理周期に訪れる身体や精神的な変化も理解して、上手に付き合っていこうと思いました。それで生きやすくなるし、人との関係も上手にとれて人に心配をかけなくなります。1人の自立した女性として、自分の身体に対する理解もしっかりしていこうと思いました。

 利他心とは隣の人とおかずを分け合う感覚、人に添うということは心臓の鼓動を相手に合わせるということ。いつも意識して生活していきたいです。人との間にしか幸せはないのだから、人との関係を大事にしていきたいです。
 毎日を大事に生きていきたいです。読んで頂いてありがとうございました。