「前向きなところにしか」 ななほ

2月17日 水曜日

 夜のお父さんとお母さんのお話が嬉しかったです。ミーティングが終わって、心も身体も楽になったはずなのに、自分のすることに自信がなくなったり、自問自答して苦しくなることがありました。でも、それは私だけじゃなく、一緒にヤドカリないとなったみんなも同じ気持ちだし、(私だけ、理解が浅いんじゃないか)(私はまだ競争心や、利己的な考えが抜けていない)(これを言ってはいけない、こう思ってはいけない)と思う気持ちも、少なからず、殆どの人が持っていると教えて頂きました。

 ミーティングが終わった時から、頭では分かっていても、(自分はまだ理解が浅すぎて、みんなみたいに成長できていないんじゃないか)と思ったり、ミーティングが終わってから夜に自分のどこが利己的な考えなのか、どうしたら改善するのかを考えると止まらなくなってしまい、気が付いたら時計の針が、12時を過ぎてしまうことが多かったです。でも、お父さんとお母さんのお話を聞いていて、自分の理解の浅さや未熟さ、利己的な考えなど、成長しなければいけない所は、前向きな所にしか本当に答えが無いのだと思いました。

 いくら自分の未熟さを痛感して、自己否定をしたところで何も変わらないし、自己否定は逃げで甘えです。私は、自己否定をする事で、自分の未熟さや利己的な考えから逃げようとしていたんだなと気が付きました。それ以外、どう自分を保ったら良いのか分からなかったけれど、お父さんとお母さんのお話を聞いている間に、ちゃんと自分と真正面から向き合って、自分の未熟さからも逃げずに、常に成長し続けることが大切だと分かりました。

 まだどこかで私は、(自分だけがあまりにも未熟で、社会性が無くて、すぐに利己的になってしまう)という気持ちが自己否定のように出てしまうことがあり、それは自分に甘えているし、だからどうするのかを考えているようで、考えないようにしていたように思います。前向きな所、常に自分は発展途上だということを頭に入れて、なのはなの子に相応しいような女性になれるよう、精進していきたいです。

 ミーティングが終わってから、自分の言葉や行動に責任をちゃんと持とうという気持ちになっていて、利己的な考えが出たら直ぐに利他心の行動、なのはなのみんなの為の行動、相手の利益となるような行動をするように心掛けているのですが、それを義務にしないで、成長の為、まだ見ぬ誰かの為に良くなっていきます。

 今日は気温も低く、畑作業はできなかったのですが、室内で選別を進めたり、午後はハウスの野菜の収穫や肥料倉庫に肥料を運んだりして、たくさん作業が進められて嬉しかったです。収穫では、なつみちゃんとみつきちゃんとセロリの収穫をさせていただき、3コンテナいっぱいにセロリを収穫して、3人で笑いながら坂を上った時間が嬉しかったです。しょうやくは風が強いこともあり、やよいちゃんの提案でハウスでさせていただき、シェルターのように頑丈なハウスで、みんなと温かい光を浴びながら、野菜を洗って、畑から戻ると熱々のお汁粉も頂き、ものすごく暖かい気持ちになりました。

 声がかかったらすぐに動く、二つ返事で行動するととても気持ち良いなと思うし、ただみんなの側にいるだけで、たけちゃんの姿を見るだけで、みんなが笑っているだけで、私もたくさん力をもらい、気が付いたら口元が緩んでいて、そんな家族が私の家族で嬉しいです。『みをつくし料理帖』も残す所1冊となり、ものすごく寂しいのですが、澪のように私も生きていきます。『夏天の虹』の時は、切なくなって2日間本が読めなくなる位、心が動かされるのですが、何度も涙が出そうになって、深い所で共感できて、そんな本に出合えたことが嬉しいし、次は今読みかけの『出世花』を読み、高田郁さんの本を全部読んだら、また『みをつくし料理帖』に戻って、自分を高めていきたいです。