「目の前の仲間と」 ななほ

2月15日 日曜日

・MT終了、けじめのお楽しみ会

 昨日はなのはなのみんなとMTの終了を祝って、お楽しみ会をしました。1週間ほど前から、チームのみんなと寸劇を考えてきた時間、みんなの笑顔や楽しそうな声にたくさんパワーをもらって、準備期間を通しても「幸せのその日暮らし」がどういうことか、感じたように思います。

 MT期間中、お父さんとお母さんが、「幸せのその日暮らしをする。1日でも青い鳥を追いかけるようなことはしていけないんだよ」と教えて下さりました。私はなのはなファミリーに来るまで、ずっと「いつか幸せになれる」「これが終わったら、楽になれる」「大人になったら、何か違うんじゃないか」と思ってきたけれど、それは幸せのその日暮らしとは程遠いものでした。なのはなに来てから、1日1日を楽しいと感じるようになっても、どこか青い鳥を追いかけてしまう所がまだあったなと思います。1日でも、青い鳥を追いかけるようなことが無いように、気持ちの上下もし過ぎずに、平常心で毎日を楽しんで、目の前の幸せを幸せと感じて生きていきたいです。

 お楽しみ会では、一番最初に全員で「袋小路突破隊」のメンバーと、『行き止まり』の演奏をさせていただきました。体育館の縦と横の3方を取り囲むようにした巨大な新聞紙の壁。突破隊のまえちゃんとほしちゃんが演奏する、ドラム缶と共に、「脱却、したよー!」と新聞紙を蹴って突き破り、体育館を走り回ります。

 どこを見ても、人、人、人で、体育館中に声が響き渡り、どんな時でも声を上げて体育館を走ったら、笑顔になれてしまうんじゃないかなと思いました。みんなの力を感じて、私もその中の1人として、なのはなの仲間として叫んで、歌うことができて嬉しかったです。「私は人生間違えた、どこからどこまで間違って、出口のないまま間違って、病気に逃げてきたけれど」。1番の歌は私たちの行き場のない苦しさが歌詞にされています。

 お父さんが作詞してくださった『行き止まり』。この曲をみんなで歌うことができて、本当に気持ち良いです。お父さんとお母さんがどこまでも私たちの苦しさを理解して、みんなでゴロンと良くなるんだということを考えて下さっているのを強く感じて、歌う度に「仲間に出会えて良かった。なのはなに出会えて、本当に良かった」と涙が出ました。

 続いての「脱フワガールズ」の『脱いで』も、最初の寸劇がとても可愛くて、私もその仲間に入りたくなってしまう位だったし、よしみちゃん、えみちゃん、ひなのちゃん、りんねちゃん、さくらちゃんの歌と演奏もとても可愛くて、いつまでも聞いていたくなってしまうなと思いました。寸劇では、(私もこの劇やってみたいな)と思うチームばかりで、お父さんが夜に、「かにちゃんチームの寸劇を、今度のMTでみんなでやろう」と話して下さり、みんなで過去を面白可笑しく整理していけるのは、なのはなファミリーのみんなが居るからだなと思ったし、なのはなファミリーでこそ本当に摂食障害から回復することができると改めて思いました。

 みんなが自分をゼロにして、新しい役、任された役を演じている姿がとてもカッコ良くて、私もなのはなの仲間として、少しでもレベル高く、自分に拘らず、演じる事を楽しみたいと思いました。実際に、チームのみんなと役を演じてくる時間がとても楽しくて、その役のイメージをみんなで膨らませていったり、話し方や仕草を考えていく時間が嬉しかったです。脚本もみんなで作っていったり、外で練習したり、脚本ができたのが会の2日前、お昼12時だったので、大忙しだったのですが、準備をしていてもいっぱい笑いました。

 また、お楽しみ会当日に、あゆちゃんが私たちが選んだ「お父さん、お母さんのミーティングでの名言」を読んでくださって、それを聞いているだけで、今の仲間、今の時間が宝物だと感じました。今いる仲間と一緒に良くなっていく、1人で頑張るのではなく、目の前の仲間と手を繋いで新しい世界を作っていく。なのはなファミリーに出会うまで、「自分が頑張ったらいい」「自分が未熟だから悪いんだ」と思ってきたけれど、MTを通して私の苦しさもみんなが理解してくれて、みんなが居るからこれからも私は生きていける、仲間と一緒に優しい世界を広げていくんだ、そう思うと胸がいっぱいになります。

「人と人との間にしか幸せが無い」ということも、なのはなに来て初めて分かった事で、青い鳥を探してもいつまでも幸せになることはないと気が付きました。自分が幸せと感じたら、目の前にいる相手も幸せに感じている。それは何ができる、できないのような浅いものではなく、深い所で共感したり、一緒に夕日を見たり、真夏の牛肥撒きの「みんなで終わらせるぞー」という空気とか、野菜を育てて収穫する喜びなど、言葉が無くても心が幸せになります。

 ヤドカリない(殻という名の過去の価値観を捨てた)の私は、まだどこか寂しくて、どうしたらいいのか、何をしたらいいのか分からないような所があります。自分のやりたいと思うこと、やりたくないと思うことの逆をしようとして失敗したり、遠回りになったり、分からなくなることもあります。でも、みんなの中でトライアンドエラーで成長していき、失敗したり上手くいかない時はすぐに修正して、なのはなファミリーを心の軸にどこまでも生きていきます。
 
 お仕事組さんの『育つET』もお父さんが考えて下さった歌詞が本当に素敵で、演出にも涙が出そうになって、(ああ、私たちの思いは、どこまでも同じなんだ)(私も含め、誰1人、例外はいないんだ)と感じました。私は未だに深く考えすぎて、遠回しになったり、極端になったり、言葉や考え方にメリハリがない所があります。でも、なのはなでみんなの中で成長して、自分の未熟な所をフォローしてもらって、私もみんなの一部として助け、助けられる関係を広げていきます。尊敬する人を思いながら、その人に少しでも近づけるように、成長していきます。お楽しみ会の時間がとても楽しくて、最後の脱出ゲームでも、みんなで走り回り、半そでになってもビショビショになるくらい、汗をかいて、たくさん笑った時間が嬉しかったです。

 また、家族みんなで大縄跳びの八の字もやりたいです! 謎解きゲームも何回でも、何時間でもできる位、楽しくて、みんなの知恵を出し合って謎を解いて行く時間や、猛ダッシュしたり、ヒントマンチャレンジをしたり、本当に楽しかったです。私はあまり知識もなく、技術もないので、直接的にはあまり貢献できていなかったのですが、走る専門で謎が分かったら、走る、走る、走るをしていたのも楽しかったです。

 そして、夜にはバレンタインデーということで、夕食にはお仕事組さんが手作りのクリームチーズが乗った甘くて濃厚なティラミスを頂いたり、ホワイトチョコレートの深い甘さのホットチョコレート。りゅうさんからもチョコレートを頂いて、とても贅沢な一日でした。お楽しみ会で今回のMTにけじめをつけることができてスッキリし、これからも幸せのその日暮らしで生きていきます。失敗しても直ぐに修正して、毎日進化します。