【2月号②】「優しさに包まれて ―― 成人式を迎えて ――」サリー

 私とみつきちゃん二人のためになのはなのみんなが成人式を開いてくれました。今年はコロナの影響で勝央町の成人式が八月まで延期、という事で、なのはなで、なのはな成人式を開こう、とお父さん、お母さんが言ってくれました!

 私は、自分は成人式には出ないと思っていました。地元の友達というのもいなかったので一緒に出る子もいなくて一人で行くのもなんだか気が進まない。お姉ちゃんも同じような理由で出ていません。

 別に出たくないし。と言いながらも内心綺麗な振り袖を着たキラキラとした華やかな新成人にものすごく憧れていました。なのでなのはなで盛大にみんなにお祝いしてもらえて本当に心から嬉しくて幸せです。

 成人式の二日前から色んな綺麗な衣装を着てフォト撮影をしました。フォト・ムービーチームという、私とみつきちゃんの撮影の間ずっとお世話になったメンバーがいます。りなちゃん、ななほちゃん、なつみちゃん、ちさちゃん、さくらちゃん、まちちゃん、まよちゃん、そしてカメラマンのかにちゃん。このみんなには本当にたくさんありがとうの気持ちが表しきれないほどあります。

 ヘアメイクを考えてくれたり、可愛い衣装を考えてくれたり、撮影の間ずっとたくさんのやさしい言葉をかけてくれたり、外の寒い中で撮影した時はコートや手袋や銀マットを使って一所懸命に暖めてくれたりと本当にたくさん優しくしてもらいました。

 

2人の可愛い姿、奇麗な姿をたくさん写真に収めることができ私たちもとても嬉しかったです

 

 あんなにもたくさん「綺麗」だとか「可愛い」って言われたことがありません。なんだか本当にドンドン自分がみんなが言う様に綺麗な可愛い女の子になっていく感じがして嬉しかったです。でもその綺麗さや可愛いさはみんなが私に向けてくれた綺麗さや可愛いさ、みんなのやさしさが私の顔に写って見えたものに違いないです。

 撮影では真っ白いドレスから黒い綺麗なロングドレス、みつきちゃんとおそろいの色違いのチャイナドレスまで色んな可愛い衣装を着ました。美容学校に通っていたみつきちゃんが持っていたたくさんの可愛い化粧品を使わせてもらって綺麗なメイクをしたり、可愛い髪型にしてもらったりと、本当に女の子にとって夢の様な時間を過ごせて、もう本当に楽しくて楽しくてたまらなかったです。

フォトムービーチームで撮影をした写真です

 

 でもそれよりももっともっと嬉しかったのがフォトムービーチームのみんなとたくさん笑い合って過ごせた時間です。みんなは私とみつきちゃんを大切な家族だと言ってくれてたくさん祝ってくれました。そんな事を言ってくれてやさしくしてくれたみんなが大好きです。みんなに助けられました。みんなのやさしさに助けられました。今度は私も優しさで人をこんな思いにできたらいいなと思えました。

 

 成人式当日は朝からずっと緊張が続きました。朝の八時からヘアメイクをしてもらい九時過ぎから着付けを始めました。着付けの先生の村上さんが来てくださり、お父さんとお母さんが私のために選んでくれた紫色の綺麗な振り袖を着せてくださいました。

   この時は一日の中で緊張がピークでした。こんな上品で綺麗、そして繊細な伝統的な服を着て大人としてみんなの前に立つのがとても緊張しました。

 村上さんが、振り袖の下に着る何枚もの着物をドンドン私に着させ、何本もの紐や帯や帯占めなどを私にきつく巻き付けていくにつれ、私の姿勢も気持ちもどんどんピシッと正されていく気がしました。着付けを行っていた応接室には緊張感の空気が漂っていました。その空気感にいさせてもらうのがとても嬉しかったです。

着付けが終わり、村上さん、みつきちゃんと

 

 着付けが終わり、自分の姿を鏡で見るといつもとは違う自分の姿が映っていて驚きました。自分が大人に見えました。みつきちゃんもオレンジ色の華やかな振り袖がものすごく似合っていました。そのまま一緒にリビングに行くとみんなが暖かい目線で私達を待っててくれていて、恥ずかしい気持ちもあったのですがみんなが暖かく見守ってくれたので安心しました。

 

 そして式が始まりました。あゆちゃんの合図で私とみつきちゃんが入場し、なのはなの桃の歌を歌い、お父さんの祝辞を聞かせていただきました。今成人になる私たちのやるべき事、意識すべき地球上の大きな問題である地球温暖化。この先の十年間の間、私達がどう地球の温暖化を抑えられるかがその先の地球にとって大きく影響する大切な十年間なのであること。他人事の様に扱うのではなく、地球上に住んでいる私達一人ひとりがこの大きな問題に目を向け、できる事を精一杯に成し遂げていくこと。

 

 小さなことしかできないと思ってもそれがドンドンと色んな人に広がり、届いていくから、できることをするのが大切なんです。それが私たちができる「まだ見ぬ誰かのために」。

成人式、記念品の贈呈

 

 自分のために、自分の身の回りのためにだけではなく、まだ見ぬ誰かのために日々努力し自分の全てを注いでいくこと。それが私たちの幸せに繋がるのである。お父さんのこの言葉を胸に、堂々と胸を張れる立派な大人になっていきたいです。お父さんやご来賓のみなさんのありがたい祝辞を聞いたあとは謝辞を言う時がきました。

 

 上手く感謝の気持ちやこれからの自分の成人としての抱負が上手くまとまって伝わるかどうか不安でした。上手く伝わっていたらいいなと思っています。本当にみんなのお陰でこんなに幸せな成人式を迎えられたのですし、なのはなのお父さんお母さんそしてみんなのお陰で私は救われました。みんなには感謝の気持ちしかありません。

 こうして式は終わりみんなと記念撮影をし、午後は振り袖を着ての撮影をしました。最後の最後までフォトムービーチームが私とみつきちゃんを暖かく微笑んで見守ってくれました。一日中本当に暖かくて幸せな気持ちで一杯でした。夢にも思わなかった、やさしさに包まれた幸せな成人式でした。この成人式を通して学べた事、感じた感情を次の人、次の人へと届けたいです。

 

 本当に幸せな成人式でした。お父さん、お母さん、なのはなのみなさん、本当に心からありがとうございました。恥ずかしくないよう、立派な大人になります。