「みんなの優しさ」 えつこ

2月5日 

 今日も、みんなの利他心をたくさん感じた日でした。
 まず、今朝の野菜切りでのことです。私は、白菜マスタードの調味液を作った後、魚肉ソーセージを切っていて、時間が間に合わないかもしれないと、焦っていました。そんなとき、朝食当番で手が空いたひろこちゃんが、「ヘルプに入ります」と、来てくれました。ひろこちゃんが、小さなスーパーマンに見えました。その後も何人かが助けてくれて、猛スピードで終わらせることができました。私は、野菜切りと朝食当番とで助けあうABパターンの時間が大好きです。

 朝は身体測定の後、アセスメントに向けて『サム・ナイツ』の練習をしました。ミーティングの影響か、歌っていても気持ちが高まりました。コーラスをするのは久しぶりですが、すごく、歌うことが好きだと、思いました。紅白やお母さんのお誕生日会で、アイドルとしてみんなの前で歌ったときから、歌う楽しさに目覚めています。

 全体での練習の後、アルトとソプラノとでパート練習をしました。ソプラノは、のりよちゃんが中心となって、練習をしました。せいこちゃんがキーボードで音を取ってくれました。のりよちゃんの作ってくれる前向きな空気のおかげで、声が出やすくなりました。 もう一度図書室に戻って全体で合わせたとき、最初とは見違えるくらいに、まとまりと迫力が出ました。自分の声がみんなの中に溶け込んで、みんなでひとつの声にして歌うという感覚が、とても心地よかったです。

 

 午後は、畑作業で、ホウレンソウ3弾の『甘じめ』を、初収穫しました。一時期は、葉先が黄色くなる症状が出て心配したこともあったのですが、硝酸石灰を追肥してから、挽回して、生育も揃い、とても元気になりました。
 艶々の緑に、肉厚の葉が、いかにも「私を食べて」と言わんばかりに美味しそうで、ずっと見ていたいくらいに幸せな気持ちになりました。種まきからずっと見て来たので、立派なホウレンソウに育ってくれたことが、とても感慨深いです。
 今、1弾と2弾は全収穫が終わって、畑にあるホウレンソウは、甘じめだけです。畑からホウレンソウが減っていくのは寂しいですが、それだけたくさんのホウレンソウが多くの人を喜ばせていると想像すると、生きていて良かったと思えるくらいに嬉しいです。
 私の未熟さから、迷惑をかけてしまって申し訳ないと思った、苦い記憶もありますが、そのことも含めて、私の心にたくさんの栄養をくれるホウレンソウに、感謝の気持ちでいっぱいです。1弾の品種と、2弾の品種との味の違いを見るのも、とても楽しみです。

 畑作業の帰り、さくらちゃんが、「空が綺麗だよ」と、声をかけてくれました。振り返ると、夕陽が雲でぼやけて、天女様が出てきそうな神秘的な景色が広がっていました。畑でたくさん動いた後だからこそ、仲間と見る景色は格別です。たった数秒のことだったのですが、さくらちゃんとなつきちゃんと、夕陽を見た時間が、嬉しかったです。この気持ちを大切にしたいです。

 金曜日の夕方は、ここ最近のマイブームの時間です。体育館のぞうきんがけです。広い体育館をぞうきんがけするのは、体力をたくさん使いますが、それによって床が綺麗になるのが、達成感があります。寒い日には、体があたたまります。なにより、みんなで等間隔に並んで、追い越し方式で床を磨いていくのが、楽しいです。
 今日は人数が3人だったのと、アセスメントに向けて片付けなどもしたいので、放送でヘルプを呼びかけました。そしたら、予想以上にたくさんの人が来てくれました。
 みんなでやると、広い体育館のぞうきんがけもあっという間でした。私の苦手分野の片付けは、やよいちゃんが進めてくれて、とても心強かったです。みんなが、「ここを掃除したい!」と言って、自主的に動いてくれました。ずっと気になっていた、舞台美術の埃被っていたところも、綺麗にすることが出来ました。
 予定以上に進めることが出来ました。私はリーダーシップをとることがとても苦手なのですが、みんなが気持ちを沿わせてくれて、ずっと肯定的でいてくれました。何が出来ても出来なくても、自分の精一杯のよかれの気持ちでいたら良いのだと、思いました。

 今日も、みんなの優しさにたくさん助けられた日でした。