「幸せの星の下に生まれて」 れいこ

〇お父さんお母さん、なのはなのみんなへ

 明後日、気象予報士試験を受けてきます。
 半年間、勉強組としてなのはなで過ごさせてもらって、本当にありがとうございました。
 なのはなのお父さん、お母さん、みんなのお陰で、今日まで勉強を続けてこられて、感謝の気持ちでいっぱいです。

 なのはなで初めて、お父さんお母さんから、正しい勉強の方法や、勉強に向かう意味や心持ちを教えていただいて、勉強の概念が変わりました。
 今まで教わってきたような、ただ耐える勉強ではなく、とにかく暗記、暗記、暗記で、スピード感をもって必ず分かると信じてできるまでやる、必ずできる勉強はとても楽しかったです。

 なのはなのお父さんお母さん、みんなが、できるまで諦めなければ必ずできることを、背中で見せてくださって、私にも必ずできると信じていてくださったから、楽しかったのだと思いました。

 

 気象についてはまったく無知からのスタートで、数学の知識もなく、物理式はまるで呪文のようでした。
 本当にこの数式を使えるようになるのだろうか、1文字でも問題が変わったら分からなくなるのではないかと、不安がありました。
 でも、試されるのは試験だけでよくて、とにかく写真のように暗記し続けて、いつか必ず理解がついてくると、お父さんが教えてくださって、教科書3周目くらいでようやくその感覚が分かったときはとても嬉しかったです。
 実技試験対策でもオリジナルの、分類表を作ることを提案してもらって、それから初めて時間内に問題を解き終えられるようになりました。まるで新しくて、画期的な勉強の仕方を教えていただきました。

 メリハリをつけて集中するときは集中して勉強するけれど、それ以上に、なのはなの子の1人としてどうあるべきか、なのはなのれいことしての責任は何かということを、お父さんお母さん、みんながいつも一番に大切に問うてくださって、とても嬉しかったし、何度も優しいほうへ救い上げてもらいました。
 この期間にも、あゆちゃんとりゅうさんの結婚式で、なのはなのお母さん役をさせてもらったこと、お父さんのお誕生日会に世界一周旅行をみんなで作ったこと、お母さんのお誕生日に古吉野中を全力疾走して謎解きゲームをしたこと…… 数えきれないほどの楽しいことがありました。

 

 今、なのはなでは年に1度の大切な、心の傷を癒すミーティングの最中です。

 お父さんお母さんのお話を聞かせてもらったり、みんながミーティングに向かう姿から、私も1人の人間としてきちんと自立した存在になるために、今目の前にある勉強に精一杯励もうと思わされました。
 この試験に向かう過程も、本番もあくまで通過点であって、人生はいつも途中経過であることを前向きに捉えられるようになったことは、こんなに真面目で優しくて、希望のある仲間に囲まれているからです。
 私は本当に、幸せの星の下に生まれてきました。

 

 今日まで勉強させてもらった知識は、きっと、なのはなの農業や、地球環境問題の解決のために、還元していきたいと思っています。 
 そのために、明後日は、この勉強期間にけじめをつける機会として、精一杯力を尽くしてきます。

 私には、なのはなのお父さんお母さん、70人の家族があります。

 最後まで謙虚な気持ちで、粘り強く行ってきます。