【新春号㉕】「パワーに溢れたクリスマス会」さくら

 雪が降って、ホワイトクリスマスのクリスマス会でした。体育館は、まえちゃん、ゆいちゃんたちが飾りを作ってくれて、クリスマスのステージになりました。ステージ上のサテンの布の黄色だったところが赤色になると、一気にクリスマスの雰囲気が出ました。ゆいちゃんたちが作ってくれた柊の葉に、赤い丸い風船がついて、クリスマスらしいなと思いました。

 ステージの下の蹴込み板には、オーナメントをつけました。赤、青、金、紫、白、いろいろな色があったけれど、ツリーにつけるようにあまり考えずに楽しくつけました。まえちゃんが、「いーねー。可愛い」と嬉しそうでした。どんどんクリスマスの体育館になっていきました。プレゼントボックスの飾りを図工室から運んでくるとき、空箱だけど、ワクワクしました。ハートの風船をさりいちゃんがスノーマンが持っているみたいに飾りつけてくれました。

 当日の午前中、りんねちゃんとみつきちゃんが、衣装に合うメイクをしてくれました。目元が、ひなのちゃんは青色、りんねちゃんはピンク色、私は黄色で、ズボンの色と同じです。衣装考案のとき、ズボンを誰がどの色を着るか迷っていたとき、まちちゃんが選んでくれました。帽子もネックレスもブレスレットもいいなと思うものが三人分ありました。

 昼食前に、買い出しから帰ってきたなっちゃんのパッソから、美味しい香りの温かい荷物を食堂まで運びました。箱の形から、もしかして、もしかして、と思って食堂についたら、「ピザ届きました」とゆりかちゃんが言ってくれて、やっぱり! と嬉しかったです。

 台所さんが作ってくれたスペシャルなクリスマスメニューでした。メインのお皿にハンバーガーとピザとマカロニとうさぎリンゴがあって、サラダと、スープと、柚子のコンポートと餡子のデザートがついていてとても豪華でした。大きなハンバーガーを口いっぱいに頬張るのが嬉しかったです。

 司会はなおちゃんとまゆこちゃんがしてくれました。のど自慢大会ということで、お父さんとお母さんの前には、電子ドラムがあって、「コーン」「キンコーン」「チャラララチャラララ…」の三段階の鐘がなりました。でも、鐘一つでも二つでも、練習を重ねたらまたステージで演奏できるかもしれないし、できないかもしれない、合格の鐘がなっても、どうなるか分からない、という感じでした。

 なおちゃんとまゆこちゃんがオープニングで、「あなたから、メリクリスマス、私からメリクリスマス♪」と歌ってくれました。せいこちゃんが伴奏をしてくれました。踊りがあって、なおちゃんとまゆこちゃんが迫ってきたり、「鐘の音がすぐそこに…、ゴーン…」という、鐘一つのときのリアクションが入っていたり、とても楽しかったです。

 私は一チーム目でした。チーム名は「脱フワガールズ」、曲名は『脱いで』です。一回目は緊張でよくわからないうちに終わってしまいました。でも、使うマイクが違っていて声が入っていなかったので、もう一回できることになりました。二回目は緊張がほぐれて、のびのびと歌うことができました。

 お父さんが作詞をしてくださいました。作詞をお願いさせてもらってから二日くらいで、お父さんが三人分三部コピーして渡してくださいました。はじめ見た時、タイトルに衝撃を受けました。ポップな感じで、見栄を張ったりせずに等身大で歌える歌詞でした。

 はじめにコードを考えました。りんねちゃんが以前作曲したときに教えてもらったことを教えてくれて、いろいろなコードをキーボードとギターで鳴らしてみて、『脱いで』のイメージに合うポップなコードを探しました。Aメジャーのコードにしました。

 メロディをりんねちゃんが次々と生み出してくれました。ギターを弾きながら、メロディを口ずさんで、あっという間に曲ができていって、りんねちゃんの姿がかっこよかったです。脱いでー、脱いでー、脱いでー、脱いでー。頭に残るメロディで、気が付いたら頭の中で流れました。

 お母さんが、脱フワしたいメンバーを一人二人増やして、もっとブラッシュアップしてほしいと言ってくださいました。なのはなのみんなの曲になるのがとても嬉しかったです。私たちと同じ悩みの人がこの歌を歌って、少しでも過ごしやすくなったらいいなと思いました。

 

全13組がバンド演奏やオリジナル曲を披露しました

みんなの演奏にパワーをもらいました。オリジナル曲も五曲くらいありました。ゆりかちゃんたちの『行き止まり』を聞いていたら、一緒に「キャー—————」と叫びたくなりました。

 会が終わった後は、みんなで何かを乗り越えたみたいでした。何かの壁のこっち側に来たみたいでした。楽しかったねと話しました。廊下を歩いていると、いろいろなところからみんなの鼻歌が聞こえました。

 クリスマス会でみんなと歌えたことがありがたくて嬉しかったです。