1月28日(木)「晴れた冬の日 ニンジンと、キャベツと、焼き芋」

1月28日のなのはな

 青い空に、暖かな日差し。緑の葉を生き生きと伸ばしているニンジンを見ると、心が癒されました。
 今日の午後は、池上三角畑の住人、ニンジンの追肥を、ゆりかちゃん、よしみちゃん、さやちゃんと一緒に行いました。
 
 今回の追肥は、前回の追肥から1か月が経過し、葉を黄色くして「肥料が切れたヨ」と訴えているニンジンに、お父さん、やよいちゃんと相談して、草木灰、牛肥、酵母液のスペシャルメニューをやることにしました。
 制限時間は約1時間。4時3分に追肥が始まります。
 草木灰は軽過ぎて、風ですぐに吹き飛んでしまうので、牛肥を上にかぶせるようにして追肥していきました。

 

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 ゆりかちゃん、よしみちゃんが株間に3本指で1つまみの草木灰を置いていき、そのあとを追って、さやちゃんとわたしが牛肥を置いていきます。
 目標時間は25分。どうしたらやりやすく、且つ、ハイスピードでできるか、みんなが一緒になって考えてくれて、みんなが同じ呼吸で、気持ちで動いている。その空気がとてもありがたかったです。

 追肥をしている途中で、根が太く成長しているニンジンを見つけて、「ちょっと中断! このニンジンを見てください」と、みんなに少し、土を掘って根を見せると、「わぁぁ」という、とても嬉しい反応が返ってきました。

 

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 今年の冬は、予想以上の寒さでニンジンも正直、成長が遅いです。寒くていじけている子も少しいます。それでも、踏ん張って、一生懸命根を太らせている。逞しいニンジンを、みんなに見てもらえて、とても嬉しかったし、そのニンジンの姿に力をもらいました。
 
 そして、追肥は、なんと目標時間の7分前、18分で終わりました。その後も怒涛の勢いで、13分で中耕を終えて、締めのビニル掛け。みんなのその手際の良さと、圧倒的なスピードは、農業の達人のようで、惚れ惚れしてしまいました。
 
 わたしは合間合間に、酵母入りの水やりもしたのですが、この酵母は、ななほちゃんと一緒に作った、リンゴ酵母。リンゴ酢にアルコールを足したような、少し大人の香りがして、使えることがとても嬉しいなと思いました。
 酵母は、糖の分解が進み、植物に大事なアミノ酸や有機酸を作る手伝いをしてくれて、畑の微生物も活発に働くようになり、結果的に肥沃な土を作ってくれます。酵母菌の助けを借りて、寒いのですが、少しでもニンジンが生きやすくなったら。そう願って、水やりをしました。

 

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 そして、あっという間に4時50分。やりたい作業はすべて終わり、わたしたちの心は、達成感でいっぱい。ニンジンも喜んでいるように見えて、嬉しかったです。
 一緒に作業してくれた、ゆりかちゃん、よしみちゃん、さやちゃんが、わたしができていないところを、何も言わずに、優しくフォローしてくれて、だから、1時間弱で終わらせることができました。
 みんなと作っているニンジンが、おいしくいただけるように、収穫まで責任を持って見守っていきたいです。

(なつみ)

 

***

 

 ミーティング中はずっと作文を書いて、心と頭を使います。毎日学ぶことがたくさんあって、とても貴重で嬉しい時間だけれど、畑に出て身体を動かすことが恋しくなります。
 なので今日の畑作業は、いつもより何倍も楽しくて気持ちよく取り組めました。
 
 キャベツの草取り。冬の大寒波を耐えしのいたキャベツは、一時期クタクタになって、とても寒そうでした。肥料をやり、水をやり、気温も少し暖かくなったら、一気に元気を取り戻してくれて、本当によかったです。

 

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〈中畑のキャベツです〉

 

 寒波が過ぎ、気温が少し暖かくなってから、まだ小さいキャベツの株の周りに、雑草が一気に生えてきました。その草を今日、畑のBチーム、そしてCチームからも何人かヘルプに来てくれ、取りました。雨が続いたここ数日間の後の、まだ少し湿り気味の土から生えた雑草は、とても簡単に抜けました。株周り、株間、畝の両サイドの草を全て綺麗に取っていくのがとても楽しかったです。
 
 雑草が綺麗になくなり、キャベツの、まだ成長中の株が綺麗に残った畝の姿がとても可愛かったです。
 作業のリーダーをしてくれていたまちちゃんも、
「ミーティング中はあまり畑作業がないから、この草取りの楽しみをしっかりと噛みしめてね」
 と言って、みんなが笑っていました。でも本当に、まちちゃんの言うとおりです。本当に、草がズボズボ抜けていく感触が気持ちよくて楽しくて、気持ちもスカッとします。

 

 途中でしほちゃんが、新聞紙にくるんだ、アツアツの焼き芋を持ってきてくれました。みんなは手を止め、畦に並んで座り、そのアツアツの焼き芋を食べました。
 キャベツが並ぶ中畑の畦から、一面に広がる、冬で色を無くした田んぼや畑を眺めながら、みんなは焼き芋を黙々と食べました。
 周りでは、冷たくも暑くもない心地良い風が吹き、遠くの木がフワフワと揺れ、鳥がしなやかに空をかけ巡り、冬から春に近づくに連れて、土や木が放つ微かな自然の香りを感じながら噛み締めた、甘くて、トロトロな焼き芋は、幸せそのものでした。多分、私がそのとき感じた穏やかな嬉しさは、みんなの中にもあったと思います。「なんか、幸せだね」そういう心の声が漏れてきた子もいました。まだ来て間もない、みつきちゃんでした。

 

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 みんなが焼き芋を食べ終え、作業に戻り、草を全て取って回収したら、私の大好きなネット掛けをしました。
 ネットを掛け、寒さからキャベツを守るためのビニールも掛け、キャベツの作業を終えました。
 作業時間がまだ少し余ったので、Aチームの春菊の枯れ葉摘みのヘルプにも行けました。とても充実した午後を過ごせた気がして、嬉しかったです。
 久しぶりの畑作業で少し疲れたので、今日は熟睡できそうです。
 明日からはまた、ミーティングを 頑張りたいです。
 
(サリー)