「ニンジンの追肥について」 なつみ

1月27日

 ミーティング中でも、畑に出られる時間が少しでもあるのはとてもうれしいです。

 もっさりと地面一杯に茂った春菊。お父さんがおっしゃるように、少し小さい株が多いのですが、モサモサモサ…という声が聞こえてきそうなほど、脇芽がたくさんでした。
収穫していると(もうちょっと伸びたら収穫できるのに……)という10センチほどの小さい脇芽が沢山あって、惜しい気持ちになったのですが、小さい子は未来の希望です。この子たちはこの先おっきくなって、なのはなのみんなにおいしく食べてもらう運命。わたしはとても楽しみです。
 
 収穫基準15センチ以上の脇芽を剪定ばさみで切って収穫していくのですが、何せモサモサ春菊たちなので、脇芽を探すのが大変でした。
(どこかなー)と、葉をかき分けて、収穫できる脇芽を見つけると、心が躍って、お父さんみたいに「ヒャッホ―」と言いたくなりました。
 1条を見るのに2人で17分ほどかかっていたのが、目が慣れてくると、最後は10分ほどで見られるようになり、モサモサの春菊も少し風通しがよくなり、散髪後のすっきりしたような顔をしているように感じて、わたしも嬉しくなりました。
 いつもは収量1キロ程なのですが、今日は6キロも採れて、収穫していてもかご一杯に春菊が詰まっている光景は、とても豊かな気持ちになりました。
 寒かったり、条件が悪い中で、精一杯生きている姿は、とてもきれいだなと思いました。

 夜の集合では、ニンジンの追肥の相談をさせてもらえて安心しました。
 事前にやよいちゃんに相談していて、生理障害だろうと話をしていました。
 わたしは、肥料が切れたのかなと思って「牛肥はどうですか」と聞いたら、「もう結構黄色いから、即効性のカリの液肥が良いと思う」と教えてもらいました。
 その時は、今のニンジンの状態を見て、どのくらい緊急なのか、そこをわたしは見ていなかったと教えてもらっているように感じました。
 
 集合で、お父さんに相談すると、「カリの液肥はいいけれど、牛肥もやった方がいいよね」と教えてもらって、確かに、即効性のカリの液肥をやったら、その時は良くなるかもしれないけれど、効果もすぐなくなってしまう。そしたらやっぱり、牛肥もやっておいた方がいいかもしれないと、わたしも思いました。お父さんは先のことまで見ていて、わたしもそうでなければならないと思ったのですが、それで相談は終わらず、今度はやよいちゃんが、「今までの効果で、カリの液肥は強すぎて、牛肥とやったらカリ過剰になるかもしれないです。草木灰と牛肥をやって、水やりをするのはどうですか」と聞いていて、もうわたしは、自分の未熟さを痛感するばかりでした。

 わたしは良いニンジンを作りたい気持ちだけで、情報が足りてなかったです。マニュアル通りにやったらいい、ニンジンの顔を半分しか見ていないような、親失格だと思います。自分が恥ずかしいです。
 集合で、お父さんややよいちゃんのやり取りを聞いて、姿勢を正されました。
(もっと、ちゃんとニンジンの声を聴いてあげなければ)そう思います。
 気持ちを改めて、野菜に向かっていきたいです。

 今日も1日ありがとうございました。
 アツアツの湯気が立つ、おいしい甘酒をみんなで頂けてうれしかったです。
 おやすみなさい。