「舵を切る時は」 ゆず

1月25日

 お父さん、お母さん、ただいま帰りました。
 30歳になりました。お父さんが、「ゆずはまだ帰ってこないのか」と言ってくださっていたと、みんなが会う度に教えてくれました。みんなから伝え聞くお父さんの言葉がとても嬉しかったです。
 お仕事組や学校組さんと夕食をいただいていると、お母さんが食堂に顔を出してくださいました。お母さんが、「30歳やな、おめでとう」と言ってくださいました。お仕事組のみんなが、朝食の席でも、夕食の席でも、お祝いしてくれました。あたたかくて、優しい言葉を、もったいない言葉を、沢山くれました。職場でも、課の方々が、お祝いしてくださいました。帰ってくると、廊下で、お風呂で、会うみんなが、笑顔で「ゆずちゃん、おめでとう!」と言ってくれました。
 
 嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちで、みんなの言葉を受け取りました。あけみちゃんが、「全部を、嬉しい! って受け取っちゃえばいいんだよ!」と言ってくれました。こんなふうに、たくさんの人に囲まれている幸せを、有難さを、全身で感じました。みんなの中に胸をはっていられるように、一日一日を、ちゃんと生きたいと思いました。

 なのはなに来る時、未来の自分が幸せであるように、そう願って、なのはなに来ることを選びました。
 今、その時には想像もできなかった毎日を過ごしています。生きることが楽しくて、理解し、理解される関係があって、誰かといること、人と関わることが嬉しくて、自分の未熟さに泣き出したくなったり叫びたくなっても、1日1日良くなっていける、成長していけると信じられます。
 そして、なのはなに来たときには考えさえしなかったことが、今、大きな課題として、越えるべきハードルとして、目の前にあります。ちゃんと抜けたい、変わりたいと、切に思っています。
 人生がいい方向へ舵を切る時は、いつも自分で決断し行動した時、そう思いました。意思を持つ。ぶれない正義を持つ。感情を持つ。そうして、自分の人生に責任を持ち、決断し、いい方向へ、歩んでいきたいです。

 ほんとうに未熟で、間違ってばかりで、悔しくて叫びだしたくなります。けれど、お父さんお母さんが、なのはなの子の一人としてここにいさせてくださいます。この先の成長を、信じてくださっていると思っています。
 なのはなの子として、お仕事組の一人として、外に出ても、なのはなの中でも、ちゃんと役割を果たせるように、精一杯で成長し、精一杯で過ごしていきます。
 ほんとうの正義と優しさを、背骨に深く入れて、優しい関係を広げていく一人になります。誰かの希望となる生き方をしていきます。
 お父さん、お母さん、いつもほんとうにありがとうございます。