「みんなと作りあげた会」 ゆきな

1月23日

*お母さんのお誕生日

 お母さん、お誕生日おめでとうございます。
 お母さん、いつも、どんな時も真っ正面から向き合ってくださって、ありがとうございます。お母さんが絶対評価で私を見てくれて、良いところも悪いところも、正しい方向に引っ張って下さって、今の私があります。私はなのはなの子で、お母さんの娘で本当によかったと思います。

 2週間前から、お母さんのお祝いのことを考えると嬉しくて、ミーティングで傷に向き合いながら、気持ちにケジメを付けられて発散できました。
 約2週間前、のりよちゃんから、「フレディ会議をやりませんか」と勧誘してもらいました。突然すぎたけれども、純粋に、やってみたい、と思いました。でも、という思いも後からでてきたのですが、それを振り捨ててやってみよう、と思いました。
 そこからフレディ会議のメンバーになりました。みんなが歓迎してくれて嬉しかったです。

 ・フレディ会議の仲間

 のりよちゃんは、仕事が早いです。いつの間に、というぐらい脚本を作って議事録も考えて、のりよちゃんの動きはバレーのようにテンポよく素早かったです。そのスピード感が格好良かったです。まちちゃんは、みんなを喜ばせたい、という良い欲が強くて、自分をさておいて表現しようという姿が力になりました。やすよちゃんは仕事がありながら、夜はいつもできる限り参加しようという熱い気持ちが伝わってきました。常に変わらない行動力がありました。つきちゃんは細かく仕事を進めていって、衣装のことも、小道具のことも確実に進めてくれて、心強かったです。

 フレディみんながどんな時も一緒でした。それが本当に嬉しかったです。上手くできたときは良いとみんなで褒め合って、でも「これではいけない」ということはしっかりお互いが言って、受け入れて良くしていく。5人が手を繋いでゴロンとよくなっている、そんな感じでした。ミーティングがあっても毎日会えること、練習できることが嬉しかったです。

 私は恥ずかしさや、自分の枠が小さすぎて(こういうことしていいのか)と思うことがありました。みんなの前で相撲をとったり、歌ったり、恥ずかしいような、ためらう気持ちがひっそりとありました。でも、気づけばひっくり返るように楽しさに変わっていました。

 今の動き良いね、もっと思いっ切り投げていよ、フレディたちに前向きな声をたくさん掛けてもらって、自分を肯定してもらいました。恥ずかしさをさらけ出してしまって、「恥ずかしさは出しちゃ駄目だよ、みんなのために」と話してくれることもあって、良いところ悪いところ、全部受け入れてくれているみんなの空気が有り難かったです。

 周りを気にせずに相撲をとれるようになったり、演技ができるようになってから、なんだか気持ちがさらに前向きになったような気がしました。練習して、自分をさらけ出して役にのめり込むほど、楽しさが強く濃くなって、身体のエネルギーにもなっているようでした。この感覚、やっぱり好きだなと思います。

 体育館で響くように声が出せたのは本番前日です。もしかしたら、そのときは半分やけくそだったかもしれないです。声を思いっ切り出して体育館に響いたとき、のりよちゃんやまちちゃんが集まって「いい!」と声を掛けてもらいました。一緒になってみんなが喜んでくれました。まだまだ声が出せるような気がしました。そうやって声を出すと何者にも囚われない開放感がありました。そのときの精一杯で歌えたのもみんなの力があったからです。気持ちが良かったです。1人の喜びをみんなが何倍にも広げてくれました。

 本番はひでゆきさんと、あゆみちゃん、たけちゃんも一緒に共演しました。3人も出演できるかも、と聞いたときは、(まさか!)と5人全員で驚いたのですが、新しい仲間がどんどん増えるフレディ会議も、仲間集めをしているようです。ひげも、眉毛も、似合っていました。

 いつも練習を終えたあとは「アイム フレディ、ウィー アー ブイーン」と5人で唱えました。おまじないのような力があって、明日も頑張ろうと力が湧いてくるし、私たちにはこんなに頼もしい仲間がいるのだ、といつもじんわりと暖かな気持ちになりました。
 本番前も8人で唱えました。ひげもメイクもして、気持ちはなのはなのフレディでした。お母さんの好きな言葉、力をもらった姿、大好きな気持ちをこの約13分のフレディ会議に込めました。

 お父さん、お母さん、みんなが笑ってくれたり、すっきりしていたり、予想外で拍手が起こったり、その1つひとつが嬉しかったです。そして、不思議なことに緊張がほぼ無かったです。今までの練習した成果と、お誕生日会の流れ、勢いに乗れたからだと思いました。

 会が終わったときに、いつもやってほしい、と話してくれる人がいて、そのぐらいの気持ちがいいのかなと思いました。そのぐらい堂々と、前向きで、さっぱりしていて、フレディの要素をこれからも持ち続けていいように思いました。

 フレディ会議をさせてもらえて、その過程が毎日楽しくって、明日もフレディ会議があるのではないかと思ってしまいます。

 そして、お母さんのお誕生日会は大成功でした。お父さん、お母さん、永禮さん、あゆみちゃんご家族、のぞみちゃんとゆりちゃん、なのはなのみんなが揃ってお祝いすることができまた。

 ・みんなと作り上げた会

 昼食は、お母さんにちなんだものが勢揃い、スペシャルメニューでした。グラタンやダイコンの天ぷら、菜の花畑をイメージしたサラダ、など贅沢でお仕事組さんの心がこもったメニューでした。美味しくて、嬉しくて、そして、お仕事組さんが格好良かったです。プライドダイコン(フライドダイコン)、なのはなの野菜がゴロッと手を繋いだグラタンなど、名前もユーモアとお母さんが大好きな気持ちが詰まっていました。

 体育館では、お母さんのリクエストが始まります。
 『脱ふわガールズ』。メンバーも増えて歌や演奏にボリュームがありました。可愛くて、希望に満ちた笑顔は奇麗でした。1回というのが勿体なくて、また機会があれば聞きたい、と思いました。

 『行き止まり』は自分も含めてみんなで歌えて、この歌を歌いながら自分の気持ちも癒やされていくようでした。
「病気になってよかったよ!」それが歌っていて気持ちが良いです。ミーティングもあって、利己心の社会ではもう生きられない、そう強く思いました。病気になって、なのはなファミリーのお父さん、お母さんに、どうしてこの病気になったか、回復する意味を教えてくださって、摂食障害だからこそ生きる使命があると知ることができました。摂食障害にならなかったら、もう崩れて、投げやりで壊れて同じように被害を与える人になっていたと思います。私は救われました。
 
「あんたのせいだ!」部分は5歳のころの怒った私を、「イチ抜けた」のところは希望に溢れたように。その思いを存分にたっぷりとみんなで歌えて、そして、お母さんを大好きな気持ちも思いっ切りいうこともできて嬉しいです。お母さんが喜んでいて、お父さんもニヤニヤ嬉しそうで、ゲストの方も驚かれたり、感動されていたりして、嬉しさとやり切った気持ちがありました。

 『野菜時代』は、紅白歌合戦よりまたさらにレベルアップして、圧倒されました。あつおさんやゆういちさんは見ていてどんどん好きになってしまうキャラクターで、また会えて嬉しいです。『野菜時代』が自分を置いて表現している姿から、私も同じようにさらけ出してしまおうという力を密かにもらっていました。けいたろうさんの出演にも驚きました。全力で取り組む、目の前のたった1人のために、という野菜時代のみんなの姿勢が(それは他のチームも)格好良くて惹かれるものがあります。

 『謎解きゲーム』は、永禮さんチームでした。同じチームで謎解きゲームができることが嬉しくて、心強かったです。謎を解いて、理解できたときも、みんなが分かって自分は理解ができなくても、走り回っていくのがなんとも言えないぐらい楽しい、という感じでした。周りから歓声が聞こえてきたり、同じように走り回っていたり、古吉野全部が遊び場に変わっていました。

 「青い3つの音響」は青いスリッパ(3がスリー、音響はPA)でお客様玄関であることは、想像もつかなくて、みくちゃんが答えたときは驚きました。そういう驚きとか、気持ちよさがあって、謎解きゲームは好きな遊びの1つだったのでまたできて嬉しかったです。

 ・お母さんへの気持ち

 最後はお母さんにプレゼントを贈りました。1人ひとりの似顔絵とメッセージです。以前、お母さんのことを思いながら笑顔の自分を描きました。そうしながら自分も肯定することができて、お母さんの力を借りて似顔絵を描きながら、新しく自分の好きなところを見つけられた、と思いました。
 お母さんが幸せそうに笑っている姿が私も嬉しいです。お父さんと並んでいる姿が暖かくて、そこにいられる私は幸せ者です。

 お母さんがみんなのことを思って、みんなの欲にして、お互いが良い方向に向かえるように、ゴロンとさらによくなれるように、と考えてくださったリクエストの内容。そうやっていつもみんなのために、と思うお母さんが格好良いです。お母さんのように、そうやって結びつけて考えられるように、お互い様の関係がもっととれるようになりたいと思います。

 そして本当にお母さん、いつもありがとうございます。
 間違った方向に行こうとしても、お母さんが正しい方向を見て、甘え無しで向き合ってくださるから、今の私がいます。
 私はお母さんが微笑む姿や、力強く「お前のオールを任せるな」と『宙船』を歌うお母さんの姿・歌声も好きです。絶対に、諦めないで生きてやる、そう思います。
 お父さんと笑い合う姿に、私は安心します。
 お父さん、お母さんがなのはなファミリーを作って下さって、たくさん仲間のなかでいられることが本当に幸せです。摂食障害になったことも、絶望も、全て新しい社会、お互い様な気持ちを持つことができる関係を作るプラスの力に変えていきます。
 私は正義を持って、本当の流されない優しさや遊び心をもつ、お母さんのようなお母さんになりたいです。
 
 お母さん、大好きです。
 これからも、よろしくお願いします。