「野菜時代」 えつこ

1月23日

 お母さん、お誕生日おめでとうございます。お母さんを好きな気持ちが、時間を経るごとに強くなっています。なのはなのお母さんが、本当のお母さんです。なのはなのみんなが、本当の家族です。

 去年のお誕生日に、お母さんが私にくれた言葉が、心の支えになっています。
「大変でも、諦めずに、社会性をつけてほしい」
 その言葉が、くじけそうになったときに、それでも踏ん張る力となっています。社会性のなさからたくさん失敗しても、それでも、私はなのはなの娘だから絶対に良くなれると、信じることができます。こんな私だからこそ、諦めずに頑張り続けることで、同じ苦しみを持つ誰かを勇気づけることができます。お母さんとお父さんが、自己否定の塊だった私に、自信をくれました。
 これからも、絶対に諦めずに、私は良くなれると、信じ続けます。

 

 今日は、最高の1日でした。何から書いて良いのかわからないくらいに、全てが楽しかったです。
 新メンバーが増えてバージョンアップした『脱ふわガールズ』の演奏がまた聴けたことが、とても嬉しかったです。毎晩メンバーが音楽室で練習を積み重ねるところを、見て来ました。何度聞いても、大好きな曲です。

 袋小路突破隊の『行き止まり』を全員で歌っているとき、私は無敵だ、という強い気持ちになりました。隣の人と手をつないで歌っているとき、こんなに大好きな仲間たちがいるから絶対に大丈夫だ、という大きな安心感に包まれました。
「病気になって良かったよ 治ってみたらユートピア 夢の世界があったんだ みんなで作ろうユートピア」
 1番大好きな歌詞です。まさに、今の気持ちです。 

 そして、ついに野菜時代の出番がやってきました。紅白歌合戦で野菜時代を結成して、今までで1番くらいに楽しかったので、紅白が終わったときにとても寂しかったのですが、お母さんのお誕生日会でまたできることが、とても嬉しかったです。どれくらい嬉しかったかと言うと、また野菜時代ができると聞いたときに膝から崩れ落ちてしまったくらいに、嬉しかったです。

 今日に向けて練習を重ねた時間も、最高でした。没になってしまったアイデアもあるけれど、産みの苦しみを仲間とともに共有できた時間が、幸せでした。こうして誰かと一緒に表現をしながら、お互いのことを知って、もっと好きになっていく過程が、大好きです。

 せいこちゃんの作ってくれる脚本が最高におもしろくて、メンバーの持ち味が最高に出ていて、せいこちゃんの優しさを感じました。
 そして、何と言っても、けいたろうさん演じる麻里蔵さんが野菜時代に加わってくれたことです。敦男さんと優一さんと麻里蔵さんに、こんなにも熱心なファンになってもらえて、こんなに良い思いをしちゃっても良いのかしらというくらいに、嬉しかったです。こんなに素敵な人たちにふさわしいアイドルにならなくてはと、思いました。
 どれみちゃんのツッコミも絶妙でおもしろくて、なのに練習中も絶対に吹き出さなくて、はがしの役になり切っているどれみちゃんといると、私も安心してえったんを演じることができました。どれみちゃんの存在がとても心強かったです。
 
 紅白歌合戦ではおばあちゃんキャラだったのえたんは、クールビューティーに目覚めて、とても格好良いのえたんになりました。これは、実は、本番2日前に、そうなったのです。直前の変更だったのに、脚本が変更したその日から、クールビューティーなのえたんが出来上がっていました。これがあるべき形だったんだと、思いました。
「人は、何度でも、生まれ変われる」
 私の大好きな台詞です。

 本番はとても緊張したけれど、みんなが大爆笑してくれて、私はさらに自己肯定感が高まりました。えったんは、演じているというより、ほとんど地の私です。紅白歌合戦のときにも感じたけれど、えったんを演じているとき、「あ! これが本当の私だ!」と、とてもピタリとはまるのを感じました。
 またみんなの前でえったんを演じて、大爆笑してもらえて、私はこれで行けば良いのだと、みんなに背中を押してもらえました。

 
 脱出ゲームでは、私は全然なぞなぞが解けなくてただ走り回って騒いでいたのですが、それだけなのにとても楽しかったです。ちさちゃんが次々になぞなぞを解いていくので、私はダッシュしてついて行くのが大変でした。笑い過ぎて、まだ腹筋が疲れています。

 そして、会のフィナーレは、フレディ会議です。ゆきなちゃんも加わり、私はゆきなフレディに目がハートマークになってしまいました。普段のゆきなちゃんからは想像できないくらい、太い眉毛とひげが似合っていて、凛々しい声が響いて、とにかく格好良かったです。
 あゆみちゃんとひでゆきさんとたけちゃんが出てきたときは、太い眉毛とひげをつけてキョトンとしているたけちゃんが、もの凄く可愛くておもしろくて、笑い過ぎて顔も体もひきつりそうになりました。
 ものすごくおもしろくて笑えるのに、涙が出てきました。殻を破って、切実な思いで表現するフレディたちが、格好良かったです。私も、鈍くさくても不器用でも、全力でぶつかって生きてやろうという気持ちになりました。

 
 夢のような一日で、心がフッカフカにトラクターがけされました。もう、いくらでも頑張れちゃう!