「求める気持ちを持って仲間と生きる」 なお

1月23日

○求める気持ちを持って仲間と生きる

 お母さん、お誕生日おめでとうございます。お母さん、大好きです。お母さんのお誕生日をお祝いして、お母さんがお料理やゲームやバンド演奏、寸劇を喜んでくれて、お祝いした私はその何倍もの喜びを送ってもらったようです。お母さんが、みんなが嬉しいと、本当に自分も嬉しいんだ、それはお母さんだけはなくて、みんなもそうなんだよ、と話してくれました。お母さんが嬉しいから、私は嬉しいです。今日は1年間の中でもめったにないお仕事組全員がお休みでもあり、一緒に料理をして、会に参加して、お母さんを思って過ごした幸せな一日でした

 私は、なにか自分が進む道に迷ったり、何か判断をすべきとき、お母さんはどんな風に生きてきたか、と思います。お母さんが生きてきた道、お母さんが生きている道を私は思います。お母さんは、なっちゃんを育てる中で、いまの社会のあり方や、人との関係の中で、疑問や、ときには憤りを抱きながら、優しい社会を求めて、答えを求め、答えを作るために、戦い前に進んできました。でも、決して1人で頑張り、1人で戦っていたわけではありません。お母さんがなのはなの会を立ち上げたとき、なのはなファミリーをお父さんと作ったとき。お母さんは、いつも仲間を集め、同じ志を抱ける仲間と共に前に進んできました。甘えずに、1人でしっかりと立って、自分が求める生き方、信念を持って生きていたら、1人で立ったときから、たくさんの人が助けてくれる、お母さんはそう教えてくれます。

 私は、お母さんのように生きて、自立をしたいと願います。そう生きるための、本当の利他心を自分の中にしっかりと育てていきます。誰かに甘えてもたれかかるのではなく、1人で抱え込んで頑張るのではなく、仲間を手を取り合っていくために、1人で立つ勇気を持ちます。なにができるできないではなく、いつでも全力で、自分の信念に向かって走ります。きっとそこには、助け合える仲間がいるからです。

「仲間集めをしているんだ」
 このお母さんの言葉が、私の希望で、私が前向きに生きる原動力です。私はお母さんの仲間であり、そしてまたお母さんと同じように、信念を持って生きて仲間を集める人になります。

 私は、お母さんがイメージしてくれる私らしさや、私のあるべき姿が、自分にとって一番生きやすい姿なのだと思います。ウィンターコンサートで役を演じるとき、お母さんがいつも「なおは、そんな風に生きたらいいんだよ」といってもらっているように感じます。お母さんは、「お前は団長(コンサートで演じた役)なんだよ」といってたことがあります。乗組員の忠雄、団長や、明石さん……なんだか、共通するモノを感じます。決してスーパーヒーローではないけれど、過去に失敗もある、でも人間味があって、助けてくれる仲間との出会いがあります。お母さんが、好きでいてくれる私も、きっとそんな私なのだと思います。仕事でうまく采配できないとき、未熟さを感じて歯がゆいとき、自分がなにができるかできないかではなくて、いつも人の喜びのために全力で向かって、できる振りでもなんでも演じ通して、それでずっこけても、かっこわるくても、なんだかみんなが助けて一緒に向かってくれる、そんな私なのだと思います。できない自分にあぐらはかかない、でもそれを悲しんで自分を否定しない。泥臭く、誇りを持って、全力で生きて、美しく生きて、仲間をたくさんさくさん広げて生きたいです。

 お母さんに、私はまだまだ青くて未熟だから、人生が熟すのはきっと80代くらいかもしれませんと話したら、「そう、それでいいんだよ!」とお母さんは笑いながら笑顔で言ってくれました。私は本当にそう思っていて、お母さんの笑顔で、私の人生はこれからもっともっと良い方向へいき、自分も成長して成熟していけるのだと思いました。人生を生きなおすのに、遅すぎることなんで絶対ないとなのはなに来て私は思います。お母さんも、これからも仲間を求めて、優しい世界に向かって走って行き、私もまたこの発展途上の人生を走って、走っていきます。

 利他心。まだ見ぬ誰かのために、いま側にいる仲間と力を合わせていく。私は、その生き方を、深く確かに自分の中に作っていきます。まだ揺らいだり、迷ったり、わからないで立ち止まってしまうこともあります。正義は何か、優しさはどうあるべきか、間違うこともあります。お母さんが、なのはなのお母さんという役を、必死でやってきたんだと言いました。メンバーが替われば、時代が変われば、そのときどういうお母さんであるべきなのか、答えが変わります。その中で、お母さんはいつでもなのはなのみんなにとって優しく、強いお母さんで在り続けてくれます。私にも、生きるべき役があり、自分の仲間のため、大切にすべき人のため、守る人のため、そしてまだ見ぬ誰かのために、それを演じきる役割と責任があります。私も、自分の生きるべき私を、生きます。

 お母さん、お誕生日おめでとうございます。