【新春号⑮】「ふかふかの落葉に包まれて ―― みんなで落ち葉集めへ ――」のえ

 歩道や道の溝の落ち葉を集めました。どこまでも続いていくような長い道に、たくさんの落ち葉があり、永禮さんが来てくださってダンプに入れていきました。溝にある落ち葉はもう発酵していて土のように変わっていました。

 これが良い落ち葉堆肥になるとやよいちゃんに教えてもらい、それを優先的に取っていきました。落ち葉だと思ってたくさんテミに集めると思った以上に重たくて驚きました。ダンプに落ち葉を乗せながら踏んでいくと、落ち葉がどんどんぺたんこになっていき、たくさんの落ち葉を集められました。落ち葉の上で足踏みする感覚がふかふかだけど、弾力があるような感じで楽しかったです。

 皆で落ち葉を集めているのがまるで清掃活動のように見えました。まよちゃんがきれいにもできるし、落ち葉堆肥にもなるし一石二鳥だねと笑って言っていて、本当にその通りだなと思いました。そして、木の枝もあったけど、それも使えるとやよいちゃんが言っていて、こんなにとがった枝まで発酵したらぺたんこになっていくのかと思うとすごいなと思いました。

 途中で自転車で下校している中学生がいて、みんなが大きな声で挨拶をしてくれて、感動しました。私の家の周りでは、中学生が挨拶をする光景はほとんど見ていません。えらいなぁと思ったし、すごく嬉しかったです。挨拶ってすごく大切だなと感じました。

 作業の初めは、暑かったけど夕方になってきてだんだん肌寒くなりました。落ち葉と冷たい風を見て、感じて、もう冬になっているんだなと思いました。寒いし、冬は大嫌いで、冬が来ると思うと嫌だと思っていたけど、目の前の落ち葉と、少し紅葉した山を見るといつもと違う気持ちでした。もう冬が来るんだな、としみじみとした気持ちになりました。

 みんなと一緒に作業をできて、楽しくて、嬉しくて、でも穏やかな気持ちにもなれて、新しいことも知ることができて、すごく貴重な時間を過ごすことができました。みんなで集めたこの落ち葉が次は落ち葉堆肥になって、たくさんの野菜を元気にしてくれるのが楽しみです。