
1月21日のなのはな
「まだ見ぬ誰かのためにしか、回復できない」
わたしがなのはなに来た時も、そして今日までの日も、お父さんお母さんは、過去の人のためじゃない、自分を傷つけた人を見返すためでもない、答えを求める「まだ見ぬ誰かのために」に回復する、自立していくのだと話してくれました。
ミーティングのテーマ4に進んだ今日までに、わたしはたくさんの気づきを仲間の中で得ました。
自分の心持の間違えや、考えの甘さを痛感しました。それと同時に、まだ見ぬ誰かのために、これからの自分を作っていくというのは、こんなに大きな、広々とした気持ちになるのだと、初めて気づかせてくれました。自分の傷を理解できて、解決できたのなら、それはもう手放して、過去の財産になります。まだ見ぬ誰かのための財産になります。
「理屈を積み重ねて、初めて理解できる」
お父さんはそう話してくださりました。だから、テーマごとの設問は細かくいくつにも分けられてあります。
「同じこと何度もしつこく聞くけれど、しっかり答えを書いて、自分に落とし込んで」
お母さんはそう言って、お母さん自身も、何度も何度もわたしたちに答えを話してくださいました。
井戸の上から紐を下ろして引っ張り上げるのではなく、お父さんお母さんはわたしたちと同じ土俵に立って、理屈を通してわたしたちに答えを導かせてくれます。お父さんお母さん、みんなが、仲間の素材になるために、まだ見ぬ誰かのために、誠実に、全力で取り組む姿勢が、わたしの臆病な気持ちを追い払って、勇気をくれます。
お父さんお母さん、なのはなのみんながお互いを理解し合っているから、ミーティングで、自分の苦しかった過去と向き合えるのだと思います。苦しかった過去も、傷ついた経験も全部、答えを求める、まだ見ぬ誰かのためならば、大事な財産にさえなるのだと、思えます。
これから続いていくミーティングも、自分が一素材として、誰かの気づきになるように、精一杯で考えていきたいし、過去の苦しさから暗い気持ちを日常に持ち込まず、気持ちを切り替えって、スカッと明るく、ミーティング中でも明るくいたいなと思います。
(なつみ)
