【新春号⑦】「二夜連続、大波乱のお正月セブンブリッジ大会」ひろ

二夜連続で開催されたセブンブリッジ。あゆみちゃん、ひでゆきさん、たけちゃんも遊びにきてくれ、第一日目の幕開けです。この時点では、この後の大波乱を誰も予想していなかったでしょう。リビングを包む穏やかな空気はここまででした。

 五チーム六リーグに分かれての勝負です。開始早々、一発あがりのチームが続出で悲鳴が沸き起こります。中には、親が配られたカードでそのまま一発あがりをするというゲームもあり、これでは何も太刀打ちできません。一日目を終えた段階で、トップは黄色チームの一万五千八百十六点、最下位はピンクチームのマイナス六千三百四十二点、その差はなんと二万二千百五十八点です。

 私は青チームで、ほしちゃんとペアを組んでいました。青チームはマイナス三千六百二十一点の三位でした。私達は、場内が荒れていたので勝負はかけず、安全策をとっていました。負け試合が多かったものの、失点は少なくおさえました。しかし、不完全燃焼です。明日こそ勝ちにいきたい、おもしろいゲームがしたいという気持ちで眠りにつきました。

 翌朝、お父さんお母さんから、昨日のセブンブリッジは場が荒れすぎた。これは、カードをよく切ってなかったからではないか、みんなよくカードを切るようにという話がありました。どうやらお父さんとお母さんも悔しい思いをされていたようです。

 話を聞いて深くうなずく人が多数。実行委員さんからは、点差がひらき過ぎた為、救済ルールがあると発表され、大打撃を受けたみんなの闘志はどうにか消えることなく、二日目の夜を迎えました。

 発表された救済ルールは最下位の二チームが勝ったら、得点十倍になるというものでした。最下位の二チームからは歓喜、上位の二チームからは悲鳴、そして、三位でマイナス三千六百二十一点だけど、救済ルールに当てはまらなかった青チームからは嘆き。悲鳴やら、なんやら、様々な声が飛び交っています。

 二日目の前半戦がはじまりました。さあどうなるか。救済ルールをもらったピンク、オレンジチームが勝利している気配です。中間発表で順位が大きく入れ替わっていました。最下位のピンクチームがトップになっています。青チームは、点差を広げて最下位になっていました。そこで実行委員さんが急遽救済ルールをくれました。

 運命のくじ引きをし、引いたカードに書かれたチャンスがもらえるとのこと。緊張の一瞬、青チームが引き当てたのは、実行委員さんから応援してもらえるカード。場内から笑いが起こります。私達が欲しかったのは得点が倍増されるカード、応援してもらえるのは嬉しい、嬉しいけれど……。そんな空気をよそに応援が始まりました。

 牛の角をつけ、ポンポンを手にした実行委員さんが、もうもうと鳴きながら、励ましの言葉とともに、チアリーダー風のダンスをしてくれました。かわいい、かわいすぎるけれど……。私達が欲しかったのは勝てるチャンス、得点倍増のチャンスです!! 実行委員さんのやさしさで、もう一回くじ引きをさせてもらい、勝ったら得点五倍になる救済ルールを二回戦分もらいました。

 そして始まった後半戦。最下位の青チームからも、喜びの声がちらほら聞こえます。 結果はいかに。大どんでん返しなるか! 最終の結果発表。一位はオレンジチーム。そして、青チームはというと、残念最下位のままでした。

 罰ゲームは、出されたお題の状況を、決められたひらがな一文字で、感情たっぷりに表情と声で表現し、当ててもらうものでした。トイレに行きたい時の「も〜」告白されたときの「えっ」など面白いお題が沢山あり大盛り上がりでした。

 ここで白状します。私とほしちゃんは、二日目の前半戦、最下位二チームが勝った場合得点十倍となる試合で、マイナス九千六百点という聞いた事もないような大失点をしていました。しかたがなかったのです。カードを出す順番が一回も来ないまま、一発あがりされてしまったのです。手元には失点が五倍になるジョーカー、失点が二倍になる七が数枚ありました。

 その合計点は一発あがりにより二倍となり、そしてさらに救済ルールにより十倍に。悲劇過ぎて記憶もぼんやりです。ほしちゃんと二人茫然としながら、青チームのみんなに知られないように静かにしていようと固く誓いあいました。

 青チームのみなさん、ごめんなさい♡次回はチームに貢献できるように頑張ります!!