【新春号⑥】「独楽回し・羽根つき大会」えりさ

なのはなでのお正月遊び、最終日の午後はコマ回し&羽つき大会。密かに待ち望んでいたこの日がついに訪れました。

 昼食後、いろんな色のフリースを着て、チームごとに整列しているみんなの姿はまるで試合に臨むアスリートのようでした。司会のなおちゃん中心の寸劇と可愛い替え歌で心がほぐれた後、早速一種目目、コマ回し大会開始。

 最初に色んなコマの回し方のデモンストレーションを見させてもらったのですが、やはり印象に残っているのはのりよちゃんとなおとさんがアルミと木コマを回す姿。二人が一瞬でダンスのような軽やかな動きでコマを台の中心に置いたあと、回転しているように見えない、安定感のあるコマの景色は今でも目に焼き付いています。

 練習時間で自分も色んなコマ回しを試させてもらったのですが、やっぱりアルミと木ゴマはなかなか難しい。結局一度も成功させることができず、とても悔しかったです。しかし大丈夫、私のチームにはあの美しいデモンストレーションを見せたなおとさんと、コマ回し歴の長いまっちゃんがいるからです。二人はコマの紐を巻きつける行程からまるでプロのような、無駄のない手捌きを見せくれて、チームのみんなを感動させました。

 対抗戦の試合では私は手ゴマを回させてもらいました。手ゴマこそ、一見簡単そうに見えますが、長い間安定したコマを回すことはなかなか難しいことです。しかし、本番では予想以上にいい結果が出て、チームに貢献できて良かったです。

 対抗戦が進み、各チームの踊り子のようなコマが倒れることを祈るように見つめている時間はかなり盛り上がりました。実力か、強運か、それともなおとさんのコマに対する「耐えてくれ!」という掛け声のおかげか、私たちのチームはどのコマも最後の方まで回り続けてくれました。最終的に一位の座を獲得できて、とても嬉しかったです。

 最後に今年初の試み、お母さんが考えてくれた「みかんゴマ」でかなり盛り上がりました。お母さんが用意してくれたみかんにかけて、約七百平方センチメートルの小さい台にうまくコマを載せるという、シンプルだけれど、白熱した新コーナーでした。あゆちゃんが見事に他のチームのコマを飛ばし、勝ち残ったときの、みんなの爆発するような歓声は今でも忘れられません。菓子箱に入ったみかんを喜んでいただいたチームの表情は輝いていました。

第二種目目は待ちに待った羽根つき大会。

 私はお正月遊びの中で羽根つきが一番好きです。なのはなの羽根つき大会は、二人組で行ない、二分間で羽根を落とさず連続で打ち合えた回数を競います。ペアと息を合わせて、いかにテンポよく、長く羽根を宙に浮かせ続けられるかを試すのが楽しくて仕方がありません。私は今回なおとさんとペアを組ませてもらいました。なおとさんは羽根つきの名人で、フォームから試合に挑む時の顔までどこまでも羽根つきのプロになりきっていました。

 羽根つきのポイントは腰を低く下ろし、出来る限り距離を近くすることです。羽子板の距離が近ければ近いほど、限られた制限時間でも打つ回数を最大にできます。名人戦ではなおとさんと見事二百二十回以上羽をつくことができて、満足でした。

 しかし、対抗戦では何度か対戦チームに負けてしまい、最終的に顔は墨だらけでした。一本の筆で描いたメガネや、口髭で顔が真っ黒になったみんなと笑って、思いっきり遊んだ時間が本当に楽しかったです。

 なのはなで初めて教えてもらった日本の伝統的な正月遊び。みんなとたくさん笑って、勝ちにこだわって楽しく新年を迎えることできてとても幸せです。