「役割」 れいこ

1月16日

 今日から、心の傷を癒すミーティングが始まりました。
 テーマ0の講義で、お父さんお母さんから、ミーティングに向かう心構えや、何のために病気になって、誰のためにそこから立ち直っていくのかということを、お話していただきました。
 
 摂食障害から立ち直っていくことも、自立した心や自分の人生を取り戻していくことも、人生はいつも途中経過であるということを、改めて教えていただけて嬉しかったです。

 なのはなに来るまで、苦しいさなかでは、とにかくこの病気から早く抜け出して、どこかにゴールをしないと安心できないような気持ちがし、途方もなく人生が長いように思えてなりませんでしたが、そういった気持ちも、この競争社会でのきゅうきゅうとした気持ちから来るものだったのだと思いました。
 
 でも今は、この自分は途中経過だからこそ、明日や未来の自分が、本当の利他心に満ちた働き者の自分であると信じて、前向きにとらえます。
 
 摂食障害に限らず、あらゆる依存症は、自分のためには決して回復できなくて、同じように苦しむ仲間をこれ以上出さないような世界を作っていくことでしか、生きる意味を見いだせないことは、誇りに思って良いことなのだと、お父さんお母さんの言葉や姿から教えていただきました。
 ほんの1ミリでも驕りがあれば、いつでも簡単に足元をすくわれて、間違ってしまう綱渡りの1本道だということを、昨年は厳しく戒めてもらった1年だったので、今年は気持ちを入れ替えて素直に誠実に、なのはなの軸を強く築いていく年にしたいです。
 
 なのはなファミリーで、お父さんお母さんや、先輩方が17年間、切り拓いてきてくださった道をたどって、今このメンバーと一緒にごろんと良くなって行ける機会をいただけることが、とてもありがたいと思います。
 先輩方のように、次のまだ見ぬ仲間のために、次は私たちが道を示せるようなミーティングにできるように、大きな流れの中で自分の役割を果たしたいです。

 それから、今日と明日は、ひなのちゃんの受験の日です。
 この半年間、ひなのちゃんと一緒に勉強組で居させてもらって、ひなのちゃんの姿からたくさん学ばせてもらうことがありました。
 いつも1人を謹んで、なのはなの子として、まっすぐにプライドをもって勉強に向かっている姿は本当にきれいで、何度も気持ちを正してもらいました。
 どんなときも決して特別にならず、焦ったりする空気も出さず、みんなの中で自分に求められる役割を誠実に演じているひなのちゃんの存在があったから、私も落ち着いて勉強に向かうことができました。
 
 ひなのちゃんがいてくれて本当に救われたし、嬉しかったです。
 私も、ひなのちゃんや勉強組の先輩方に続けるように、次の仲間の希望になれるような結果をなのはなに届けられるように、精一杯勉強します。