【新春号④】「事始めの二日は、書き初めと百人一首」のえ

 今回のお手本の文字は「有情」でした。有情とは非情の反対で、人間のような感情を持つ一切の動物。人間の心情がわかることやもの。という意味です。

 書き初めの時間、部屋中が集中した空気になっていて、とても心地よかったです。部屋が静かだったのかさえ、わからない程集中できていました。久しぶりに墨汁の香りに包まれて、きりっとした空気ではあるけど心が穏やかになっていきました。

 いざ書こうとすると、なかなかバランスがとれなかったりして難しかったです。ゆっくり丁寧に書こうとしすぎて、真っ直ぐ書けなくて、なぜか斜めになっていました。姿勢が悪いのが原因のような気がして何度も姿勢を真っ直ぐし直して書いていました。

 それでも曲がってしまう文字。それが自分の心の歪みと迷いが現れているように思いました。素直で、真っ直

ぐな、歪んだ心のない人、文字も綺麗に書ける人になりたいです。お父さんの講評の時間は色々な人へのアドバイスを沢山聞かせていただきました。みんなと一緒に沢山のアドバイスを聞けた時間がとても有り難く思いました。

 まよちゃんの文字はとても綺麗で、さすがだなと思いました。まよちゃんのような文字も表情も心も綺麗な人になりたいと強く思います。

■抱負を

 今年の抱負を書く時間になりました。私は「強気」と書きました。二、 三日前から考えていて、覚悟、強気、笑顔、前進など迷うものがたくさんあった中、一日にお父さんお母さん、みんなの前で言った抱負。強い気持ちを持つ、ということを文字にしようと思って、強気に決めました。私はすぐに弱気になります。ちょっとしたことでもう駄目だと諦めようとしてしまいます。逃げようとします。だから、強気で怖さに立ち向かっていきます。

 お手本がないのでどうしたらバランスよく書けるのかわからなくて難しかったです。お手本があってもなくても文字を書くのは難しいと思いました。書きながら、勢いがない文字だなと思いました。せっかく「強気」と書くのだから、しっかりした線で書こうと思って少し勢いをつけて、強気な自分で書いてみました。

 そう書いてみると、少ししっかりした文字になって文字と線のバランスが少しだけ良くなった気がしました。

 きれいな字を書きたいとばかり思っていたけど、少し大胆に勢いのある字を書くのも楽しかったです。その言葉の意味によって書き方、書く時の気持ちを変えて書くのが良いのかなと思ったしそうやって書いていくと楽しそうな気がします。実際に飾られた字を見ると、思っていた以上に線は細くてあまり勢いはないし、バランスも悪かったので、自分が思っている以上にしっかり書いていこうと思いました。

 食堂やリビング飾られたみんなの作品や抱負を見ると、みんながどんな気持ちで今年過ごしたいのか、どうありたいのか、そういったみんなの思いが詰まった言葉が沢山並んでいて素敵で、元気がもらえるような気持ちになります。

書き初めの時、楽しくて、集中した、とても充実した時間を過ごすことができました。抱負で書いたように今年は怖さや自分の愚かさなどに、弱気にならず強気で過ごしていきます。

 百人一首もありました。人生初の百人一首。何一つ覚えていなかったのでとても難しかったです。さきちゃんが、うぉっしゃー、などと声を出しながらバシッと、とっている姿がかっこよくて面白かったです。

 上の句をリズムよく詠むのも難しくて、ちゃんと詠めてなくて、どこから下の句なのかわからないーと言われてしまったことがありました。そんなことがないようちゃんと詠めるようになりたいです。なんと食堂の前には百人一首がたくさん書かれた紙が貼ってあります。今度するときのためにもいくつか覚えておきたいなと思っています。書初めも百人一首もとても楽しかったです。

 とても楽しい充実したお正月を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。