1月16日(土)「私たちが生きる道を作るために――心の傷を癒すミーティング――」

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なのはなに来るまえに自分が感じた苦しさ、摂食障害の症状を振り返り、なぜ苦しさを感じたのか、なぜ摂食障害になったのか。
自分たちの心の傷を根本的に解決し、癒すため、心の傷を癒すミーティングが今日からはじまりました。
九時半にリビングに集合し、お父さん、お母さんの講義がありました。
ミーティングをはじめるにあたり、ミーティングを受ける心構え、なんのために傷を癒し、社会へ自立していくのかという、私たちがこれから生きていく意味を話してくださいました。

「回復するときに、『自分のために』という動機では治ることができない、『まだ見ぬ誰かのために』という自分以外の誰かのためでないと、本当の意味でいい自立はできないんだよ。
 お父さんがそう教えてくださって、今まで何度も教えてくださったこと大事なことではあるけれど、改めて自分の中にその言葉の意味を入れ直したいと思いました。
 苦しかった過去は、究極のところ拘るところではなく、過去を振り返るのは自分をよく理解して、これから回復していく道筋を作るため、そして、その道筋を辿れば回復していくことができます」

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この回復の過程が、今の世の中、そして未来の世の中にとって大事な「資産」となるのだと思いました。それも、ひとりではなく七十人いれば、七十人分の回復の道筋があり、そのひとつ一つの回復した道筋が材料となります。一人でも多くの人が摂食障害から回復した、という実績を作っていくことが、今も傷ついて症状に苦しんでいる人たち、これから傷つくであろう人たち、まだ見ぬ誰かの希望になることなのだと思いました。そして、希望となることが世の中を変えていく助けにもなります。
 自分に拘らずに、一つの材料となって、作文を書き、深く考えていきたいと思いました。
 自分が症状から抜けて楽になるために治るのではなく、まだ見ぬ誰かのため、未来の世の中、未来を生きる人のために治る、そう思うと、私は絶対に治りたい、回復して自立していくんだと強い意志を持つことができます。

「お父さんは、なのはなファミリーに来たみんなには回復して自立して社会に出て行く責任があるんだよ」
そう教えてくださいました。その責任に私は使命を感じました。
お母さんは、「今なのはな全体がミーティングに向かういい流れができていると思う」そう教えてくださいました。

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チームのみんなで過去を振り返って、苦しかったことについて作文を書かせてもらうとき、過去の苦しい気持ちを振り返るのは怖いなと思ってしまったときも、ふと周りを見ればチームのメンバーが近くにいて、心にはどこか安心感があり、みんなの存在に勇気をもらえるように感じました。

この日を迎えるまでの日々の畑作業、クリスマス会や、成人式、いつもそのときそのときで誰かを立てたり、大変なことがあってもお互いに協力しながら日々を懸命に過ごしてきました。その日々があるからこそ、仲間を信じて自分の過去を洗いざらい書いてさらけ出していけるんだな、と改めて感じました。
同じチームの子たちの作文を読ませてもらって、改めて自分もみんなも根本的な苦しみは同じなんだなと思いました。

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私は、ともすれば自分に拘ってしまって、自分のことを書くのが怖くなってしまうけれど、みんなの作文を読むと気づきがいくつもあって、自分が言葉にできなかったことを書いてくれていたり、考えを深ようと思うことができて、私も勇気を出して自分の全部を書こうという気持ちになりました。本当にそのことがありがたいなあと思いました。
 今日は、ミーティング初日でしたが、自分の体験を振り返り、これからもっと自分のことを深く理解していきたいという、ミーティングに向かっていく気持ちと心の準備ができたように思います。
 
 お母さんが教えてくださったように、自分ひとりではなく、本当にみんなと手を繋いでごろんとよくなれるように、みんなで階段を上ってステップアップできるいいミーティングになるように、私はみんなの一部として精一杯このミーティングに向かっていきたいです。

(やよい)

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ミーティング期間中とくに気持ちの切り替えが大切です。
ミーティングを行ないながら、日々の生活を密にしていくことで、今まで体験してきたことが新鮮に見えたり大切に思えたり、より深く心や身体に入っていきます。
気分転換をすることでミーティングもはかどります。
しっかりとミーティングに向かいながら、畑やなのはな内でのイベントなどにもたくさんの気持ちを向けていきます。

夜はソフトバレーやお母さんのお誕生日会に向けての練習などをしながら過ごしました。
ソフトバレーの夜は体育館から賑やかな歓声が聞こえます。
今夜も思いっきり身体と気持ちを動かしました。

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お母さんのお誕生日会に向けていくつかのチームが練習を進めています。
お母さんがもう一度見たいとリクエストしてくれたハイライトチームばかりです。

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クリスマス会にオリジナル曲を演奏したチーム。
紅白歌合戦で大インパクトをくれたチーム等々。
さらに進化させたい、もっと喜んでほしい!
そう思ってしまう私たちです。

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どのチームも新しいメンバーを迎えたり、新しい台本を考えたり、新しい楽器を加えたりしながら、お母さんのお誕生日会で披露するステージを作り込んでいます。
毎晩、歌声や楽器の音、セリフを話す声が広がり、楽しそうな笑い声で包まれる時間は、バンドメンバーでなくてもとても嬉しい気持ちになります。
演じる側も受け取る側もワクワクしながら当日を心待ちにしています。