【新春号③】「特別な夜  ―― お父さん、お母さんの新年ライブ ――」せいこ

元日の夜は、お父さんお母さんの新年ライブが開催されました。今年は三部構成で行われ、お父さんお母さんのお話と歌をたくさんきかせて頂けて、心温まる時間となりました。

 第一部は、「ダーツの旅」。実行委員さんがダーツの的を用意してくれました。サリーちゃん中心に作ってくれたというこの的のイラストがとっても可愛くて、牛の部位ごとに質問が用意されており、お父さんが矢を投げて刺さった部分の質問に答えてくださるといったものでした。

■たくさんの質問に

 主に普段から話してくださる「自分の過去や現在ではなく、〝こう在りたい〟という未来を生きる」ということや、「相手の心に寄り添って、同じ土俵に乗ったコミュニケーションをとる」こと、「明るく朗らかな自分を作るために、演じる」といったことを普段よりじっくりと話してくださり、一つの質問が終わるごとに歌も演奏してくださいました。長机が取り払われたリビングで、お父さんお母さんを前にみんなと並んできくライブは、いつもの集合よりも特別感のある贅沢な空間でした。

 第二部は、「福男、福女」のコーナーでした。今年初めて設けられたものだったそうで、抽選で選ばれたなのはなの子3人が、お父さんお母さんから今年の展望やアドバイスをそれぞれに聞かせていただけるというものでした。

 なんと、私はその福女に選ばれました。名前を呼ばれた時は、とても驚いて、正直、みんなの前で自身のことについて話していただくのは恥ずかしいし、複雑な気持ちでした。最近は自分のやることに手一杯だったし、日記も書けてない日が多かったので、きっと怒られるんだろうなぁ、とも思いました。

 そんな心境とは裏腹に、お父さんは終始どんな私でも受け入れてくれるような眼差しで、私の内面を紐解くような言葉をかけてくださいました。私は今まで、誰かの期待に応えることが苦しくて、でも期待を裏切ったり、期待されないことも、これまた苦しくて、どう進んでいいのか分からないし、でも誰にどう相談したらいいのかも分からくて、必死で平気な顔をして生きてきました。

 そんな不完全燃焼の絶望と鈍痛を拭いきれずにいたどうしようもない私を、「せいこは素朴でまっすぐだ」と、このコーナーで言ってもらえて救われた気がしました。今年は、本当に自分が在りたい姿、願いたい未来を目指して生きていけると思います。そのためにも日々を大切に過ごしたいです。

 第三部は、合同ハウスミーティングでした。なのはなでは、夕方に、十人ほどのハウスに別れて、日替わりでお父さんに生活している中で疑問に思うことを質問できるハウスミーティングという時間があるのですが、新年ライブではハウスごとにあらかじめ質問を考え、全ハウス集合してお父さんの答えを聞かせていただくことができました。

 他のハウスのみんなから出る質問などを聞くのも新鮮で、とても楽しかったし、答えてくださる中で、お母さんの三十歳だった頃のお話なども聞けて嬉しかったです。新年ライブで答えきれなかった質問はまた夜の集合で聞かせて頂けるみたいなのでそれも楽しみです。

 私は今回が初めての新年ライブだったのですが、お母さんは「今年の新年ライブの構成が一番良かった」とおっしゃっていました。素敵な時間を提供してくれた実行委員さん、音響・照明さんたちに感謝します。