「木に沿いながら」 りな

1月14日

 今日は朝から、久しぶりに暖かくて、午前は淡い青空の中、みんなで作業出来て嬉しかったです。作業で動いているうちに、とても体がポカポカしてきて、春が来たみたいでした。

 午前は大人数で、グラウンドにある黒大豆の株の島立てをしたり、保育園東畑といいとこ下畑の豆拾いをしました。久しぶりの黒大豆の作業がとても楽しかったです。豆拾いは、畑の中で宝探しをしているようで、ぷっくりとした大粒のさやや、大きな黒大豆を発見したときはとても嬉しかったです。

 たくさんの人数で豆拾いをしたので、あっという間にクリアすることが出来ました。拾った豆を古吉野に持って帰る道中、やよいちゃんがベビーカーを押して、近づいてくるのが見えました。このベビーカーは、もしかして……と思って、近づいていくと、やっぱりたけちゃんがいました。このポカポカしたお天気の中、気持ちよさそうにすやすや眠っているたけちゃんがとても可愛かったです。

 豆をブルーシートに干して、残った時間は畑のチーム作業でした。さきちゃんとしほちゃんとあやかちゃんが、先行して冬キャベツの防除をしてくれていて、Bチームのみんなで、冬キャベツのネットかけに行きました。
 Cチームからも、ななほちゃんやりんねちゃんが駆けつけてくれて、一緒に作業出来たことが嬉しかったです。冬キャベツは、中畑全面に植わっていて、1弾と2弾があります。1弾は本葉13,4枚程度、2弾は本葉6,7枚に育っています。この頃は特に寒くて、キャベツにも影響がありました。キャベツが寒さに耐えて懸命に結球しようとしている姿が、本当に凄いなあと思います。キャベツが過ごしやすい環境をこれからも作っていけたらいいなあと思います。

 途中で、どれみちゃんとハクサイ第3弾の水やりをすることになって、山畑西に向かいました。山畑西には、ハクサイ第1弾から3弾までが植わっていて、1弾は小さいハクサイを除いてほとんど全収穫しています。第2弾は、霜対策でハクサイ縛りがされていて、キュッと卵のような形でずらーっと並んでいる光景が、とても可愛かったです。
 
 第3弾は、結球が始まって中心にミニハクサイが見えていました。このごろはあまり山畑のハクサイの様子を見ていなかったので、こんなに大きくなったんだなあと思って、とても嬉しかったです。

 久しぶりの天気なので、少したっぷり目に水をやりました。水を直接葉に当てないように気を付けました。でも、そのうちに、葉が水を受けてもびくともしないぐらい、肉厚になっていることに気が付きました。ハクサイも寒さにこうして耐えているんだなあと思いました。寒さに当たったハクサイは、ぎゅっと中が詰まって甘くなると聞きます。第3弾のハクサイは、ビニールをかけていないけれど、こうやって寒さから守っているんだなあと思って、ハクサイは強いなあと思いました。私も、寒さに負けてはいられないなあと思いました。

 
 午後は、あんなちゃんに教えていただきながら、桃の冬剪定の講習会に参加させていただきました。今回は、あんなちゃんが実際に剪定をしながら教えて下さりました。
 まず古畑の紅清水の剪定から入りました。あんなちゃんが、骨格枝のことから順序だてて細かいところまで丁寧に教えて下さりました。一つひとつ木の樹勢は違って、樹勢の強い木は弱剪定にして、樹勢の弱い木には強剪定にするんだと聞いて、思っていたことと反対で驚きました。でも、あんなちゃんのお話を聞いていて、大きく切ると、その分木が養分を他のところに使おうとするからなんだなあと思って、木にもバランスや意思があるんだなあと思いました。夏剪定や冬剪定でも、木の状態が違って、剪定の方法も変わるんだなあと思って、面白いなあと思いました。

 あんなちゃんは、一つひとつの木を見て、木と対話しながら、切っているんだなあと思って、すごいなあと思いました。枝一本一本も、木にとっては大切な体の一部分で、養分を引き上げるパワーを持っていたり、他の枝の日焼けを防いで、脆くさせにくくする役割もあるんだなあと思いました。だから、枝を一つ切ることも、メリットやデメリット、たくさんのことを踏まえたうえで切っていくんだなあと思いました。それは、勇気のいることだと思うし、木に対しての優しさも必要だと思います。あんなちゃんが、潔く枝を切っている姿が、かっこいいなあと思ったし、こうしてあんなちゃんに教えてもらえることがありがたいなあと思いました。

 甘い桃を作るために、経験と知識を積み上げて、より良い剪定方法を、あんなちゃんが教えて下さります。そのことが、本当にありがたいなあと思います。あんなちゃんの講習会の時間がとても嬉しかったです。
 開墾26アールの畑の4年目になる清水白桃の剪定も見させていただきました。4年目の木はまだ小さくて、枝数も少なかったです。でも、どの枝も上へ上へ伸びようとしていて、とても元気そうでした。

 骨格枝を決めて、樹形を作っていくまで、何年もの月日が必要になるんだなあと思って、改めて木がもたらすスケールの大きさを感じました。剪定も、スケールの大きい木に沿いながら、する作業なんだなあと思いました。
 今日、あんなちゃんに教えてもらったことを、ちゃんと心に落とし込んで、私も役割を全力で果たしたいなあと思いました。