【新春号②】「お正月遊び始まるよ! ――元日は、二人羽織豆ツマミ大会!――」つき

 二〇二一年元日、新年一番目のお正月遊びは二人羽織。オープニングは実行委員さんの寸劇から始まりました。椅子に座ったなおとさんが牛のかわいらしい仮面を付けた状態でギターを弾き、それに合せて実行委員のみんながパーフェクトの二人羽織バージョンの替え歌を歌ってくれました。なんとも言えないシュールな光景がとても面白かったです。

 ひとつめの種目は、二人羽織での豆つまみです。前で顔を出している人は、後ろの人を誘導し、後ろで箸を持った人は声を頼りに、トレーに入れられた豆をつまみ、豆腐パックに移します。制限時間一分半の間に、どれだけ多くの豆を移動できたかで得点が決まります。今年は前回までと同様、黒大豆、落花生、小豆、白大豆の四種類の豆に加えてスペシャルな豆がありました。

 金、銀、銅の色に塗られたサチャインチナッツです。オリンピックメダルにちなんで、〝サチャル〟というネーミングを実行委員さんが考えてくれました。形が平たく摘みにくそうでしたが、ネーミングも可愛らしくて、取ってみたくなる気持ちをそそられました。みんなからも、「ワー!」と歓声が沸きました。他の豆が五点や十点なのに対し金サチャルは三十点と、得点もスペシャルでした。

 今回、私はのりよちゃんとペアを組みました。のりよちゃんとできると思うと心強くて、すごく気合が入りました。スタートすると、誘導ののりよちゃんの声が聞こえにくい程の大きな声援で最初から大盛り上がりでした。

 のりよちゃんと私は、九十五点位獲得できました。ノーマル戦で一番高得点だったのは約百二十点程獲得していたゆりかちゃんとやよいちゃんペアでした。誘導も、お箸で掴むのもすごく息が合っていて、見えているのではないかと思う程スムーズでした。見ていても気持ちよかったです。

 初めて二人羽織をする人も楽しんでいるようで、暖かい雰囲気が嬉しかったです。ノーマル戦の後は、チームの代表として名人ペアが出場し闘う名人戦。制限時間は二分間に増えました。私ものりよちゃんと出場しました。ノーマル戦の反省を元に、のりよちゃんが大きな声で、「上!下! 少し左! はい、しっかりつかんで!」と言いながら誘導をしてくれました。

 後半で少し焦りがでて、惜しくも一点差で負けてしまいました。やはり焦りや緊張は禁物だなと思います。対戦相手だった、みくちゃん、はるかちゃんペアは金、銀、銅サチャルを全て取り、ゆっくりと確実に点数を稼いでいたのがすごいなと思いました。負けてしまったのは悔しいけれど、二人がとても格好良かったです。みくちゃん、はるかちゃんペアは、名人戦のチャンピオンになりました。

 最後は豆摘みリレー。羽織などはかぶらずに普通の状態で一人ずつ、御盆にある十数粒の豆をお箸で摘み、隣の御盆へ全ての豆を移し終えたら次の人にバトンタッチをしていく、というゲームです。単純で簡単そうに思えましたが、やってみると意外と難しかったです。一番小さくて滑りやすい小豆は、お箸から豆が逃げてしまい、とても摘みにくく苦戦していた人が多かったです。

 焦ると豆が弾んで御盆から出てしまったり、床に転がってしまって時間ロスになることも多々ありました。けれど、その度に場が盛り上がり、それも楽しかったです。どの対決も接戦が多かったため、そういった少しのミスが決着を付けたようにも思います。

 私がいたちさとちゃん、のりよちゃんチームはのりよちゃんが素早く作戦を立ててくれて、豆摘みリレーでは落ち着いて優勝することができてとても嬉しかったです。豆摘みリレー、たくさん盛り上がってすごく楽しめました。

 今年はいつも食事で使っているお箸ではなく、割り箸を使ったり、新しく金、銀、銅サチャルが登場したり、豆摘みリレーがあったりと、工夫があり新鮮な気持ちで遊ぶことができたな、と思います。最初の実行委員さんの寸劇から最後の罰ゲームまでとても楽しく充実した時間でした。