「みんなが好きでいてくれる」 みつき

1月8日

 成人式をなのはなで祝ってもらえることが、本当にありがたく思うばかりです。
  今日は1日中、ドレスなどの衣装を着て撮影をしました。雪が積もっていたので外にも出たのですが、正直とてつもなく寒かったです。 でも、みんなが手袋や上着をすぐ持ってきてくれたり、銀マットで包んでくれたり、走って帰ってあらかじめ部屋を暖めておいてくれたり、言い尽くせないくらい気遣ってくれて、本当になんて言えばいいのかわからなかったです。
 凍りそうなくらい寒かったけれど、みんなの配慮がすごくうれしくって、カメラに向かってポーズを撮るたびに「かわいい!」 「きれい!」と言ってくれると、なぜかその瞬間はまったく寒くなくて、 心があったまったのかなと感じていました。 
 リビングでも体育館でも、飾り作りや清掃、そしてファンファーレを練習したりと成人式のための準備をなのはなの全員がしてくれていること。お風呂などでも、みんなが成人式について笑顔で声をかけてくれること。申し訳ないくらいの感謝でいっぱいです。
  本当に、本当に、申し訳ないと思ってしまいました。わたしなんか、なのはなの子になりきれていないわたしなんかが、こんなに着飾っていいのだろうか、盛大に祝ってもらっていいのだろうか、そういう気持ちがどこかでありました。
 わたしは、思えば二十歳になることがすごく怖かったです。こんなに甘えて生きていて、学校にも行けない、普通に生活することができない。未来なんてない。二十歳になって、家族や周りの人に祝福される価値なんかない、だから誕生日を迎えたくない。二十歳になりたくない。 だからその日までに、死んでやろうと思っていました。でも、死ねなかったです。 
 そしてなのはなに来て、今こうして成人式を祝ってもらおうとしているのですが、申し訳ない気持ちもあるけれど、あたたかい気持ちも大きいです。 
だって、みんなが心の底からわたしとさりいちゃんの成人式を楽しみにしてくれて、喜んでくれていることが伝わってくるからです。みんながわたしをなのはなの1人として見てくれて、愛を与えてくれていると思えるからです。
  みんなが「素敵だよ!」 「惚れちゃいそうなくらい美しい!」って笑ってくれるわたしのことを、わたし自身がけなすのはもうやめたいです。みんなが好きでいてくれるわたしを、わたし自身が嫌うのはもうやめたいです。
 わたしは、「みつき」をすきになりたいです。
  なのはなのみんながしてくれるように、わたしも人を心の底から信頼して、受け入れて、愛したいです。みんなのようになるために、わたしは生きていかなければいけないと感じます。二十歳を、これから先を、生きていかなければいけないと感じます。
  なのはなのみんなが、だいすきです。
 式まであと1日、よろしくお願いします。