1月8日(金)「大切な2人をかこんで ――成人式準備の日」

1月8日のなのはな

 体育館の片づけ、掃除、飾り作りや、フォト撮影と、なのはなで成人を迎える2人のためにみんなで動いた1日だった。
 成人2人の、フォト撮影1日目。朝食後に2人のヘアメイクから始めた。みつきちゃんは午前は黒のドレスを着る予定。「強い女性になりたい」。みつきちゃんの芯の強さを引き立てるうような黒のドレスに合う、メイクをみんなで考えた。アイシャドウはブラウンゴールド。唇の色は落ち着いたオレンジ。サリーちゃんのメイクはみつきちゃんが、サリーちゃんの「優しい女性になりたい」というイメージにあった、天使のようなメイクに仕上げていた。チームのみんなで、衣装に合うヘアメイクの考案から、実際に施していく時間、一人ひとりが活き活きと楽しそうにしている様子だった。

 外は雪がうっすらと積もっていた。かにちゃんが、今日しか撮れない写真を撮りたいね、と白い世界の中へ、りなちゃんと一緒に試し撮りに行ってくれていた。見せてくれた写真には、りなちゃんが活き活きと写っていた。どの背景、構図、アングルで、どんな表情で撮りたいのか、かにちゃんのイメージが伝わってきて、成人の2人の顔が浮かんできた。

 黒のドレスを着たみつきちゃんは、椿の赤と深緑の背景、そしてちらちらと降る白い雪の中で、美しさが引き立っていた。点々と積もった雪景色の中に、柔らかい日のほうに視線を向けたみつきちゃんは凛としていて、静かな芯のある強さの中に、優しさもにじみ出ていた。撮影の合間には、チームのみんなが手袋を渡したり、上着を羽織らせみつきちゃんを温めていた。自然と「きれいだね」「幸せな気持ちになるね」とみんなが声に出していた。

 綺麗な2人と雪景色の中一緒に歩いていると、普段、歩いている場所が新鮮な風景に見え、みんなで旅行をしてきたように錯覚した。松の樹や葉に雪が積もっている幻想的な景色に、真っ白なドレスを着たサリーちゃんは本当に妖精のように見えた。両手に持った白いベールが、サリーちゃんの周りで綺麗に風に舞った。それもみんなで、どうしたら綺麗に舞うかな、と考えた。そんな過程が物凄く楽しかった。サリーちゃんの透明なエメラルドの眼には、暖かい光がたくさん写っていた。

 

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 みんなで目線や、構図、ポーズなどを考えて一緒に絵を描いているように感じた。ずっと、写真を撮っていたい。もっと、もっと魅力を引き出したい。そうみんなが感じているようだった。360度、どこから切り取っても美しい、こんな2人と一緒に、チームのメンバーと過ごさせてもらえた時間が本当にありがたいと思った。美しさはなんて、気持ちを満たしてくれるんだろう。心が隅々、新鮮な空気で満たされていく。

 午後も引き続き、今度は室内での撮影に入った。室内では気が付けばまちちゃんがバックミュージックを常に用意してくれていたり、ぬいぐるみを持ったりなちゃんやななほちゃんがカメラの向こうで応援してくれていたりした。さくらちゃんやなつみちゃんは声掛けをしながらライトアップ。とても暖かい空気だ。午後はみつきちゃんはこれは私が一押しで選んだベトナム土産と言われる赤のワンピース、サリーちゃんはエメラルドグリーンのあゆちゃんのワンピースを着ている。背景は、かにちゃんが前もって衣装に合う淡いグリーンと白を選んでくれていた。途中、白い背景に追加で赤のベールを吊るし、空間を演出する背景ができあがった。その中で、ダンスの振りのようなポーズなど、考えて行くのがすごく楽しくて、もっと2人に踊ってほしい、楽しんでほしいと思った。

 

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 午後は心なしか、2人とも女優ぶりが堂に入ってきたようだった。上品な表情、自信のある表情など、どこまでも2人の可能性や、魅力を感じて惹きつけられた。かにちゃんが、途中休憩を入れて撮影した写真を見せてくれた。こんな心配りもとても嬉しかった。みんなで観ながら、感嘆の声を上げていた。本当に贅沢な時間だった。また明日も、撮影に関われるのかと思うとワクワクする。ななほちゃんやなつみちゃんが、私も早く成人したい! 撮ってほしい! 一緒にポーズ考えてね。と言っているのがすごく可愛かった。みんなのお蔭で本当に楽しい1日だった。なのはなで、一人ひとりの成人のお祝いを、こうして本格的に写真やビデオに美しく残してもらえること、そしてその喜びをみんなで共有させてもらえることが、本当にありがたいと思う。

(まよ)

 

 

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 成人になるサリーちゃんとみつきちゃんは、撮影の真っ最中。撮影している部屋からは歓声が聞こえてきます。

 勝央町成人式は延期となりましたが、この時期に振り袖を着る2人を内々でもお祝いしようと、準備を進めています。体育館を式場とするため、飾りをみんなで制作しました。
 紙を5枚重ねにして蛇腹に折り、赤と白のおはなを作ります。それを糸で吊るし、お花の間には金の飾りをつけました。作った飾りは、体育館であゆちゃんや、まえちゃんたちが飾っていってくれて、体育館はすっかり成人式場となっています。思わず、「すごい!」と歓声を上げるような、ゴージャスな飾りつけに見とれてしまいました。

 

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 昨年成人式をしたときのことを思い出しながら、2人の振り袖姿を見られるのが楽しみでワクワクしています。何より、自分にもできることがあるんだと思うと嬉しくて、作っている時間がとても幸せだと感じました。

 カッターで紙をカットしたり、折ったりしていると、久しぶりにみんなと何か一つのものを作り上げることで達成感を感じられて嬉しかったです。明後日10日は成人式で、成人を迎えるサリーちゃんとみつきちゃんを精一杯応援しようと思います。

(さき)

 

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 式では、管楽器アンサンブルのメンバーでいくつかの演奏を担当します。
 これまでに演奏したことのある曲の中から、成人式に相応しい曲を選ぶところから始めました。
 テンポ感や曲の雰囲気を考慮し、華やかでなおかつ上品な曲を選ぶのは難しかったけれど、これだ! という曲が見つかったときはとても嬉しかったです。
 今回は、ヴィヴァルディの『春』、モーツアルトの『メヌエット』、そして、あゆちゃんとりゅうさんの結婚式で演奏したエド・シーランの『Perfect』をそれぞれ一部分を切り取った短いバージョンで演奏することになりました。

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 『Perfect』は式などでよく使われる曲ではないかもしれませんが、結婚式のときにボーカルのりゅうさんを囲んで全員でコーラスを歌った、特別に思い入れのある曲なので、今回の成人式にもより一層なのはならしさを添えられるような気がして嬉しいです。
 また、演奏する3曲のうちのどの曲も、今回の楽器の編成が元々なのはなにある楽譜の通りではなかったり、管楽器での演奏は初めてだったりするので、一番バランスの良い構成を考えて決めていく過程が楽しかったなと思います。
『メヌエット』はピアノの楽譜を各管楽器の音にさとみちゃんが読み替えてくれたり、『Perfect』はせいこちゃんがハモリや構成を考えてくれました。
 瞬時に楽譜を読み替えたり曲の構成を作っていく姿が自分には魔法のように見えて、そんな仲間がいることが幸せだなと改めて思いました。
 
 夜にはお父さんにも3曲を聞いてもらい、決めた通りの構成で練習を進めていけそうです。なのはなの手作りの成人式のBGMも生演奏でできることが嬉しいし、成人する子をお祝いする気持ちを音にも込めて、式を少しでも盛り立てられたらなと思います。

(ひなの)