「柔らかく、凛として」 ふみ

1月6日

○桃の剪定

 5日の午前、あんなちゃんとりなちゃん、ななほちゃんと桃の剪定をしました。
 開墾26aの白皇の剪定でした。
 あんなちゃんが剪定をする手元を、りなちゃんとななほちゃんとさせてもらいました。

 あんなちゃんが見て学ぶようにと声をかけてくれて、あんなちゃんが剪定する姿を見させていただきました。
 少し枝が混雑しているところを剪定していて、内側に上に伸びている枝や、細かい枝を剪定していました。枝の端から剪定する場合もあったり、少し枝を残して剪定する場合もありました。

 私は、あんなちゃんが剪定した枝の切り口に薬(トップジン)を塗りました。以前、あんなちゃんと剪定に入らせていただいたときに、切り口の端の方までちゃんと薬が塗れていないと、切り口から細菌が入ってしまうと教えてもらったことがあったので、切り口の隅までしっかり塗ることを心がけて塗っていきました。
 あんなちゃんがのこぎりで切った切り口はまっすぐでとても綺麗でした。

「反動がこないように、このくらいにしておこうかな」
「枝が少し暴れ気味だったから」
 1本1本同じ答えの木はなくて、すべて答えが違ってきて、あるべき姿を見つけて、剪定していくあんなちゃんを見ていたら、一つの芸術を見ているようでした。

「これはならし枝」
 あんなちゃんが教えてくれました。私は、桃の実をならすだけならしたら、剪定する枝と理解しました。

 あんなちゃんが桃の木を見つめて、どの枝を剪定するかを選び、潔く剪定していく姿が格好よくて、あんなちゃんの口角が少し上がっていて、あんなちゃんが桃の木を見つめる横顔が優しかったです。
 天気も晴れていて、脚立にのったあんなちゃんが青空の下で、ピンクジャンパーを着て、コントラストが美しかったです。

 色々なことを教えてくれながら、あんなちゃんの表情が柔らかく、時には凛としていて、あんなちゃんが桃の木を思う気持ちがまっすぐに伝わってきました。桃の木は、あんなちゃんに剪定されて嬉しそうでした。
 あんなちゃんの手つきを見させてもらっていて、無駄がなくて、どんどん剪定していき、仕上がった桃の木は、どの木も美しく、見させてもらっていて気持ちがよかったです。

 剪定しているあんなちゃんを見させてもらっていると、私もちゃんと仕事がしたいという気持ちになっていました。
 あんなちゃんのように、手際よく、やっていても気持ちがよい仕事がしたいと思いました。

 午前中の作業時間は、約2時間でした。最初にあんなちゃんが2本くらいできるかなと言っていたのですが、結果、5本は剪定が終わっていました。
 あんなちゃんのスピード感と、迷い無く、潔く剪定していくあんなちゃんが輝いて見えました。

 約2時間だったけれど、時間があっという間でした。もっとあんなちゃんの剪定する姿を見ていたかったです。そして、学ばせていただくことがたくさんあって、これからどんな作業をする上でも、あんなちゃんのような手際の良さと美しさをイメージして、この先に繋げていきたいです。