
1月3日のなのはな
午前中は、粘土で像作りをしました。テーマは『希望』。作るのは自分の顔でした。なのはなファミリーのお正月遊びでは、初めての試みです。
実行委員さんが作ってくれた、釘が打たれた木の土台に、布を巻き付け、ある程度丸みを持たせたところに、粘土を付けて形を取っていきました。
初めは、大胆に、特に後頭部の膨らみを意識し、形を作りました。そして、鼻、頬、おでこ、あごの膨らみを付けていきました。
こうして、私が迷いなく、粗方の形を作っていけたのは、昨年のお父さんのお誕生日会で、やや立体的なお父さんの顔を制作したとき、人の顔の凹凸を調べていたのが、頭の片隅に残っていたからでした。
しかし、問題は口と目。鏡と見比べながら、笑顔の口、笑顔の目の形を確かめつつ、先をとがらせた割り箸で、細かい部分を整えていきました。粘土は、彫刻粘土という種類のもので、柔らかく、細かい部分も柔軟に伸ばしたり、馴染ませたりすることができました。
『希望』というテーマに沿って、明るい気持ちになれるような印象になればいいな、という願いを込めて作りました。
自分に似せて作ることも、希望が感じられるようにすることも、とても難しかったです。作り方に迷ったり、思っていたようにならなかったりもしたけれど、そんな風に上手くいかない自分を、みんなと一緒に楽しめました。
最後は、もう少し作り込みをしていたい、と思うような2時間でした。
大きな目が人形のように可愛い作品、髪がダイナミックにウエーブした作品、作風は様々だけれど本人にとても良く似ている作品など、完成したみんなの顔が並びました。
どちらかというとリアルを追求して悩んでいた私は、並んだ頭像のそれぞれの作風に、気持ちが解きほぐされるように思いました。みんなの頭像が揃うことで、『希望』というテーマにぴったりの作品になったように感じました。
(さとみ)
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三が日の最終日です。この三日間朝から晩までみんなと色んな遊びをしました。
3日目の午後はこま回しとはねつき大会を行いました。私はどちらとも初体験です。
初めてやる遊びなのであまり上手ではなかったですが短い時間の間、本当に少しだけですが上達ができて良かったです。ですが悔しかったので次回はもっと上手くなっている様にしたいです。
まずはこま回しをしました。手ごま、糸引きごま、ブリキごまという種類があって、手回しごまは、普通に手でこまを回す。糸引きごまは糸をスッと引くと回るこま。
投げコマはアルミごまと木ごまがありました。
この最後のブリキごまが私はどうしても上手くできなくて悔しかったです。
なおとさんとのりよちゃんが見本をみんなに見せてくれた時はなんだがものすごくかっこよく見えて自分もできる様になりたいと思いました。
何度も挑戦しましたがこまがどこかへ飛んでいってしまったりして全然できませんでした。
それを見ていてお父さんが私にどうすれば回せるかアドバイスをくれました。平行に投げ着地させたい位置を目がけて投げる。
こまは地面に着地させてから糸を引くのではなく着地する直前の少しまだ空中に浮いている時に糸を引く。
教えてくれた通りにやってみると回せました! 小さくてくだらない事なのかもしれませんが新しい事をできる様になった時の喜びは本当に嬉しくてその時の喜びは宝物だなと思います。
こま回し大会はみんなすごく盛り上がっていて楽しそうでそんな幸せそうなみんなを眺めていると自分もそんな幸せな空間にいれてありがたいなと思いました。
〈コマ回し最後のお楽しみは、台の上でコマを回すことができたら
ミカンがもらえる! みかんコマでした。
各チームのコマ回し名人が腕を見せました〉
こま回しの後ははねつきをしました。これも初めてであまり上手くできませんでした。
卓球みたいなのかなと思いましたが全然違いました。
私はどれだけ頑張っても最高で45回しか続きませんでした。
中では200回以上続いたペアもいました。
羽をつく時は黒い玉を板の真ん中にあまり強くなく、優しくポンっと飛ばすと良いと教えてもらいました。
毎回同じ位置に羽を飛ばすと相手も返しやすく続くのでペアの相性も大事なのだなと気づきました。
私は羽を飛ばしすぎたり毎回飛ばす方向がバラバラだったので続かなかったのだと思います。
段々やり方は分かってきたのにもかかわらずそれを実行するのがむずかしかったです。
上手いペアを見ると全く同じポーズで同じリズム感、毎回同じところに飛ばしていてそうするとやっぱりいいんだなと思いました。
毎回ゲーム後には負けたチームに勝ったチームが顔に墨入れをします。
私が入っていたあゆちゃんチームは全部で四回墨入れされて午後の遊びが終わった頃には顔中がタヌキみたいな目やケツ顎やクレオパトラみたいな真っ黒いアイラインなどで墨だらけになりました。
負けたのは悔しかったですがものすごく楽しかったです。
なのはなに来なければこういう伝統的なお正月遊びをこんな大勢な仲間達とできることはなかったと思うのでものすごく貴重な大切な思い出として私の心中に残りました。
また次回が楽しみです。
(さりい)
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「ピッピ―! モーモー会議!」
昨夜のセブンブリッジ大会は、とても激しい戦いとなり、1位と最下位の点差は22158点。
ということで、セブンブリッジ実行委員として考えに考え、今夜は特別ルールを設けました。
お正月のセブンブリッジは2夜の点数の合計が最終結果となり、最後の最後まで結果が分かりません。
今年は丑年ということもあり、リビングがモーモー神社となりました。このモーモー神社には、様々な牛たちが祀られていて、ほしいカードが来る「こいこい牛」やポン、チーがよくなける「鳴き牛」などが各リーグにつき、試合の運気をサポートします。
まず最初の救済ルールは、4位と5位のチームが上がったら最初の3回戦のみ得点20倍。22158点の点差がどう挽回されるか、とても見どころ満載の試合となりました。モーモー神社の至る所から、「ポン」「チー」の掛け声や、勝利か悲しみか分からない叫び声も聞こえ、年始ということもあり、今年の運が試されました。
とても運が良く、勝ち続けるチームもあれば、大負けするチームも。時には大逆転をするチームもあり、とても賑やかです。そして迎えた中間発表。昨夜は1位だった黄色チームが3位に。そして、4位だったピンクチームが1位に。最下位は、驚くことに青チームとなりました。少し救済し過ぎてしまった所もありますが、まだまだ結果は分かりません。
後半戦の最初に、モーモー神社特製のおみくじを最下位の青チームにプレゼント。おみくじの中身は全6種類あり、『勝ったら得点3倍、5倍、10倍』や、『無条件で親』、『席替え』などのおみくじが入っていました。そして、気になる青チームが引いたおみくじはと言うと、『モーモー牛さんからの応援!』です。
私たちモーモー牛にとってはとても嬉しいくじで、青チームに応援のモーモーチアダンスをプレゼントです。とはいうものの、中間発表の1位と最下位の点差は15000点越え。応援も運気上昇の力になったのですが、もう1度おみくじを引いてもらい、『勝ったら得点5倍』となりました。
青チームが勝ったら得点5倍ということで、どのチームも負けられない戦いとなりました。試合中は、負けが続いているペアの人に神主さんやモーモー牛さんから御祓いを行ったり、1発上がりが続くリーグもありました。後半戦最後の試合はどのチームも得点10倍。最後の最後に、どのように順位が入れ替わるかは誰にも分らず、ドキドキハラハラの試合が続きます。
そして、お楽しみの結果発表。最終結果の1位は前半戦4位だったオレンジチームに。2位がピンクチーム。3位が黄色チームとなりました。そして、前半戦2位だったお父さんとお母さん率いる赤チームと前半戦最下位の青チームが残ります。罰ゲームとなるのは、青チーム。救済ルールを設けたものの、何があったのでしょうか、前半戦よりもマイナスの点が5倍にも膨らんでしまいました。
今回の罰ゲームは『単語で表現しよう』です。紙に書かれた感情や動作、状況などに合ったお題を声と表情だけで表現します。説明やジェスチャーはしないのですが、「照れた時のモー」や「美しいものを見てハ―」などのお題を基に擬音語で表現をするのがとても面白く、とても楽しい罰ゲームとなりました。
三が日最後のお正月遊び。セブンブリッジ大会がとても盛り上がり、今年も良い1年になりそうです。
(ななほ)