12月25日(金)「特別な朝 ――サンタさんからのプレゼント」

12月25日のなのはな

 朝の7時に目が覚めると、あることを思い出した。
 そう、今日はクリスマスだった。
 クリスマスといえばサンタさんからのプレゼント。
 けど、枕元を見ても、プレゼントらしきものはない。
 もしかして、バンド演奏を行なったクリスマス会や、ギター教室の発表会など、2回もクリスマスを祝うイベントがあったため、今年はもしかするとクリスマスプレゼントはないのかもしれない。
 ふとそんなことを思って、廊下に出てみるとびっくり!

 廊下には、赤色をベースに緑色のリースにサンタさんや、赤鼻のトナカイ、雪だるま、その周りに雪の結晶が散らばった、どう見てもサンタさんからのプレゼントとしか思えないデザインの紙袋が20袋くらいずらっと並んでいた。
 これはクリスマスの朝に見た幻かもしれない。そう思って、顔を洗いに洗面所に向かい顔を洗い終わって、廊下に戻ってくると、やっぱりサンタさんからのプレゼントらしき紙袋が並んでいる。
 これは幻じゃなかった。
 本当にサンタさんからのなのはなの子みんなに贈られたクリスマスプレゼントだ!
 そう思うと、早朝の肌寒さを忘れるくらい、胸がときめていて、高揚した気持ちになった。

 ドアを開き、リビングに入ると、私と同じように興奮した様子のりなちゃんと目があった。
 思わずふふふと言葉なく笑ってしまうのだった。
 中をのぞいてみると、畑用の長靴が入った箱が入っていて、サイズは25センチ! 私の足のサイズぴったりじゃないか。しかも私は、なのはなに来てから足のサイズが1.5センチ大きくなっている。新しい長靴がずっとほしいなと思っていたところにこのプレゼントがとてもとても嬉しかった。

 

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 さらにリビングの黒板の前の棚には、超ビッグサイズのプレゼントと、高さ50センチ横30センチくらいの紙袋のプレゼントが置かれてあった。
 これは、お仕事組さんサンタからのプレゼントだと思われた。

 なのはなの子約70人分のぴったり足のサイズがサンタさんに伝わったことがとても嬉しいなと思った。
 食事の席では、サンタさんからのプレゼントの話題で持ちきりだった。
 みんなが赤い新品の長靴を見て、頬を緩める光景に心が暖かくなる。

 サンタさん、とっても素敵なプレゼントをありがとうございました!
 
(やよい)

 

 

***

 

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 朝から盛男おじいちゃんと山へ入り竹を切り、午後は門松づくりを教えて頂きました。山に入ったり、おじいちゃんと1日過ごさせてもらい、気持ちがとても落ちついて元気が自然と湧いてくるのを感じました。

 朝は竹伐りから始まりました。赤いキャタピラ運搬機を運転されるおじいちゃんの後を追い、山に入っていきました。おじいちゃんは竹や南天がある場所へ案内してくださいました。緑の中に、赤い南天の実が映えていました。南天は難を福に変えるという意味もあるのだと教えて頂きました。

 

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〈南天という名前には、難を転じる、という意味もあるのだそうです〉

 
 
 切ってよいと言われる竹は直径20センチ、丈15メートルはありそうな大きな竹でした。のりよちゃんと一緒に鋸で切っていきました。こんなに大きな竹を切るのは初めてで、倒す時は恐ろしいくらいでした。おじいちゃんが倒した竹の枝打ちをしてくださいました。2メートル50センチの長さで竹を切っていき、運搬機に載せました。

 傍にあった南天も採ってよいと言ってくださいました。量感のある薄緑色の竹の上に、南天の赤い実と濃い葉の色がとても綺麗でした。赤い運搬機の上でおじいちゃんが竹と南天を運ぶ姿が、日本のサンタクロースのように見えとても格好よかったです。おじいちゃんは山の傾斜面を軽々と運転されていました。山の中では榊や、柊も見せてもらいました。

 

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 山小屋へ移動して、今度は「はな柚子」という名の柚子、それからシダを飾り用に摘ませて頂きました。竹から飾りから、全ておじいちゃんの山には宝のようにあって、教えて頂きながら作れるということがとても贅沢なことだと思いました。

 午後は門松づくりをしました。竹を45センチに鋸で切っていき、鉈で竹を割っていきました。鉈の先を竹の断面に真上から置き、金づちを上から振り下ろすとき、初めはひるむ気持ちがあったけれど、にくにくしい顔を思い浮かべればいいとおじいちゃんが冗談を仰って、やると気持ちよく切れました。竹を切るとスッコーンと気持ちの良い音がして、竹の中から「かぐや姫が出てきそう」と言い合いました。「破竹の勢い」で、とおじいちゃんは仰って、のりよちゃんが「気持ちいい!!」と本当に嬉しそうに笑っていました。断面の色はつやつやしていて本当に綺麗でした。貯金箱や、筆置きにもできるとおじいちゃんが教えてくださいました。

 

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   半分に縦に割った竹はさらに6等分ほどに割り、麻紐で今度は編んでいきました。割った竹の上下を見て、節が横に綺麗に並ぶように置きました。おじいちゃんが、見本を見せてくださり、一緒に編んでいきました。度々おじいちゃんが、息を合わせてくださるように感じて、優しくて嬉しくなりました。

 途中で白井さんが、竹を一緒に切ってくれたり、冷たい風が当たらないように風よけをつくってくださったことも嬉しかったです。

 

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〈中央に立てる竹もカットしました〉

 

 最後に編んだ竹をつなげ、中にのりよちゃんとさくらちゃんが運んできてくれた土を入れた袋を入れました。竹と土の間に藁を敷き詰め、形を整えました。
 明日は松や縄、南天、柚子などを飾ることになると思います。門松をおじいちゃんと一緒に作らせてもらえて、お正月を迎えられることがとても有難いことだと思いました。

(まよ)

 

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〈作業では他にも、落ち葉集めや、お餅つき大会の準備などを行ないました〉