「深め合った時間」 えみ

12月20日

*クリスマス会
 今日は午後から待ちに待ったクリスマス会がありました。朝目を覚ますと、外は真っ白。雪が降っていてびっくりしたけれど、ちょっぴり早いホワイトクリスマスのような感じがして嬉しかったです。
 練習期間中はチームのメンバー全員でそろうことがなかなかできなかったけれど、今日はみんないてくれて本番直前まで合わせることができました。全部のパートがそろうと、それだけ曲に厚みが増して演奏していてもすごく気持ちがよかったです。

 身支度をして、衣装に着替えるとやっと本番なのだという自覚が湧いてきて、急に緊張してきました。
 いよいよ、クリスマス会の幕開けです。なおちゃんとまゆこちゃんが司会として、トナカイとサンタクロ―スの姿をして出てきてくれました。2人の歌ってくれたなのはなクリスマスソングがすごく可愛くて、思わず笑ってしまいました。
 今回のなのはなのど自慢大会には全14チームが出場しました。どのチームの演奏も練習の時から少し耳に入ってきては本番まで楽しみに待っておこうという気持ちで半分耳をふさぐようにしていたので、今日全チーム聞かせてもらえて嬉しかったです。オリジナル曲もいくつもあって、お父さんの書いてくださったという歌詞もすごいなと思ったし、それを一つの演奏として形にできるみんながかっこいいなと思いました。
 
 どの曲も共感できる部分があって、演奏を聴いているだけで不思議と自分の気持ちを外に出してくれているような、そして心が洗われていくような感じがしました。
 私の中では、特にさくらちゃんたちチームとゆりかちゃんたちのチームの演奏が心に残りました。
 さくらちゃんたちのチームは、曲のタイトルが『脱いで』でした。「ふわっふわっ、もこっもこっ」の歌声がものすごく可愛くて、曲に込められて気持ちが自分にもぴったりなところがあって、聞いていて元気をもらえました。私もこの歌を歌って自分のふわふわもこもこした皮を脱ぎたいです。

 ラストを飾ってくれたゆりかちゃんチームの『行き止まり』は驚きを超えるほどの迫力があって、でもなぜか引き込まれるような魅力があったなと思います。曲の途中の「キャー!」という叫び声を聞くと、自分もなぜかすっきりとした気持ちにさせてもらいました。今までにない演奏だったけれど、音楽の原点が全部つまっている感じがして本当に素敵な演奏だったなと思いました。

 この他にもゆいちゃんやなおとさんのオリジナル曲や、ななほちゃんたちの『月光』、ひろこちゃんたちの『Bird Set Free』などなど、聴かせてもらっているだけでなのはなみんなからの希望や元気をもらいました。
 私はさとみちゃんチームで『Prisoner Of Love』を演奏させてもらいました。今回はなぜか本番ぎりぎりまで震えるような緊張はなくて、舞台に立った瞬間、みんなの顔が見えると急に緊張してきました。「音のヒカリ」チームは、最初は少人数だった2つのチームが1つになり、いつの間にか大人数になっていました。練習過程を通してこんな気持ちを伝えられるようにとか、こんなイメージをもって演奏しようとか考え、深め合っていった時間がすごく楽しかったです。本番、音響がそろった最高の舞台で演奏させてもらって自分たちも気持ちよかったし、前で聞いてくれていたみんなの目も温かくて演奏後お父さんから鐘の音をいただけたことも嬉しかったです。

 なのはなには、色んな所で長けている人がたくさんいて、音楽でも、スポーツでもたくさんの先生がいて、そんな環境がすごくありがたいなと思いました。今回もベースをやるとなった時にみかちゃんがベースを貸してくれて、教えてくれたり、なおとさんも弾き方のコツみたいのを教えてくれたりしました。
 クリスマスが終わっても、バンドの曲が10分おきぐらいに頭に流れてきます。廊下を歩いていても、色んな人が鼻歌を歌っていて嬉しい気持ちになるなと思います。今回のクリスマス会に向かう過程や本番を通して、改めてなのはなのみんなの優しさを感じました。仲間と力を合わせて、一つの大きいもの作りあげていく楽しさを教えてもらいました。今まであまり関わることのなかった人とも一緒のチームになって距離が縮まった気がしたし、家族全体が暖かい空気に包まれた感じがして幸せってこういうことだなというのを感じる場面がたくさんあったように思います。
 これからも3月の音楽祭に向けてみんなとさらにブラシュアップして高め合っていけるのが楽しみだし、より気持ちの伝わる演奏ができるように頑張りたいです。
 読んでくださりありがとうございました。