12月20日
*クリスマス会
今日は、クリスマス会当日だった。
朝起きると、そんなに寒くなかったのに、窓の外を見てびっくりした。以前ほどではなかったが、薄く雪が積もっていて、古吉野が今日も真っ白に染まっていた。
思わず嬉しい気持ちが込み上げてきて、クリスマスの神様からのサプライズのように感じた。
私は、さくらちゃんとひなのちゃんと、本当にたくさん練習をした。
お父さんやお母さんやあゆちゃんに、声をはっきり出すこと、粘っこく出すことを教えていただいてから、練習の方向性が見えるようになって、あるべき方向へ向かっていくことができるようになった。
「ふ・あ、ふ・あ、むぉ・こ、むぉ・こ、う・さ・ぎ・の、け・ぐぁ・うぁ」と、かなり粘っこく歌う練習をした。そうすると、出だしの言葉もはっきり出せるようになった気もした。
私は、「ぬごうー」という言葉がとても歌いにくかった。けれど、みんなと考えて「ぬごうぉー」という風に歌い方を変えると、とても歌いやすくなった。
本番直前は特に、練習するほど、歌うことが楽しくなっていった。
私は、かなりギターが未熟だった。けれど本番は、今までではとてもいい風に演奏できたので、ほっとした。
お父さんやまえちゃんに弾き方を教えてもらってから、どうすればいいかが分かって、それからの練習がとても楽しかった。
だから、3月にまた演奏できるチャンスがあれば、着実に練習をして、必ずもっといい演奏ができるようにしたい。ギターをもっと安定して弾けるようになって、もっと歌や、立ち姿勢も見せる人として意識できるようになりたい。また、間奏の部分はちゃんと強弱をつけて、確実に弾けるようにしたい。
私は、なのはなに来る前から、バンドでギターとボーカルをすることが夢だった。本当に夢がかなったので、とても嬉しい。
それも、お父さんに詞を書いていただき、自分たちで作曲した、自分たちの曲を演奏することができた。
本当に、こんなに嬉しいことはないと思う。表現をする機会を頂けることや、同じ表現したい志を持った仲間がいることや、たくさんの仲間に演奏を聴いてもらえることが、本当に恵まれていると感じた。
お母さんが、メンバーをもう2,3人増やしたらいいと教えてくださり、嬉しかった。
もうすでに、えみちゃんがさくらちゃんに入りたいと声をかけてくれた。実は私も、ベースを弾いているえみちゃんを見て、えみちゃんが来てくれたらいいなあとぼんやり考えていたので、なんだかとても嬉しかった。
まだ見ぬ、新しい仲間が増えることも、とてもわくわくするなあと思う。
あと、私は“脱フワガールズ”というチーム名もかなり気に入っている。脱フワしたい子に、是非入ってほしいなと思う。
みんなの演奏も聴かせてもらえて、本当に嬉しかった。
練習で薄っすらと耳にはしていても、ちゃんと聴くのはどれもこれも、初めてだった。13チームもあって、本当に面白かった。
私は、トロンボーンアンサンブルの曲が特に耳に残っていた。旅の気配、旅人の淡々と、隊をなして歩を進めていく情景が思い浮かんだ。
ああ、いいなあ、と思って、私も一緒に演奏したくなった。
ゆいちゃんの曲も、ギターや、聴かせどころがすごくかっこよくて、すごいなあと思った。私もそんな風に、はっきりと確実にギターを弾けるようになりたいと思った。
最後の袋小路突破隊は、「落としてきたよー! キャー!」のところで、思わず笑ってしまった。本当に、気持ちのいいくらい叫んでくれて、自分の分も叫んでもらっているようだった。
今回、下手とか上手いとか関係なしに、とにかく13チーム全員が、全力で表現して、演奏をしていたことが、すごいなと思った。なのはなでしかできない演奏会だと、思う。
私も、盛男おじいちゃんの感想が、なんだか嬉しかった。盛男おじいちゃんや、永禮さん、卒業生のたかこちゃんも、見てくれて、本当に嬉しかった。
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直近では、火曜日にアコースティックギター教室の発表会がある。
“奇跡の山”、本当に情緒があって大好きな曲だ。藤井先生も一緒に発表するのがとても楽しみで、残り短いが練習を詰めていきたい。
また、明日から年末の紅白歌合戦の準備が始まる。私は、今回初めてチームリーダーをさせてもらうことになった。私はあまりにも未熟だけれど、メンバーがお仕事組さんのよしえちゃん、まよちゃん、さやねちゃんに、さくらちゃん、ななほちゃんと、とても力強いので、いいものが作れると思う。
それに、次の集合時の発表でもやりたい曲があって、それの練習も楽しみだ。
演奏できる機会に恵まれていることは、本当に幸せだと思う。
いい演奏ができるように、普段からシャキッとして誠実な心持で生活していきたい。